KONASUKEの部屋

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ムラサキアツバ20200620

2020年09月04日 | チョウ目
ムラサキアツバ。
類似種のヨツモンムラサキアツバとの区別が難しいです。

①稲妻状の斑紋
②明瞭な薄褐色紋
③白点列
④明瞭な白紋
⑤後翅に目立つ黒点は無い

ヨツモンムラサキアツバでは、②が稲妻状の斑紋になるとのこと。
画像では③の白点列と繋がって見え、紛らわしいですが。
⑤に目立つ黒点もないですし、ムラサキアツバと判断しました。

分類:チョウ目ヤガ科ムラサキアツバ亜科
翅を広げた長さ:28~30mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~7月、8~9月
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・コナラ、クヌギ、ヤナギ類などの樹液
   幼虫・・・カワラタケ、シュタケ、コフキサルノコシカケ、シイタケ
その他:翅は暗紫褐色、外横線は黒色で外側に白点列があり、前縁付近に明瞭で大きな薄褐色紋、後縁付近にも小さめだが明瞭な薄褐色紋がある。
    内横線内側、前縁付近に稲妻状の薄褐色紋がある。
    後翅内側付近に発達した黒色紋はない。
    (ヨツモンムラサキアツバでは、白色点列前縁寄りが稲妻状になり、後翅内側付近に発達した黒紋がある。)
    ♂触角は各節一対の微毛を持つが、♀にはない。
    樹林と林縁で見られる。
    夜行性だが、灯火にはあまり来ない。
    糖蜜でおびき寄せられる。
    終齢幼虫の体長は約30mm。
    紫褐色地に不規則な屈曲した白線が縦走して、複雑な模様を呈する。
    体色には変異が大きく、個体によっては白色部が優占する。
    第3・4腹節に腹脚を欠くため、シャクトリムシのように歩行する。
    腹部背に隆起があり、特に第8節で目立つ。
    キノコの表面を削り取るように食べる。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   北茨城周辺の生き物
   病害虫・雑草の情報基地
   北海道病害虫防除所・北海道立総合研究機構


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