
ヒメノコメエダシャク。

触角が櫛歯状なので、♂ですね。
姫ですが、雄(笑)

オオノコメエダシャクに似ていますが、より小型です。
翅頂~外縁にかけて三つの尖った部分がありますが、オオ~に比べて突出しません。
(♀は翅頂が鋭く尖る。)

ところで、この蛾、いつも大抵、腹の先を左右どちらかに曲げて止まります。
そこで緊急アンケート(笑)
「あなたは普段、どちらに腹の先を曲げていますか?」
実施期間:20201021~1103
対象:北山公園内に集うヒメノコメエダシャクの皆さん
有効回答数:20/20
結果は・・・(♪ドラムロールの音)

左派・・・10頭

右派・・・9頭

日和見派真ん中派・・・1頭
半々のようです。
一番、つまんない結果かも(笑)
まぁ、偶然に左右されるであろうことは分かったので、良しとしましょう。
次は、同じ個体に癖があるのかどうか、飛ばしてみて検証する必要がありそうですね。
※北茨城周辺の生き物さんや北河内昆虫記さんによると、斜めに止まることが多く、その際、腹端を地面に向けるため、腹端を曲げて止まる姿勢になるようです。

①前翅頂と外縁沿いの出っ張り:翅頂はオオノコメほど尖らず、その下の出っ張りも小さい
(♀の翅頂はオオノコメよりも鎌状に細く突出する)
②外横線
③黒点列:外横線の翅脈上
④中横線:不明瞭
⑤後翅横線:離れていて、平行に近い
⑥後翅後縁:反り返ることが多い
⑦斜めに止まることが多い
⑧腹端を地面に向ける
⑨⑦⑧により、腹端を片方に曲げて止まる姿勢になる

旧名:キブシノコメエダシャク
分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:♂48~53mm、♀47~50mm
分布:北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:10~11月(年1化)
卵で冬越し
エサ:成虫・・・樹液、腐果
幼虫・・・ブナ科、ニレ科、バラ科、ニシキギ科、ミズキ科、ツツジ科、エゴノキ科、カバノキ科、ミツバウツギ科、キブシ科など各種広葉樹
その他:一般にオオノコメエダシャクより小型。
♂の前翅頂は、それほど強く突出せず、その下の出張りも弱い。
♀の前翅頂はオオノコメエダシャクより細く突出するが、その下の出張りは弱い。
(オオノコメエダシャクでは、前翅頂が鎌状に尖り、その下の出張りも強く尖る。)
色彩は一般に淡色で、♂の暗化した個体でも、オオノコメエダシャクのような濃い赤褐色にはならない。
多くの場合、外横線上の各脈に、黒褐色の点列が出来る。
中横線は不明瞭なことが多い。
(オオノコメエダシャクでは明瞭に出る場合が多い。)
後翅の二本の横線は、比較的距離を持って、平行に近い。
(オオノコメエダシャクでは比較的近く、後縁に向かって狭まる。)
後翅の後縁は、反り返ることが多い。
触角は♂が櫛歯状で、♀はほぼ糸状。
壁などに斜めに止まることが多く、その際、腹の先は地面に向けるため、腹端を、右や左に曲げた状態になることが多いらしい。
普通種で、同じく普通種のオオノコメエダシャクと混生する可能性がある。
幼虫は春~夏に見られる。
体色は黄色や白色など。
体側の黒線は、頭から腹の先まで、ほとんど切れない。
終齢幼虫の体長は約50mm。
参考:学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2「オオノコメエダシャクとヒメノコメエダシャク」
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達

触角が櫛歯状なので、♂ですね。
姫ですが、雄(笑)

オオノコメエダシャクに似ていますが、より小型です。
翅頂~外縁にかけて三つの尖った部分がありますが、オオ~に比べて突出しません。
(♀は翅頂が鋭く尖る。)

ところで、この蛾、いつも大抵、腹の先を左右どちらかに曲げて止まります。
そこで緊急アンケート(笑)
「あなたは普段、どちらに腹の先を曲げていますか?」
実施期間:20201021~1103
対象:北山公園内に集うヒメノコメエダシャクの皆さん
有効回答数:20/20
結果は・・・(♪ドラムロールの音)

左派・・・10頭

右派・・・9頭

半々のようです。
一番、つまんない結果かも(笑)
まぁ、偶然に左右されるであろうことは分かったので、良しとしましょう。
次は、同じ個体に癖があるのかどうか、飛ばしてみて検証する必要がありそうですね。
※北茨城周辺の生き物さんや北河内昆虫記さんによると、斜めに止まることが多く、その際、腹端を地面に向けるため、腹端を曲げて止まる姿勢になるようです。

①前翅頂と外縁沿いの出っ張り:翅頂はオオノコメほど尖らず、その下の出っ張りも小さい
(♀の翅頂はオオノコメよりも鎌状に細く突出する)
②外横線
③黒点列:外横線の翅脈上
④中横線:不明瞭
⑤後翅横線:離れていて、平行に近い
⑥後翅後縁:反り返ることが多い
⑦斜めに止まることが多い
⑧腹端を地面に向ける
⑨⑦⑧により、腹端を片方に曲げて止まる姿勢になる

旧名:キブシノコメエダシャク
分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:♂48~53mm、♀47~50mm
分布:北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:10~11月(年1化)
卵で冬越し
エサ:成虫・・・樹液、腐果
幼虫・・・ブナ科、ニレ科、バラ科、ニシキギ科、ミズキ科、ツツジ科、エゴノキ科、カバノキ科、ミツバウツギ科、キブシ科など各種広葉樹
その他:一般にオオノコメエダシャクより小型。
♂の前翅頂は、それほど強く突出せず、その下の出張りも弱い。
♀の前翅頂はオオノコメエダシャクより細く突出するが、その下の出張りは弱い。
(オオノコメエダシャクでは、前翅頂が鎌状に尖り、その下の出張りも強く尖る。)
色彩は一般に淡色で、♂の暗化した個体でも、オオノコメエダシャクのような濃い赤褐色にはならない。
多くの場合、外横線上の各脈に、黒褐色の点列が出来る。
中横線は不明瞭なことが多い。
(オオノコメエダシャクでは明瞭に出る場合が多い。)
後翅の二本の横線は、比較的距離を持って、平行に近い。
(オオノコメエダシャクでは比較的近く、後縁に向かって狭まる。)
後翅の後縁は、反り返ることが多い。
触角は♂が櫛歯状で、♀はほぼ糸状。
壁などに斜めに止まることが多く、その際、腹の先は地面に向けるため、腹端を、右や左に曲げた状態になることが多いらしい。
普通種で、同じく普通種のオオノコメエダシャクと混生する可能性がある。
幼虫は春~夏に見られる。
体色は黄色や白色など。
体側の黒線は、頭から腹の先まで、ほとんど切れない。
終齢幼虫の体長は約50mm。
参考:学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2「オオノコメエダシャクとヒメノコメエダシャク」
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
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