やっと証拠が撮れた～笠間に侵入・アカボシゴマダラ～

アカボシゴマダラ。
7/29に目撃して以来、撮影する機会を窺っていたのですが、ようやく撮れました！

笠間にもアカボシゴマダラが侵入していた、ということですね。
今後、繁殖の有無を、来年の春くらいまでかけて、調べてみるつもり。

日本では、元々、奄美などにアカボシゴマダラの亜種がいますが、関東地方で分布を広げているのは、中国産の亜種を、誰かが放蝶したと見られています。
アカボシゴマダラが分布を広げることで、日本の在来種であるゴマダラチョウが減少すると考えられます。
「生態系被害防止外来種」（旧・要注意外来生物）に指定されています。
→過去の記事を読む
→我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト


分類：チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
前翅の長さ：４０～５３ｍｍ
分布：本州（関東地方）、奄美大島、徳之島、中国大陸、朝鮮半島、台湾
成虫の見られる時期：３～１０月
エサ：成虫・・・花の蜜、腐った果実、樹液
　　　幼虫・・・エノキ、クワノハエノキ
参考：虫ナビ