KONASUKEの部屋

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ヒメクロアツバ20210616

2021年12月22日 | チョウ目
ヒメクロアツバ。
ブレた画像なのが悔やまれます。

亜外縁線がミツオビキンアツバに似ていると思ったんですが、地色が違い過ぎます。
同属でしたね。

比較してみると、前翅は本種の方が丸く、幅広いようです。
腎状紋は、ミツオビキンアツバでは白抜きですが、本種では黒ベタです。

他の同属ではクロミツボシアツバと似ていますが、同種では前翅中央に黒い横帯があるようです。
ネグロアツバは、内横線の内側が暗色です。

①前翅前縁・外縁:丸味を帯びる
②前翅内横線:黒色、強く波状、細い
③前翅外横線
 ⓐ前翅前縁の黒紋
 ⓑ外方に強く曲がる
④腎状紋:黒色、半円形
⑤亜外縁線:黄褐色
 ©不明瞭
⑥翅頂の黒紋
⑦外縁線:黒点列
⑧後翅:前翅よりわずかに淡色

分類:
チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
15~20mm
分布:
本州、四国
山地
成虫の見られる時期:
6~7月、9月(年2化)
越冬形態?
エサ:
成虫・・・?
幼虫・・・不明
その他:
前翅は幅広く、外縁は丸味を帯び、地色は暗褐色。
黒色の内横線は、強く波状を呈して細い。
外横線は前縁の黒点から出て、腎状紋の直上から外方に強く曲がり、以降は波状を呈して下方に向かう。
腎状紋は大きく黒点で、ほぼ半円形なる。
亜外縁線は黄褐色。
前縁上で翅頂の黒紋に縁取られて明瞭だが、以後は不明瞭。
外縁線は黒色の点列。
後翅は、地色が前翅よりわずかに淡色。
♂の触角は繊毛状。
♂の前脚は毛束が発達し、ふ節は脛節の鞘状の突起とほぼ同長。
本州は主に日本海側で採集されているが、少ない種。
灯火に飛来することもある。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
北河内昆虫記
蛾モス
里山遊と里山望の灰ヶ峰の蛾類と鳥類
富山県産蛾類博物館
フォト蔵
四国産蛾類図鑑
あおもり昆虫記
bergkatze(べるくかっつぇ)
渓舟の昆虫図鑑
東京昆虫館
昆虫親父日記


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