KONASUKEの部屋

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クルマバッタ

2017年09月25日 | バッタ目
クルマバッタ。

横から見ると、胸がアーチ状に膨らんでいるのが特徴。
名前の由来は、後翅の黄色い模様が、飛んだ時に、車のように見えること。
飛んでいるところを写真に撮れればいいんだけどね。
KONASUKEの腕ではムリかなぁ。
9/16撮影。

RDB:
絶滅危惧ⅠB類:山形県
準絶滅危惧種:埼玉県、東京都、鳥取県
情報不足:福島県、群馬県
要注目種:京都府
分類:
バッタ目バッタ亜目バッタ上科バッタ科トノサマバッタ亜科
翅の端までの長さ:
♂35~45mm
♀55~65mm
翅を含めない長さ:
♂26~36mm
♀46~56mm
分布:
本州、四国、九州、南西諸島
平地~山地
成虫の見られる時期:
7~11月(年1化)
卵で冬越し
エサ:
イネ科を中心として、様々な草本の葉を食べる
その他:
前胸背板は正中線が高くアーチ状に盛り上がり、後縁部は鋭く突出する。
(トノサマバッタ・クルマバッタモドキでは、前胸背版が直線的。)
前翅にハッキリとした白い切れ目模様が入り、黒斑はトノサマバッタよりも大きい。
(クルマバッタモドキでは切れ目模様がハッキリしない。)
後翅に中央部に半月状の黒色帯がある。
基部は鮮やかな鮮やかな黄色紋。
(クルマバッタモドキでは淡い黄褐色。)
翅を広げて飛んだ時に、車状に見えることが和名の由来。
通常見られるのは緑色型で、褐色型は少ない。
(クルマバッタモドキは褐色型が多く、緑色型はまれ。)
飛ぶとパタパタと軽い音を出す。
自然状態の良い森の近くの草地や、シバの生えた広い草地に生息するが、時にグラウンドや駐車場周辺など人工的な環境にも棲む。
首都圏では減少し、クルマバッタモドキよりはるかに少ない。
河川改修による河原、河川敷、堤防の草地環境の減少と環境悪化、採草地の放棄による植生遷移などが脅威となっている。
山間部では比較的多い。
茨城県内に生息する大型バッタ類の中では最も少ない。
キアシハナダカバチモドキ、ヌカダカバチに寄生される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門セミ・バッタ(保育社)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
直翅類.jp
海を歩くゲンゴロウ
倉敷昆虫同好会
こどもの国
宮内庁
日本のレッドデータ検索システム
京都府

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