KONASUKEの部屋

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ミスジツマキリエダシャク20200517

2020年08月03日 | チョウ目
ミスジツマキリエダシャク。
前翅の先(褄・つま)が切れたようになっているエダシャク。
灰白色地に黒褐色の筋があります。

①内横線
②中横線
③外横線
④亜外縁線

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:33~42mm
分布:北海道、本州、四国、九州
  平地~山地
成虫の見られる時期:5~6月、7~8月(年2化)
         幼虫で冬越し(北海道では蛹)
エサ:成虫・・・各種の花の蜜
  幼虫・・・アカマツ、クロマツ、カラマツ、アカトドマツ、スギ、ヒノキ、ハイネズなど
その他:前翅の先(つま)が切れたようになっているエダシャク。
   一般的に夏型は春型より濃色。
   ♂の前翅基部には刻孔がある。
   触角は♂が繊毛状、♀は糸状(違いはかなり微妙)。
   通常、外横線と中横線の間は暗褐色だが、そうならない個体もいる。
   外横線には凹凸があり、中央で台形に飛び出す。
   色調や斑紋の個体変異は、非常に顕著。
   モンシロツマキリエダシャクに似るが、亜外縁線上に白紋(あるいは黒紋)がない。
   後翅外縁は波状の凹凸がある。
   エダシャクには珍しく、触角を翅の上に寝せて止まる。
   針葉樹を中心とする樹林、植林地やその林縁で見られる。
   夜行性で灯火に飛来することも多く、また各種の花を訪れる。
   普通種で個体数も多い。
   終齢幼虫の体長は約30mm。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
  かたつむりの自然観撮記
  虫ナビ
  北茨城周辺の生き物
  富山県産蛾類博物館
  北海道立林業試験場・緑化樹センター


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