アカタテハ。
幼虫はアップしたことがあったけど、成虫はまだでした。
過去の記事150522 170827
221109撮影。
アカタテハの特徴は、後翅表の基部が幅広く褐色のべた塗であること。
こちらはヒメアカタテハ。
後翅表は後縁部を除いて模様があり、幅広い褐色のベタにはなりません。
こちらは241104のアカタテハ。
11月の初旬頃は撮影の狙い目かも知れません。
春先や夏ほど動きが活発でないので、撮りやすいですね。
分類:
チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
翅を広げた長さ:
50~60mm
前翅の長さ:
30~35mm
分布:
全国
平地~山地
成虫の見られる時期:
3~11月(年2~4化)
※秋に多い
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・樹液、キク類、アザミ類などの花の蜜、腐果
幼虫・・・カラムシ、クサマオ、ラミー(ナンバンカラムシ)、アカソ、コアカソ、イラクサ、ホソバイラクサ、エゾイラクサ、ミヤマイラクサ、ヤブマオ、サイカイヤブマオ、ニオウヤブマオ、カテンソウ、ラセイタソウ、オオイワガネなどイラクサ科の葉
※ハルニレ、マンシュウニレ、ケヤキ、オヒョウ、カナムグラ、ホップなども食べ、与えればエノキ、シダレヤナギでも飼育できる。
その他:
前翅頂付近は黒色で白色点がある。
後翅表面は、基部側が幅広く褐色で、外縁が赤く縁どられる。
(ヒメアカタテハでは幅広い褐色部はなく、後縁部を除いて橙色に黒色の模様がある。)
後翅裏面は灰褐色で白い網目模様がある。
性別による斑紋差は少なく、識別には前脚の構造と腹端の精査が必要。
飛び方は素早く、♂は夕方、山頂や尾根で占有行動をとる。
日当たりの良い環境を好み、山地では広い谷、平地では谷津田などに生息する。
移動性がある。
樹液における順位はタテハチョウ科の中でも低く、そのため訪花性が強い傾向にあるらしい。
越冬場所は人家の軒、ひさし、板塀、崖の下など。
冬季でも暖かい日は活動し、再び同じ場所に戻る。
九州では非休眠の各齢の幼虫や蛹で越冬する個体もある。
これらは4月ごろに羽化し、色彩や斑紋が夏に羽化するものと異なる。
標高600m以上の山地で年2回、600以下の山地で年3回、平地で年4回発生する。
八重山諸島では周年発生を繰り返す。
成虫は4月に、新芽や若葉に一卵ずつ産卵する。
卵は球形で緑色、複数の縦筋が走る。
幼虫は九州以北で5~10月に、南西諸島では通年見られる。
幼虫は黒褐色で背面に黄褐色斑があり、棘を持つ。
終齢幼虫の体長は約40mm。
食草の葉身の基部を少しかじって後、葉の表面を内側にして袋状の巣を作って中に潜み、巣の先端から食べ、巣が小さくなると別に新しい巣を作って移住する。
巣の中で垂蛹となる。
食草は雑草として刈り取られることが多く、幼虫や蛹は死滅する。
コキアシヒラタヒメバチ、チャイロツヤヒラタヒメバチ、ツマボシヒメバチ、ノコギリハリバエ、カイコノクロウジバエなどに寄生される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEポケット幼虫(学研プラス)
学研の図鑑LIVE新版昆虫
検索入門チョウ①(保育社)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
芋活.com
目に見えるいきもの図鑑
幼虫はアップしたことがあったけど、成虫はまだでした。
過去の記事150522 170827
221109撮影。
アカタテハの特徴は、後翅表の基部が幅広く褐色のべた塗であること。
こちらはヒメアカタテハ。
後翅表は後縁部を除いて模様があり、幅広い褐色のベタにはなりません。
こちらは241104のアカタテハ。
11月の初旬頃は撮影の狙い目かも知れません。
春先や夏ほど動きが活発でないので、撮りやすいですね。
分類:
チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
翅を広げた長さ:
50~60mm
前翅の長さ:
30~35mm
分布:
全国
平地~山地
成虫の見られる時期:
3~11月(年2~4化)
※秋に多い
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・樹液、キク類、アザミ類などの花の蜜、腐果
幼虫・・・カラムシ、クサマオ、ラミー(ナンバンカラムシ)、アカソ、コアカソ、イラクサ、ホソバイラクサ、エゾイラクサ、ミヤマイラクサ、ヤブマオ、サイカイヤブマオ、ニオウヤブマオ、カテンソウ、ラセイタソウ、オオイワガネなどイラクサ科の葉
※ハルニレ、マンシュウニレ、ケヤキ、オヒョウ、カナムグラ、ホップなども食べ、与えればエノキ、シダレヤナギでも飼育できる。
その他:
前翅頂付近は黒色で白色点がある。
後翅表面は、基部側が幅広く褐色で、外縁が赤く縁どられる。
(ヒメアカタテハでは幅広い褐色部はなく、後縁部を除いて橙色に黒色の模様がある。)
後翅裏面は灰褐色で白い網目模様がある。
性別による斑紋差は少なく、識別には前脚の構造と腹端の精査が必要。
飛び方は素早く、♂は夕方、山頂や尾根で占有行動をとる。
日当たりの良い環境を好み、山地では広い谷、平地では谷津田などに生息する。
移動性がある。
樹液における順位はタテハチョウ科の中でも低く、そのため訪花性が強い傾向にあるらしい。
越冬場所は人家の軒、ひさし、板塀、崖の下など。
冬季でも暖かい日は活動し、再び同じ場所に戻る。
九州では非休眠の各齢の幼虫や蛹で越冬する個体もある。
これらは4月ごろに羽化し、色彩や斑紋が夏に羽化するものと異なる。
標高600m以上の山地で年2回、600以下の山地で年3回、平地で年4回発生する。
八重山諸島では周年発生を繰り返す。
成虫は4月に、新芽や若葉に一卵ずつ産卵する。
卵は球形で緑色、複数の縦筋が走る。
幼虫は九州以北で5~10月に、南西諸島では通年見られる。
幼虫は黒褐色で背面に黄褐色斑があり、棘を持つ。
終齢幼虫の体長は約40mm。
食草の葉身の基部を少しかじって後、葉の表面を内側にして袋状の巣を作って中に潜み、巣の先端から食べ、巣が小さくなると別に新しい巣を作って移住する。
巣の中で垂蛹となる。
食草は雑草として刈り取られることが多く、幼虫や蛹は死滅する。
コキアシヒラタヒメバチ、チャイロツヤヒラタヒメバチ、ツマボシヒメバチ、ノコギリハリバエ、カイコノクロウジバエなどに寄生される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEポケット幼虫(学研プラス)
学研の図鑑LIVE新版昆虫
検索入門チョウ①(保育社)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
芋活.com
目に見えるいきもの図鑑
警戒心が強いので、なかなか近づかせてくれません。
昆虫を載せ始めてしばらく経つのに、マトモに撮れたのはこの2回だけです。