ヒョウタンカスミカメ族の1種。
日本産ヒョウタンカスミカメ族の図説検索を使ってみたけど、種の特定には至りませんでした。
①体は細長くアリに似る、全身黒色→クロヒョウタンカスミカメ
体は幅広く、半翅鞘の少なくとも内側半分は褐色→②へ
体色に褐色が混じっているので、クロヒョウタンカスミカメは除外。
まぁ、全体の体型に関しては、上からの写真がないので、体が細長いか、幅広いかは不明。
②銀白色鱗毛列より後方の半翅鞘革質部が、
全体に光沢がある→③へ
外半部のみ光沢がある→④へ
う゛ぅ~ん、フラッシュで光っちゃって、分かりません。
③触角第2節が筒状で、小盾板に3つの鱗毛からなる点がある→ツヤヒョウタンカスミカメ
触角第2節は先半部でやや膨らみ、小盾板に鱗毛を欠く→タイワンヒョウタンカスミカメ
触角の形状については、撮る角度によって違って見えるため、ちょっと判断が付きませんが。
小盾板に3つの点があることから、タイワンヒョウタンカスミカメは除外しても良さそうです。
④触角第2節は多少とも膨れる。前胸背板の幅は長さの約2倍で、側縁はほぼ直線的→⑤へ
触角第2節は筒状か先端で僅かに膨れる。前胸背板の幅は長さの2倍未満で、側縁は湾入する→⑥へ
上からの画像がないため、これも判断が付きません。
⑤触角第2節は第1節の約2倍の太さ、小盾板の鱗毛斑は縦長でU字状→ヒゲブトヒョウタンカスミカメ
触角第2節は第1節の約1.5倍、小盾板には鱗毛斑が3つある→マツヒョウタンカスミカメ
触角第2節はそれほど太くないし、鱗毛斑は3つあるので、マツヒョウタンカスミカメの方が近いと思われます。
⑥体背面は起立毛と匍匐毛を共に備える→⑦へ
体背面は匍匐毛のみで起立毛は頭部後縁、前胸背板前縁および半翅鞘後縁のみ→⑧へ
う゛ぅ~ん、毛は見えないなぁ。
⑦体は褐色。触角第2節は先端1/3が暗色。半翅鞘楔状部の鱗毛斑は帯状→ヒョウタンカスミカメ
体は暗褐色。触角第2節は全体暗色か先端に向かい徐々に暗化する。半翅鞘楔状部の鱗毛斑は小さい点状→オオクロヒョウタンカスミカメ
オオクロヒョウタンカスミカメの方が近いかな。
⑧触角第1節は淡褐色の腹面を除き赤褐色。半翅鞘楔状部の鱗毛斑は小さい点状→P.choii Josifov
触角第1節は全体淡褐色。前腿節は暗褐色または赤褐色を帯びる。Costal fractureに沿って鱗毛が並ぶ→⑨へ
鱗毛斑は点状なので、P.choii Josifovの方が近いかな?
