映画「咲-Saki-阿知賀編」観てきたよ

映画「咲-Saki-阿知賀編」を観ました。

茨城では、とっくに上映が終わってたけど。
笠間でもロケやったんで、チェック入れがてらね。

まぁ、少女が集団で麻雀やるっていう時点で珍しいわな。

玄（くろ）ちゃんの成長とか、晴絵（役：南沢奈央）のトラウマ克服とか、少女たちの友情とか。
まぁ、麻雀を必ずしも知らなくても、楽しめるかな。
まだ原作も読んでないし、ドラマも観てなかったけど、それなりに楽しめました。

麻雀を多少なりとも知っている身としては、「をいをい」っていう設定てんこ盛りですが（笑）
あの「特殊能力」ってぇヤツが（笑）
反則だろソレ、っていうか（笑）
絶対、一緒に打ちたくない（笑）
挙げてみると・・・
山の奥（牌の山の深いところ）では、相手の能力を打ち消す
・・・高鴨穏乃（たかがも・しずの）阿知賀女子学院～ヒロイン～

ドラが集まりやすい
・・・松実玄（まつみ・くろ）阿知賀女子学院

「中」や萬子、赤い色を含む索子・筒子などの暖色系の牌が集まりやすい
・・・松実宥（まつみ・ゆう）阿知賀女子学院

最終形が筒子（ピンズ）の多メンチャンになりやすい
・・・鷺森灼（さぎもり・あらた）阿知賀女子学院

一巡先が見える
・・・園城寺怜（おんじょうじ・とき）千里女子高校

収穫の時（ハーベストタイム）：
オーラス前までのすべての局の捨て牌第１打が、オーラスで配牌として戻ってくる
・・・渋谷尭深（しぶや・たかみ）白糸台高校

複数で起こすワザも

園城寺怜に膝枕して蓄積されてきた力によって、和了の道筋が見える
・・・清水谷竜華（しみずだに・りゅうか）＋園城寺怜（おんじょうじ・とき）千里女子高校

リザベーション：
白水哩（しろうず・まいる）が飜数に縛りをかけて和了ると、鶴田姫子（つるた・ひめこ）は同じ局で倍の飜数で和了ることができる。
ザックリ言うと・・・
白水哩の飜数＝ｎであるとき、
鶴田姫子の和了≒（白水哩の和了）×２ⁿが成り立つ？
実際には基礎点が違うので、イコールにゃぁならないが。
・・・白水哩（しろうず・まいる）＋鶴田姫子（つるた・ひめこ）新道寺女子高校

しかし、一人リャンシ（二飜縛り）とかって（笑）

そして、トドメの化け物二人！

①絶対安全圏：他家の配牌が軒並み悪くなる。防御型の能力。
②ダブルリーチをかけ、山の最後の折り返し部分で暗槓、必ず槓裏が乗る。攻撃型の能力。
・・・大星淡（おおほし・あわい）白糸台高校

連続で和了るたびに打点が上昇する
・・・宮永照（みやなが・てる）白糸台高校～高校最強雀士～

もう笑うしかありません。
宮永は、ほっといたらどこまで打点が上がるのか、７倍役満以降を観てみたい気もしますが。
ルールにもよるけど、もう芝棒の分しか上がんないかと（笑）

しかし、特殊能力の発動シーンは、演出がデ～ハ～だねぇ。
星が飛び散り、大山鳴動する！
をじサンは、「ミスター味っ子」を思い出しちゃったよ（笑）

今回の映画で、一番のお気に入りは新道寺高校の花田煌（はなだ・きらめ）チャンですな。
「スバラです」が口癖のポジティブ・ガール。
高校最強雀士・宮永照に対する捨て駒にされたと知りながら、
「捨て駒は信頼されている証拠！」
って、どこまでポジティブなんだ！？（笑）
どこまでも果敢に挑み続ける姿勢！
そして白水哩との共同戦線で、宮永の連荘をストップ！
不甲斐ない云々・・・って言うシーンでは、をじサン、泣いちゃったよ。

しっかしまぁ、読めない名字・名前のオンパレードですな。
これがキラキラネーム世代か？（笑）

観に行く前は、少々落ち込み気味でしたが、しっかりパワーをもらって帰って来ましたよ。