今回は眼内コンタクトレンズを使用する近視手術での医学的合併症の中で、
再手術が必要な場合についてお話しさせていただきます。
□ 眼内レンズの再固定 / 入替え / 摘出手術について
手術により眼に挿入された眼内コンタクトレンズは、再固定や入れ替え、摘出の必要がある場合があります。
通常、合併症の処置や医学的理由で行いますが、それ以外に例えば夜間の暗いところでの見えにくさなど、
患者様のご希望や医師の判断で行うこともあります。
手術は麻酔を行った上で、清潔なカバーを眼の周りに掛け、初回手術と同様の器具を用いて行います。
術後に抗生物質や抗炎症点眼薬を使用します。
□ 手術の目的と利点
合併症の治療や予防、リスクの軽減、または視力改善を目的としています。
□ 手術に伴うリスク
稀ですが、感染症、過矯正、低矯正、視力不良、瘢痕形成、炎症、網膜裂孔や網膜剥離、
グレア、ハロー、夜間視力不良、ドライアイ、視力障害のほか、運転や仕事に支障を生じるなど、
視力回復のために追加手術や手術以外の治療が必要になる可能性があります。
次回は、実際に当院での治療後に生じた想定外の合併症についてお話しさせていただきます。
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