ネット上には画像が見つからなかったので、ウラはとれない。
⑨以降は該当しないが、一応、載せていおこう。
⑨触角第2節はやや膨れる。後脛節は多少とも曲がる→ヒョウタンカスミカメ
触角第2節は筒状。後脛節は直線的→⑩へ
⑩触角第3節は第2節の約1/3の長さ、先端がわずかに暗色→ミツボシヒョウタンカスミカメ
触角第3節は第2節の約半分、先端半分が暗色→ヨモギヒョウタンカスミカメ
というワケで、有力なのは、
ツヤヒョウタンカスミカメ(体長3~3.5mm)
マツヒョウタンカスミカメ(体長5mm内外、アカマツで見られる。)
オオクロヒョウタンカスミカメ(体長4~5mm)
P.choii Josifov
の4つ。
中でもオオクロヒョウタンカスミカメが一番近いと思うんだけど。
つくづく、上からの画像が撮れないまま、逃げられたことが悔やまれる。
ヒョウタンカスミカメ族は、資料が少なく、生態がよく分かりません。
資料探しを含めて、今後の課題とします。
日本産ヒョウタンカスミカメ族の図説検索を使ってみたけど、種の特定には至りませんでした。
①体は細長くアリに似る、全身黒色→クロヒョウタンカスミカメ
体は幅広く、半翅鞘の少なくとも内側半分は褐色→②へ
体色に褐色が混じっているので、クロヒョウタンカスミカメは除外。
まぁ、全体の体型に関しては、上からの写真がないので、体が細長いか、幅広いかは不明。
②銀白色鱗毛列より後方の半翅鞘革質部が、
全体に光沢がある→③へ
外半部のみ光沢がある→④へ
う゛ぅ~ん、フラッシュで光っちゃって、分かりません。
③触角第2節が筒状で、小盾板に3つの鱗毛からなる点がある→ツヤヒョウタンカスミカメ
触角第2節は先半部でやや膨らみ、小盾板に鱗毛を欠く→タイワンヒョウタンカスミカメ
触角の形状については、撮る角度によって違って見えるため、ちょっと判断が付きませんが。
小盾板に3つの点があることから、タイワンヒョウタンカスミカメは除外しても良さそうです。
④触角第2節は多少とも膨れる。前胸背板の幅は長さの約2倍で、側縁はほぼ直線的→⑤へ
触角第2節は筒状か先端で僅かに膨れる。前胸背板の幅は長さの2倍未満で、側縁は湾入する→⑥へ
上からの画像がないため、これも判断が付きません。
⑤触角第2節は第1節の約2倍の太さ、小盾板の鱗毛斑は縦長でU字状→ヒゲブトヒョウタンカスミカメ
触角第2節は第1節の約1.5倍、小盾板には鱗毛斑が3つある→マツヒョウタンカスミカメ
触角第2節はそれほど太くないし、鱗毛斑は3つあるので、マツヒョウタンカスミカメの方が近いと思われます。
⑥体背面は起立毛と匍匐毛を共に備える→⑦へ
体背面は匍匐毛のみで起立毛は頭部後縁、前胸背板前縁および半翅鞘後縁のみ→⑧へ
う゛ぅ~ん、毛は見えないなぁ。
⑦体は褐色。触角第2節は先端1/3が暗色。半翅鞘楔状部の鱗毛斑は帯状→ヒョウタンカスミカメ
体は暗褐色。触角第2節は全体暗色か先端に向かい徐々に暗化する。半翅鞘楔状部の鱗毛斑は小さい点状→オオクロヒョウタンカスミカメ
オオクロヒョウタンカスミカメの方が近いかな。
⑧触角第1節は淡褐色の腹面を除き赤褐色。半翅鞘楔状部の鱗毛斑は小さい点状→P.choii Josifov
触角第1節は全体淡褐色。前腿節は暗褐色または赤褐色を帯びる。Costal fractureに沿って鱗毛が並ぶ→⑨へ
鱗毛斑は点状なので、P.choii Josifovの方が近いかな?
ネット上には画像が見つからなかったので、ウラはとれない。
⑨以降は該当しないが、一応、載せていおこう。
⑨触角第2節はやや膨れる。後脛節は多少とも曲がる→ヒョウタンカスミカメ
触角第2節は筒状。後脛節は直線的→⑩へ
⑩触角第3節は第2節の約1/3の長さ、先端がわずかに暗色→ミツボシヒョウタンカスミカメ
触角第3節は第2節の約半分、先端半分が暗色→ヨモギヒョウタンカスミカメ
というワケで、有力なのは、
ツヤヒョウタンカスミカメ(体長3~3.5mm)
マツヒョウタンカスミカメ(体長5mm内外、アカマツで見られる。)
オオクロヒョウタンカスミカメ(体長4~5mm)
P.choii Josifov
の4つ。
中でもオオクロヒョウタンカスミカメが一番近いと思うんだけど。
つくづく、上からの画像が撮れないまま、逃げられたことが悔やまれる。
ヒョウタンカスミカメ族は、資料が少なく、生態がよく分かりません。
資料探しを含めて、今後の課題とします。
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