阪神・淡路大震災で大切な人を奪われた4人の女性それぞれの20年の話
トンガがキーポイントとなっている。
そして、発行日は、あの阪神・淡路大震災からちょうど二十年目の日(二〇一五年一月十七日)。
最後の話なんか特に自伝じゃないかと思って検索したほど。
自伝とまではいかないけど、自身の震災体験や青年海外協力隊員としてトンガに赴いた
“自伝的要素”を複数のヒロインの経歴に織り込んだとらしいです。
最初の話は、ちょっと作りすぎでいつもの湊パターンかと思ったけど
あとは重いけど、考えさせられました。
特に4作目は、この間の東日本大震災で、まず最初に安全を確認したい人は誰か、
その逆の誰が自分を心配してくれるのかで、身につまされたので共感しました
申し訳ないけど、もう阪神大震災は昔のことで、すっかり元通りと思ってしまいがち
だったと反省しました。
2015年 28作目 ★★★
ストレッチ ポールやったのに筋肉痛だよお