物事の判断の基準を、自分の利益に成るか否かに、置いている人がいます。
上司が「彼に手を貸してやってくれ」と言うのに対する、不平不満が次々に出てきます。
「どうして俺が奴に手を貸さなければならないのか。俺は忙しいだ。自分の成績になるなら、まだやる気も出るが…」と。
他人の成功の為に手を貸すなんて、まっぴら御免と言う事の様です。
しかし、他人の成功の為に力を尽くす事は、自分にとってそんなに損な事なのでしょうか。
確かに他人の成功の為に、いくら力を尽くしても、自分の成績には成らないかも知れません。
しかし、数字に表れない利点が有るのです。
一つは信頼を得られると言う事で、もう一つは自分の力を試せると言う事です。
更に人を成功に導くと言う経験は、何ものにも代えがたい、貴重な経験に成るのですから。
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