キシタホソバ。
これまで当ブログに掲載した種では、ムジホソバ、ヤネホソバ、キマエホソバ、ニセキマエホソバに似ています。
自分自身のためにも、ちょっと違いを整理してみましょう。
ムジホソバ、ヤネホソバは、胸部背面が、前翅前縁の縁取りの色と同色です。
キマエホソバ、ニセキマエホソバは本種より小型です。
①胸背面・前翅:灰色
②頭部:黄色
③前翅前縁:黄色い縁取りは細い
別名:
キベリホソバ
翅を広げた長さ:
春型32~36mm
夏型27~32mm
分類:
チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6月、7月~8月(暖地では9月に第3化が出る)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・口吻は退化しているという記述と、花の蜜などを食べるという記述がある
幼虫・・・地衣類
その他:
以前は旧北区に広域に分布する種の亜種とされたが、独立した。
個体変異が大きく、地理的変異も見られる。
頭部は黄色、胸部は灰色。
一般に前翅は暗い灰色で、前縁は細く黄色で縁取られる。
後翅は黄色。
北海道や本州中部の高地では前翅が淡色で、後翅の黄色も淡くなる。
屋久島産は後翅に赤味が加わる。
温暖地の第2化は小型(開帳30mm内外)だが、山地で夏にとれるものは大きい(開帳40mm内外)。
触角は微毛状で、各節から1対の針状物が出る。
雌雄を外見で区別するのは困難。
キマエホソバに似るが、本種の方が大きい。
樹林と林縁で見られ、特に湿度の高い渓流沿いの河畔林に多い。
夜行性で灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
幼虫は体色は黒色で、背面に橙色の縦筋模様がある毛虫。
幼虫は毒針毛を持ち、刺毛が皮膚に刺さると痛みを感じる。
ミヤマキベリホソバ(高山性)、ウスキシタホソバ(寒冷地性)と極めて良く似る。
幼虫で越冬し、春に蛹化、羽化する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
富山県産蛾類博物館
ChameleonArms221's diary
ZATTAな昆虫図鑑
写真で儲けたい男
YAMKEN
四国産蛾類図鑑
こん近のblog
身近な自然に癒されて
これまで当ブログに掲載した種では、ムジホソバ、ヤネホソバ、キマエホソバ、ニセキマエホソバに似ています。
自分自身のためにも、ちょっと違いを整理してみましょう。
ムジホソバ、ヤネホソバは、胸部背面が、前翅前縁の縁取りの色と同色です。
キマエホソバ、ニセキマエホソバは本種より小型です。
①胸背面・前翅:灰色
②頭部:黄色
③前翅前縁:黄色い縁取りは細い
別名:
キベリホソバ
翅を広げた長さ:
春型32~36mm
夏型27~32mm
分類:
チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6月、7月~8月(暖地では9月に第3化が出る)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・口吻は退化しているという記述と、花の蜜などを食べるという記述がある
幼虫・・・地衣類
その他:
以前は旧北区に広域に分布する種の亜種とされたが、独立した。
個体変異が大きく、地理的変異も見られる。
頭部は黄色、胸部は灰色。
一般に前翅は暗い灰色で、前縁は細く黄色で縁取られる。
後翅は黄色。
北海道や本州中部の高地では前翅が淡色で、後翅の黄色も淡くなる。
屋久島産は後翅に赤味が加わる。
温暖地の第2化は小型(開帳30mm内外)だが、山地で夏にとれるものは大きい(開帳40mm内外)。
触角は微毛状で、各節から1対の針状物が出る。
雌雄を外見で区別するのは困難。
キマエホソバに似るが、本種の方が大きい。
樹林と林縁で見られ、特に湿度の高い渓流沿いの河畔林に多い。
夜行性で灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
幼虫は体色は黒色で、背面に橙色の縦筋模様がある毛虫。
幼虫は毒針毛を持ち、刺毛が皮膚に刺さると痛みを感じる。
ミヤマキベリホソバ(高山性)、ウスキシタホソバ(寒冷地性)と極めて良く似る。
幼虫で越冬し、春に蛹化、羽化する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
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北茨城周辺の生き物
富山県産蛾類博物館
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