読書物語335

もどりました

模倣犯

2007-11-29 17:12:32 | ドキドキの本
昨日、宮部みゆきの「模倣犯」読み終わりました。
おかげでここのところ寝不足です。
暗い道も前より不気味だし、戸締まりも何度も確認してしまいます。

楽園先に読んでいても楽しめました。
読者には早い頃から犯人わかってるんですものね。
前畑滋子はずっと真犯人に気付かないのに、どこで決定打放つのかと思っていましたが、
最後の最後にきっちりやってました。
要は、子供と同じように「真似っこ乞食」って言われて、我を忘れてしまうって感じですね。

現実でもしゃべり過ぎる関係者は、真犯人だったりするし。
坂出の殺人事件では、犯人捕まったけど、マスコミは絶対違う人が犯人と
ほのめかしてた感じがする。多分よくしゃべるという理由から。
メディアって怖い。

猟奇事件も細かく報道し過ぎだと思う。
細かく報道することで、何かよいことあるのかしら。
それを真似ることで、初めから考える手間が省けるから、
一歩酷い犯罪になってるだけな気がします。

結局、なるべく犯罪から遠い位置にいるように用心するしか無いのかな。


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