100回登っても飽きない金剛山

世界に誇る回数登山の山、金剛山!
大阪府最高峰、年間登山者数120万人を誇る名山を登り尽くす!

コロナ、長雨、そして骨折、、、

2021-08-20 18:10:32 | 残念
今月1日に400回を達成してから、金剛山へは20日間も行けておりません。。。

コロナによる緊急事態宣言に加え、お盆前から続く異常な長雨。
そして私自身の骨折という、3重苦が原因です。

ちなみに、股間強打による恥骨の亀裂骨折。。。

なので、今回記事は(ぶつけた場所が場所だけに)生々しく、そしてけっこうな長文なので、
ご興味ある方だけ、お読みいただければと思います。
また、金剛山とは関係ありませんので。。。



さて、事故発生は、実家の庭。
深い側溝(下写真)の草むしりをしているとき、かなり無理な体制で手を伸ばした拍子にズルっと足が滑って、
コンクリートの角に思いっきり股間を打ったわけです。


潰れた!!と思いました。

痛いというよりも、目の前が真っ白になって、一気に血の気が引いていくのが分かりました。
そして吐き気が。。。
なぜか股間よりも、下腹部に鈍痛が走ります。

しばらくはまったく動けず。
5分くらいして、何とか動けるようになるも、怖くて股間は見れず。

とりあえず服の上から触って、血が出ていないことを確認。
もう5分くらいしてから、恐る恐る、確認。

なんだか鼠径部あたりに、ピンポン玉強の膨らみができています。
これを見て最初は、「ぶつけた勢いで、睾丸が体内にめり込んだ」と思ってしました。

冷静に考えればそんなわけないですが、このときはパニック状態。
そんなことを思うと、余計に気分が悪くなって、また吐き気が。

陰部も異常に膨れ上がり、変なところに、しこりができてもいます。
この時点では、ぶつけた箇所をまだ正視できずに、脂汗をかきながら、1時間以上、とにかく仰向けになっていました。

今思えば、この時点で救急車を呼んでも良かったかもしれません。

そして1時間以上経って、ようやくマシになってきて、歩けるようになります。
吐き気もおさまました。
陰部は異常に膨れ上がっているものの、じっとしていれば、それほどの痛みではなくなってきました。

ただ、最低限の動きができる程度で、その日はその後、ほぼ横になっていました。


【人生初の、泌尿器科へ】

2~3日して腫れや痛みはかなりマシになるものの、とても走ったりできる状況ではなく、
また、陰部全体がグロイ紫色に染まります。
動くとしこり部分が痛く、さすがにこれは病院へ行かねば、、、と。

この時点で、直接打ち付けたのは、どうやら陰部ではなく、鼠径部だったかな、と推察できる余裕もできていました。
ただ、場所が場所だけに、整形外科ではなく、あえて泌尿器科へ行ってみました。
人生初の泌尿器科で緊張します、まさか、こんな理由で行くことになろうとは。

泌尿器科では、初診ということで、(来院原因問わず)いきなり尿検査。
いや、違うんだけどな・・・と思いつつ、期せずして健康診断を受けることができました(異常なし)。

そして診察で、股間強打の話をすると、医者に「いや、君、それは整形外科だろう」と。

なんだかすみません、ってな空気になりました。
医者には、「俺、専門ちがうのに・・・」と、若干嫌みを言われつつも、触診とレントゲン。

すると、「恥骨、折れているかもしれない」「しこり、血の塊かもしれない」とのこと。
そして言うには、「恥骨は折れてたら、入院」「血の塊は、切開して取らないと」と。

これには、また血の気が引きます。
まさか、そこまで重症とは、、、たしかに強打してしばらくは最悪のことも考えましたが、
一応、痛みはマシになってきていたので、ちょっと楽観視していたようです。

そこで紹介状を書いてもらい、整形外科と泌尿器科のある総合病院へ。


【骨折判明、そして陰部はMRI検査も、、、】

整形外科ではもう一度レントゲンを撮って見てもらい、恥骨の亀裂骨折が判明。
まぁ、いわゆる骨にヒビですね。
もっとポッキリいってたら入院(絶対安静)でしたが、それはなんとか逃れました。
そして、場所が場所だけに、安静にするしかないのこと。

泌尿器科では診察のうえ、MRI検査。
おそらく、人生初のMRI(今回、人生初をイロイロ経験しています)。

全身を固定され、巨大な筒の中に入って、ガー、ビー、とうるさい音に30分ほど耐える検査です。
これ、人によってはかなりキツイのでは、、、と思いました。
実際、問診では「閉所恐怖症ではないか?」などいろいろ聞かれました。
個人的には、昔に指宿で入った砂風呂みたいで、ちょっと面白かったですが。

で検査の結果、やはり、しこりは血の塊でした。
というか、陰嚢の中全体に血が広がっている状態で、睾丸が下の方で圧迫されていました。
そう、自分で触っても、睾丸が1つ確認できなかったので焦っていましたが、そういうことだったんですね。

これを見て、「陰嚢を切開して、血の塊を出して、キレイに掃除して、、、」と、
医者が怖いことを言い始めます。

個人的には、恥骨骨折よりも、こちらの方が深刻です。
ただ、いろいろ話するうちに、「僕は外科なんで、できれば切りたいんだよね、でも、このまま様子見てもいいかも、、、」と、救いのお言葉が。

はい、経過観察でよろしくお願い致します。

なので、経過が悪いと、まだエライことになる可能性はありますが、
おそらくは、このままやり過ごせることになりそうかと(しばらくは定期的に診察)。


【ぶつけたときは、即、冷やすべし】

いずれにせよ、かなり出血していたみたいで、これには、すぐに冷やさなかったことを激しく後悔。

打撲は即、冷やす。
これでもか、というくらいに冷やす。

しっかり冷やすことで血管が収縮し、内出血をかなり抑えることができるわけですね。
高校時代にスポーツ(柔道)をやってので、身に染みて、分かっていたはずなのに。
今回、これを怠った(というか、それどころではなかった)ことが、大きな反省です。

少しでも反面教師にしていただければ幸いです。
あと、靴裏がツルツルになったサンダルは、即、新しいものに買い替えましょう。
今回、速攻で新しいサンダルを買いました。


【まさかの出番、ローチェアー】

実は先日、次に金剛山に登ったときの「お楽しみ」として、折り畳み式ハンモックローチェアーをゲットしておりました。

これで山頂でのんびり、チェアーリング(自然の中などで、ただただイスに座ってくつろぐこと)を楽しもうかと。

今回、安静にということですが、さすがにずっと寝てはいられません(体はいたって好調)。
かと言ってデスクチェアーに長時間座っているのは、ヒビの入った恥骨&血の詰まった陰嚢にはよろしくありません。

そこで偶然ですが、このハンモックチェアーがバッチリなのです。
やさしく体全体を包み込むように座れるので、恥骨&陰嚢への負担は少なく、リラックスできます。
しばらくはこれで、部屋で読書三昧となりそうです。

と、最後にムリヤリ、金剛山をからめてみました。


さて、腕や足を骨折したことのある人は多いと思いますが、恥骨骨折はそれほど多くはないと思うので、
今回の事故で、武器(ネタ)が1つ増えたと思えば少しは救われます。
転んでもタダでは起き上がらない根性は健在でございます。
将来、何か病気になったときは、たぶん、闘病記的な本を出版するかと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 想定外の豪雨&雷でのメモリ... | トップ | リハビリ自転車、南へ南へ・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

残念」カテゴリの最新記事