KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

タケトラカミキリ230616

2023年06月20日 | コウチュウ目
タケトラカミキリ。
外へ出ようとしたら、靴ベラに(笑)
竹の乾燥材に産卵し、幼虫で越冬、翌年蛹化、羽化・脱出します。
なので、竹製品から脱出することが多いのですが。
何から羽化した?君は(笑)
我が家には竹製品が多すぎて分からん(笑)

胸の背面に、人間の首から下みたいな黒紋があります。

分類:
コウチュウ目ハムシ上科カミキリムシ科カミキリムシ亜科
体長:
9~15mm
分布:
本州、四国、九州
平地
成虫の見られる時期:
6~8月(年1化、茨城県6~8月中旬)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・マダケ、モウソウチクの若いもの、ハチク、アズマネザサ、新しい竹垣、トウモロコシ、サトウキビ、花にも来る
幼虫・・・メダケやマダケなどの乾燥材、アズマネザサの太いもの
その他:
全体的に細長で円筒形、前胸は幅広く、背部に「火」の字形の黒紋がある。
黄土色、灰黄色、黄緑色地に、黒色の虎斑紋がある。
上翅は淡黄色の微毛を密生し、黒色の紋様を持つ。
♀は♂より大型。
枯れた竹類のザラザラした面、傷あと、裂け目などに産卵する。
割れ目や成虫の脱出孔は産卵される可能性が高い。
幼虫はやや扁平な円筒形、体は乳白色。
前額前部の黒褐色部に細かい横しわがあり、正中縫合線をはさんで1個ずつの剛毛を持つ凹みが接してある。
剛毛に3~4本長毛が混じる。
終齢幼虫の頭の幅約2.2mm、頭の長さ約1.7mm、体長約15mm。
幼虫孔は白粉状の屑で充満する。
幼虫が越冬し、翌5~6月頃、竹材内で蛹化する。
竹箒や竹垣にも侵入するため、害虫とされる。
生育中の青竹は加害されず、伐採直後の竹材に被害が多く、十分乾燥した竹材には被害が少ないという。
竹材について欧米に侵入した。
参考;
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅰカミキリ編(保育社)
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
エンビュークロップサイエンス株式会社
しぜんたんけんてちょう
カミキリ情報館
滋賀環境衛生
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
竹虎四代目がゆく!
KEI's昆虫採集記
野草JP
我が家の庭の生き物たち(都内の小さな庭で)
コトバンク
かなたけの里公園
長野県のカミキリムシ
ishida式
カミキリムシのいる風景
虫撮り散策記
狭山市の昆虫

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キリウジガガンボ230614 | トップ | ヒメコスカシバ230616 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hanano55rengesou)
2023-06-20 05:17:09
コナスケ様
え!
もしかしたら?モンキアゲハかも?
あの高尾山で見る白い線の入った大きなアゲハ?ですか?
確かに、幼虫は今までみたことがないくらい巨大なんです。
ナミ!じやありません。
ハラナガツチバチ類のキンケハラナガバチ、あとは、クサギカメムシ、
お教えくださりありがとうございました。     れんげ
返信する
Unknown (hanano55rengesou)
2023-06-20 06:08:01
追伸
刺激するとナミアゲハは、黄色い角と柑橘系の臭気をだしますが、こちらは、
威嚇するときには、赤い角を出していました。色々、お教えくださりありがとうございます。
返信する
Unknown (空と花)
2023-06-20 17:36:03
綺麗なカミキリムシですね。見たことないです。
返信する
hanano55rengesouさんへ (KONASUKE)
2023-06-20 20:41:23
コメントありがとうございます。
幼虫の帯の特徴、臭角の色から、モンキアゲハの可能性が高いと思います。
モンキアゲハは針葉樹林の林道などに蝶道を作るので、山の方に多いのは確かだと思いますが、平地にも分布しますよ。
返信する
空と花さんへ (KONASUKE)
2023-06-20 20:47:13
コメントありがとうございます。
竹垣や竹ぼうきなどからも発生するので、そのうち、目にする機会もあるかも知れませんね。
返信する

コメントを投稿

コウチュウ目」カテゴリの最新記事