スジクワガタの♂。
大アゴ含めて3㎝位かなぁ?
決して大きい個体ではないけど、大アゴの内歯は、まさにスジクワガタのソレです!
二本の内歯が合体したような、独特の形!
比較のため、コクワガタの画像。
内歯は一本。
あまり大きなクワガタではないし、地味だけど、KONASUKEは好きですね。
スジクワガタっていう名前は、♀や小型の♂の鞘翅に筋模様があるから。
でも、中型以上の♂には、その特徴がありません。
分類:コウチュウ目クワガタムシ科クワガタムシ亜科オオクワガタ属
体長:♂14~40mm、♀14~24mm
分布:北海道、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:5~10月(茨城県5月下旬~9月初旬)
幼虫、成虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ミズナラ、アカガシ、アラカシ、シラカシ、ヤナギ類、ニレ類などの樹液
幼虫・・・コナラ、クヌギ、アカガシ、アラカシ、シラカシなど広葉樹の湿った朽木
その他:黒色だが、地域により褐色化する。
♀と小型の♂は、上翅全体的に、前方から後方まで細長く、鮮明な点刻列があり、和名の由来となっている。
中型~大型の♂はこの特徴を欠く。
大型の♂は、頭部の長さより大アゴの長さの方が長く、大アゴの内歯は、二本が融合したような形状で隆起し、小型になるにつれ不明瞭になる。
(コクワガタ大型♂は内歯が一本)
中型の♂は、頭部の長さと大アゴの長さがほぼ等しく、内歯は一つで、中央よりやや前方にある。
(コクワガタ中型♂は、頭部の長さより大アゴの長さの方が長く、内歯は痕跡的で、中央よりやや後方にある。)
小型の♂は、頭部の長さと大アゴの長さがほぼ等しく、内歯は痕跡的で、中央よりやや前方にある。
(コクワガタ小型♂は、頭部の長さと大アゴの長さがほぼ等しく、内歯は痕跡的で、中央よりやや後方にある。)
コクワガタの小型個体では内歯が消失するが、本種では消失することはない。
コクワガタと同属で良く似ているが、大型・中型の個体は少なく、コクワガタより小さい。
♀はネブトクワガタ♀に酷似するが、
①上翅の縦隆条が細い
②大アゴの内歯が細い
点で区別できる。
※ネブト~では上翅の縦隆条が太く、大アゴの内歯が太く平たい
又、前脚の脛節は、前方に向かって広がる。
山地性で、個体数は少ない。
雑木林やブナ林、河川敷で見られる。
地上を歩いていることがある。
一般的に夜行性で、灯火に来るが少ない。
日中は樹液の出る木の、洞や根際の落ち葉の下などに潜む。
孵化した幼虫は、休眠せずに越冬し、翌晩春~初夏に蛹化する。
夏~初秋に羽化し、そのまま蛹室内で休眠し、翌晩春~初夏にかけて野外に出る。
羽化後2~3年越冬する個体もいるらしいが、詳細は不明。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
月夜野昆虫俱楽部
機械と虫の館
Wikipedia
大アゴ含めて3㎝位かなぁ?
決して大きい個体ではないけど、大アゴの内歯は、まさにスジクワガタのソレです!
二本の内歯が合体したような、独特の形!
比較のため、コクワガタの画像。
内歯は一本。
あまり大きなクワガタではないし、地味だけど、KONASUKEは好きですね。
スジクワガタっていう名前は、♀や小型の♂の鞘翅に筋模様があるから。
でも、中型以上の♂には、その特徴がありません。
分類:コウチュウ目クワガタムシ科クワガタムシ亜科オオクワガタ属
体長:♂14~40mm、♀14~24mm
分布:北海道、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:5~10月(茨城県5月下旬~9月初旬)
幼虫、成虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ミズナラ、アカガシ、アラカシ、シラカシ、ヤナギ類、ニレ類などの樹液
幼虫・・・コナラ、クヌギ、アカガシ、アラカシ、シラカシなど広葉樹の湿った朽木
その他:黒色だが、地域により褐色化する。
♀と小型の♂は、上翅全体的に、前方から後方まで細長く、鮮明な点刻列があり、和名の由来となっている。
中型~大型の♂はこの特徴を欠く。
大型の♂は、頭部の長さより大アゴの長さの方が長く、大アゴの内歯は、二本が融合したような形状で隆起し、小型になるにつれ不明瞭になる。
(コクワガタ大型♂は内歯が一本)
中型の♂は、頭部の長さと大アゴの長さがほぼ等しく、内歯は一つで、中央よりやや前方にある。
(コクワガタ中型♂は、頭部の長さより大アゴの長さの方が長く、内歯は痕跡的で、中央よりやや後方にある。)
小型の♂は、頭部の長さと大アゴの長さがほぼ等しく、内歯は痕跡的で、中央よりやや前方にある。
(コクワガタ小型♂は、頭部の長さと大アゴの長さがほぼ等しく、内歯は痕跡的で、中央よりやや後方にある。)
コクワガタの小型個体では内歯が消失するが、本種では消失することはない。
コクワガタと同属で良く似ているが、大型・中型の個体は少なく、コクワガタより小さい。
♀はネブトクワガタ♀に酷似するが、
①上翅の縦隆条が細い
②大アゴの内歯が細い
点で区別できる。
※ネブト~では上翅の縦隆条が太く、大アゴの内歯が太く平たい
又、前脚の脛節は、前方に向かって広がる。
山地性で、個体数は少ない。
雑木林やブナ林、河川敷で見られる。
地上を歩いていることがある。
一般的に夜行性で、灯火に来るが少ない。
日中は樹液の出る木の、洞や根際の落ち葉の下などに潜む。
孵化した幼虫は、休眠せずに越冬し、翌晩春~初夏に蛹化する。
夏~初秋に羽化し、そのまま蛹室内で休眠し、翌晩春~初夏にかけて野外に出る。
羽化後2~3年越冬する個体もいるらしいが、詳細は不明。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
月夜野昆虫俱楽部
機械と虫の館
Wikipedia
まぁ、言ってもマイナーなクワガタですから(笑)
最近は雑木林なんかも減りましたから、見る機会も少ないかも知れませんねぇ。