シダクロスズメバチの女王と思われます。
冬越しするのは女王だけなので。
クロスズメバチ類は、大きさはアシナガバチと同じくらいか、むしろ小さいくらい。
とてもスズメバチ類とは思えない大きさですね。
攻撃性も、スズメバチ類の中では比較的穏やかな方。
クロスズメバチ類は、中部地方では「ヘボ」「ジバチ」と呼ばれ、「へぼ飯」という幼虫の炊き込みご飯が伝統的に食べられています。
比較的攻撃性が低いからこそ、でしょうね。
日本は仏教の影響が強くて、動物の肉を食べることを忌む傾向があるよね。
さらに海から遠い山間部だと魚も少ないので、貴重な動物性タンパク質だったんでしょう。
まぁ、再三書いてる通り、KONASUKEは次にスズメバチに刺されたら死ぬので、積極的に手を出そうとは思わないですけどね。
閑話休題。
「ツヤクロスズメバチ」であれば、腹部第1節の前縁に、中央で途切れる白色帯があるハズなので、除外。
問題は「クロスズメバチ」か?「シダクロスズメバチ」か?
頭楯にある黒い斑紋が、頭楯の下端に達すれば「シダクロスズメバチ」(「ツヤクロスズメバチ」も同様)、達しなければ「クロスズメバチ」なのだが。
あともうちょっと・・・下から撮れれば・・・残念!
確認できず。
もう一つの識別ポイント。
複眼のそばの黄白色紋。
これが三日月状に凹んでいれば「シダクロスズメバチ」。
凹みが少なく半月状であれば「クロスズメバチ」。
どうやら「シダクロスズメバチ」とみましたが、どうでしょう?
分類:ハチ目スズメバチ科
体長:働きバチ10~14mm、女王バチ16~18mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:3月下旬~12月(働きバチ6月~、雄バチ・新女王10~12月)
女王バチが冬越し
エサ:成虫・・・昆虫やクモなど
幼虫・・・成虫の与える肉団子
その他:比較的最近になって新種登録された。
クロスズメバチよりも僅かに大きく、山地性の傾向が強い。
(ツヤクロスズメバチは北海道以外では平地には分布せず、標高が高い所に生息。)
頭楯の黒い模様は、頭楯の下端に達する。
(クロスズメバチでは達しない。)
複眼のそばの黄白色の模様は、三日月状に陥入する。
(クロスズメバチでは陥入が少なく半月状。)
腹部第1節の前縁に白色帯はない。
(ツヤクロスズメバチでは中央で途切れる白色帯がある。)
閉鎖的な場所(土中、樹洞、屋根裏など)に、丸い巣を作る。
巣はクロスズメバチより大きくなることが多く、下部にかけて膨らむ。
性格は、スズメバチ類の中では比較的穏やかだが、人に危害を加えることもあるので注意が必要。
中部地方では「ヘボ飯」として、クロスズメバチとともに、幼虫を炊き込みご飯として食べる習慣がある。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
廊下のむし探険
生活110番
都市のスズメバチ
冬越しするのは女王だけなので。
クロスズメバチ類は、大きさはアシナガバチと同じくらいか、むしろ小さいくらい。
とてもスズメバチ類とは思えない大きさですね。
攻撃性も、スズメバチ類の中では比較的穏やかな方。
クロスズメバチ類は、中部地方では「ヘボ」「ジバチ」と呼ばれ、「へぼ飯」という幼虫の炊き込みご飯が伝統的に食べられています。
比較的攻撃性が低いからこそ、でしょうね。
日本は仏教の影響が強くて、動物の肉を食べることを忌む傾向があるよね。
さらに海から遠い山間部だと魚も少ないので、貴重な動物性タンパク質だったんでしょう。
まぁ、再三書いてる通り、KONASUKEは次にスズメバチに刺されたら死ぬので、積極的に手を出そうとは思わないですけどね。
閑話休題。
「ツヤクロスズメバチ」であれば、腹部第1節の前縁に、中央で途切れる白色帯があるハズなので、除外。
問題は「クロスズメバチ」か?「シダクロスズメバチ」か?
頭楯にある黒い斑紋が、頭楯の下端に達すれば「シダクロスズメバチ」(「ツヤクロスズメバチ」も同様)、達しなければ「クロスズメバチ」なのだが。
あともうちょっと・・・下から撮れれば・・・残念!
確認できず。
もう一つの識別ポイント。
複眼のそばの黄白色紋。
これが三日月状に凹んでいれば「シダクロスズメバチ」。
凹みが少なく半月状であれば「クロスズメバチ」。
どうやら「シダクロスズメバチ」とみましたが、どうでしょう?
分類:ハチ目スズメバチ科
体長:働きバチ10~14mm、女王バチ16~18mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:3月下旬~12月(働きバチ6月~、雄バチ・新女王10~12月)
女王バチが冬越し
エサ:成虫・・・昆虫やクモなど
幼虫・・・成虫の与える肉団子
その他:比較的最近になって新種登録された。
クロスズメバチよりも僅かに大きく、山地性の傾向が強い。
(ツヤクロスズメバチは北海道以外では平地には分布せず、標高が高い所に生息。)
頭楯の黒い模様は、頭楯の下端に達する。
(クロスズメバチでは達しない。)
複眼のそばの黄白色の模様は、三日月状に陥入する。
(クロスズメバチでは陥入が少なく半月状。)
腹部第1節の前縁に白色帯はない。
(ツヤクロスズメバチでは中央で途切れる白色帯がある。)
閉鎖的な場所(土中、樹洞、屋根裏など)に、丸い巣を作る。
巣はクロスズメバチより大きくなることが多く、下部にかけて膨らむ。
性格は、スズメバチ類の中では比較的穏やかだが、人に危害を加えることもあるので注意が必要。
中部地方では「ヘボ飯」として、クロスズメバチとともに、幼虫を炊き込みご飯として食べる習慣がある。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
廊下のむし探険
生活110番
都市のスズメバチ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます