KONASUKEの部屋

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シロスジアツバ20210616

2021年12月21日 | チョウ目
シロスジアツバ。
暗褐色の地色に、二本の黄色い横線が走るアツバ。
下唇鬚は大きく反り返ってますね。
触角が繊毛状なので、♂。

①前翅内横線:外方に湾曲
②前翅外横線:外方に湾曲、波状、輪紋はない
③後翅:横線が明瞭に連続する
④亜外縁線:前翅前縁でハッキリしている
⑤触角:♂は繊毛状、♀は微毛状
⑥前脚膝部:毛が密集して太い

分類:
チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
19~26mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~9月(年1~2化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類など広葉樹の樹液、花の蜜など
幼虫・・・広葉樹の枯葉
その他:
地色は黒褐色で、翅の表面はやや光沢がある。
淡黄色の内外横線は、外方に湾曲し波状となる。
(フタスジアツバは光沢がなく、横線は直線的。)
外横線に輪紋はない。
(フタスジアツバでは、外横線の中央に輪紋がある。)
後翅にも内外横線が明瞭に連続する。
(フタスジアツバでは不明瞭。)
亜外縁線は前翅前縁でハッキリしていますが、それ以外は細くかすれる。
♂の触角は繊毛状で、各節の一対の刺毛は長い。
♀は微毛状。
前脚の膝部は、毛が密集して太い。
(♂の特徴?)
2化目の個体は小さい。
広葉樹を中心とする樹林と林縁で見られる。
夜行性で、夕刻、日没直後から活発に飛翔する。
灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
終齢幼虫の体長は約16mm。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
ZATTAな昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
あおもり昆虫記
東京昆虫館
フォト蔵


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