こてしゃん日記

愛猫(コテジ)の話題を中心に広く浅く多趣味な日常の出来事を家族で綴ってます。

手作り味噌

2011-01-24 06:25:43 | 食材活用

「味噌の仕込みは大寒の水を利用するもの」と、母親の教えを忠実に実行するため、

今シーズンも大寒を少し過ぎたこの時期に味噌作りをしました。


まずは材料(大豆・米麹)の調達からです。

大豆は近くの米穀店で購入することができず、産直市やJA系列の店を探してみたもののかなり割高。

結局、車で40分程の毎年購入している商店で購入しました。

500円/kgの大豆(北海道産)を3kg購入。

一番高かった産直市に比べると半額です。


次に米麹です。

麹の必要量は大豆の1.5倍、で4.5kgを購入。

こちらは近くの醤油を製造している店で分けて頂きました。



作り方

①材料   大豆 3kg   米麹 4.5kg   塩  1.5kg


②大豆を水で戻す
 ・前日から購入した大豆をよく水洗いし、水につけて戻す。
  (12時間前後が目安です。)
  (水に漬けると倍以上の大きさに膨らむので、大きめの容器でたっぷりの水に漬けます。)


③大豆を煮る
 ・水に漬けておいた大豆をザルに上げ、水をきった後に鍋へ移す。
 ・指で簡単に潰れるくらいまで煮る。
  (3時間くらいが目安です。)


④塩切り麹を作る
 ・大きなボウルで米麹をよくほぐし塩を混ぜる。
  (ムラが出来ないように丁寧に混ぜます。)
 ・この時、塩はすべて使わずに一握りくらい残しておく。(※後で利用します)

     
            前日から水に漬けた大豆

     
                  米麹

⑤大豆を潰す
 ・柔らかくなった大豆を鍋から大きなボウルなどへ移し、熱いうちにまんべんなく潰す。
  (煮汁は後で使うので、捨てずに小さな鍋等に少し残しておきます。)
  (潰すにはミンサーが有れば便利ですが、ポテトマッシャーを使いました。)


⑥材料を合わせる
 ・大豆が潰れたら塩切り麹を入れて、まんべんなく混ぜ合わせる。
  (硬いようであれば、煮汁を少し加えて混ぜます。)
  (耳たぶくらいの柔らかさが目安です。)

     
          熱いうちに潰す

     
          塩切り麹を合わす
  
     
          よく混ぜ合わせる


⑦容器に詰める
 ・きれいに洗浄した容器の内側にビニール袋を広げ、この中に練った大豆を詰めていく。
 ・大豆は野球ボールくらいの大きさに丸め、底に投げつけるように詰める。
 ・入れ終わったら、手で押して空気を抜きながら平らにする。
 ・残しておいた塩を表面にまんべんなく振る。(※カビ予防になります)
 ・ビニール袋から空気を出し切って紐で縛れば仕込みは完了。(※今シーズンの仕込量は14kgでした)


⑧仕込みの後は、暗いところに移し熟成させます。
 お盆を過ぎる頃には手作り味噌を食べることができますが、1年くらい経った方が美味しくなります。

     
            容器に詰める前に丸くする
  
     
            容器の外側から詰める

     
            袋の空気を出して縛る

 
出来上がりはこんな感じ → 2010作

手間と時間はかかりますが、 手作り味噌 ならではの 美味しい味噌汁 を味わう事が出来ます。