KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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エゾヨツメ~ヤツは必ずこの山の何処かに居る!~

2020年04月07日 | チョウ目
エゾヨツメの後翅。
斜めから光を当てると、ぼ~っと青く光る。

正面からだと黒い。

コレ、後翅だけ落ちていたもの。
でもでも、これって、この山にはエゾヨツメが居るって証拠!
今年~来年の新たな課題が出来たな。
・・・って、素手で触ったらダメだろう!(笑)

分類:
チョウ目ヤママユガ科エゾヨツメ亜科
翅を広げた長さ:
♂65~70mm、♀90~100mm
前翅の長さ:
♂34~40mm、♀48~53
分布:
北海道、本州、四国、九州
北海道では普通、本州では山地性
成虫の見られる時期:
3月下旬~5月中旬(年1化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・食べない
幼虫・・・カバノキ、ハンノキ、シラカバ、ブナ、クリ、コナラ、カシワ、カエデ、ハウチワカエデ、ハルニレ、ナナカマド、オオバボダイジュなど
その他:
北方系の蛾。
日本産のヤママユガ科の中では、最も小型。
♂は茶褐色、♀は淡褐色。
♂の触角は羽毛状、♀は歯牙状。
翅の中央の紋は前翅では黒色で、中に「く」の字状の白紋がある。
後翅では紫藍色※で黒輪があり、中に⚓型の白紋がある。
※構造色のため、角度によっては黒色に見える。
狸に擬態している?
静止時に翅を立てる傾向がある。
♂は日没後すぐに、♀は20~21時頃、灯火に飛来する。
幼虫は5~7月に見られる。
若齢幼虫には、背中に5本の細長い突起がある。
頭の近くに目のような赤黒い模様がある。
体の側面に淡黄色の線が走る。
終齢幼虫の体長は約50~55mm。
落ち葉のすき間や枝の間などで繭を作って蛹化する。
イボタガとともに春の二大スター、さらにオオシモフリスズメを加えて春の三大蛾と称される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
広島大学デジタルミュージアム
蛾色灯。
夜間飛行-灯火にあつまる秋田県の昆虫-
芋活.com
あおもり昆虫記
北茨城周辺の生き物


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