いまさらだけど、田村裕の「ホームレス中学生」読みました。
文章はいまいちだけど、逆に本人が書いている感じがしました。結構面白かったし何より著者の人柄に感動します。
前にテレビで著者はインタビュー受けていたけど、ほんとにいい人でした。
本心からいろいろ感謝している感じで、そこが素晴らしいと思いました。
ちょっと、彼がマザコンなのが気になりますが仕方ないなあと思います。
確かにお兄さんとかもしっかりしているから、お母さんは素晴らしい人だったとは思いますが、ちょっと偶像視されてます。まあ、誰も亡くなった人には勝てないですから。
でも、お父さんは・・・。ちょっとありえない位ひどいです。いくら事情があったとはいえ、「解散」って一言で要は子供を路頭に捨てた訳だし・・・。
でも著者は、インタビューでお父さんは本当にすごい人で自分もそうなりたいと言ってました。そして、お礼をしたいと行方不明だったのを探し出したらしいです。
ただ、公園で生活した!ってキャッチが強烈すぎます。あまりにうそくさくて初め眉つばでしょうって思って逆に読む気になれませんでした。
今回も妹が結構面白いよって貸してくれたので、やっと読む気になりました。
余談ですが、公園の滑り台。写真では水色だけど、茶色だったら、ほんとにウンチ以外の何物でもないです。笑えます。作った人は何考えてたんでしょう