KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ミツノゴミムシダマシ♂230621

2023年06月08日 | コウチュウ目
ミツノゴミムシダマシ。
♂の頭部に3本のツノがあるゴミムシダマシ。

真ん中の角は平たくてY字状。

両側の角は、キリンの角みたいね。
まぁアレは厳密には5本だけど。

灯火に来ました。

①♂は頭部に3本の突起がある
 a)中央の突起:Y字型で直立・扁平、頭楯前縁から出る
 b)複眼内側の角状突起:金茶色の長捲毛を密生
②前頭側縁:複眼上に張り出すが、複眼を上下に分断しない(♂♀とも)
③触角先端4節:平たく潰れる
④上翅:点刻列からなる浅い条溝
⑤脚:赤褐色

分類:
コウチュウ目ゴミムシダマシ上科ゴミムシダマシ科ゴミムシダマシ亜科
体長:
13~18mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~10月(年1化)
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・枯木、カワラタケ等のキノコ
幼虫・・・キノコ
その他:
♂は、頭部に3本の角状突起があり、♀はこれを欠く。
角状突起の発達程度には連続性がある。
♂の複眼内側の太い角状突起は、前面から先端にかけて金茶色の長捲毛を密生する。
♂は頭楯前縁中央からY字型の直立した扁平角状突起を生ずる。
♀頭楯は中央が軽く膨隆する。
♂♀とも前頭側縁が複眼上に張り出すが、複眼を分断することはない。
(オオヒメツノゴミムシダマシでは♂♀とも複眼が上下に分断される。)
体色は艶消し状の黒色で、脚は赤褐色。
上翅は点刻列からなる浅い条溝がある。
触角端部4節は平圧される。
捕まえると、薬臭い茶色の汁を尻から出す。
広葉樹を中心とする樹林内で見られ、朽木の中にいる。
夜行性で、灯火にくることもあるようだ。
普通種で個体数も多い。
立ち枯れなどの樹皮下で単独越冬する。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE昆虫新版(学研プラス)
原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
広島大学デジタルミュージアム
昆虫エクスプローラ
ご近所の小さな生き物たち
あおもり昆虫記
自然観察雑記帳
岐阜県甲虫型録
昆虫綱Insecta
東京昆虫館
国産甲虫標本写真館
萌萌虫雑記帳
静岡の身近な昆虫たち
長池公園生き物図鑑
けろんの100円で昆虫採集!
こんなものを見た2
きのこ日和
明石・神戸の虫 ときどきプランクトン
冬鳥夏虫「長池公園ぶらぶら日記」

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