爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

遍路道4

2020-05-08 05:59:31 | 日記
お寺にはお坊さん、神社には神主さん。昔は神社とお寺は、切り離せない存在でした。
現在、仲が悪い訳ではありませんよ。

聞いた事が有りませんか!?

神社の東北(表鬼門)や西南(裏鬼門)方向にお寺を建てて、神社を守っていたって事。

江戸城(現在の皇居)の東北に上野寛永寺、その延長線上に日光東照宮、平安京の東北に比叡山延暦寺と、ちょっと有名どころですが。

一般家庭に於いても、鬼門は大切な方位・方向と言えます。

自宅を新築する時、家相(間取り)に気をつけた話を、聞いた事が有りませんか!?

家の中心から、それぞれの隅(かど)を起点に時計・半時計周りにそれぞれ15度ずつ、計30度に納まる範囲を鬼門とみるとか、それぞれの隅から1.5間(けん2.7m)ずつに納まる範囲を鬼門とみるとか、諸説有りますが、とにかくその範囲に納まる部分を、鬼門と呼びます。

定義なんだし、認めて貰うしかないんですがね!?(笑)

その家庭に、この方位・方向から禍なり福なりが入ってくる、影響して来ると言われました。

これも信じる、理解する、か
しかないです。(笑)

具体的に、冬場は東北から吹く風が多い。夏場は南西から吹く風が多い。

現在のトイレは水洗式で臭う事は無いですが、昔のトイレは肥溜め式で臭ったはず、それで風が吹く事によって、臭気が部屋に充満する。臭くて堪らん。
絶対、健康に悪いですよね。
臭い一つを取っても、そうなんですから。
運気・運勢が左右される方向・方位ならば、尚更でしょう。

そう言う考え方で、鬼門が成り立っています。
ちょっと怖いですよね。

だから、両鬼門の所には風呂やトイレは作らないと言う、鬼門説が出来上がりました。
室内だけに限らず、建屋の外にも鬼門は有ります。
鬼門は一点ではなく、範囲と思って下さい。

両鬼門の建屋外の範囲に、車庫・倉庫・浄化槽は置かない、作らないです。

風と運気は貴方に向かって、同じ様に吹く物ですと言えば、理解して頂けると思います。

少しはお役に立ちましたか。



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