爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

時の積み重ね

2020-07-31 21:45:05 | 日記
若い頃は、一日が長かった。

今は残された時間が、少ないと思うから、出し惜しみしながら生きている。

生きているのが、退屈だった頃も有ったが、今は平等に与えられる時間を惜しむ自分がいる。

この年代になってこそ、分かる事なんだろうが。

残された時間を惜しむ自分に、なんと嫌味を言ってやろうか。

生きる事に精一杯だった自分にも、なんと嫌味を言ってやろうか。

今更ながら、何気ない時間の無駄遣いを惜しんでしまう。

年寄りには明日の保証もないが、若い頃は生きているのが当たり前だった。

明日の朝も目覚めるのが、当然だった。

年寄りには、明日も生きている保証はない。

そんな心境は、この年代だからこそ出てくるもの。

明日も生きていたいとは思わないが、明日も生かされているのであれば、生きて行かねばならないとは思う。

いわゆる生への執着も少しだけ。

生かされている感覚も少しだけ。

大いなる魂への感謝も少しだけ。

ただ生きている感覚だけはある。

依然として、気持ちは引きこもり。












夕焼けに思う

2020-07-31 19:00:52 | 日記
夕焼けが好き。

今日も一日、生きて来られたと思うから。

若い頃は、今日も一日頑張って来たな、だったかな。

図らずも、管理職に据えられて、月別行事表とにらめっこ。

行事が近付けば、準備に落ち度がないかと、神経がピリピリしてる。

準備に何日も掛け、催事はほんの数時間。

後は片付け・復旧に半日を掛け。

明日の準備に気を配り、通常業務も大丈夫かと。

そんな勤務を30数年。

代表も変わり、管理職にも若い人が就いてくれた。

口やかましく指図して来て。

恨まれているんだろうが。

出来上がりを確認して。

やっと手がはなれた。

やっと!














頼れない

2020-07-31 12:08:16 | 日記
他人に頼れないから、人は強くなれる。

思えば、それが「背水の陣」。

思い尽くして、し尽くして、もう駄目かなって思った時に、活路は開けるんだから。

私も何度死んだ事だろう。

もう駄目かなって、思った事だろう。

それでも生きていりゃ、どうにかなるさ。

苦しいからって、急いで死ぬ事なんかない。

きつけりゃ、その場で座り込めばいい。

じっとしていればイイ。

そこを「踊り場」と言うんだから。

疲れるから、休むんだから。

人間って休めば、また頑張ろうかなって思えるんだから。

何度でも立ち上がれるんだから。
















周りから

2020-07-31 01:44:31 | 日記
貴方は自分が思っているより、周りから愛されているのかも知れない。

それに気づかないのは、貴方の不幸かも知れない。

貴方が廻りに心を開いていないから、周りが見えないのかも知れない。

まずは愛さないと、愛してなんかくれないのかも、知れない。

貴方は自分がしなければいけない事を、誤解しているのかも知れない。

してやっていれば、周りは貴方の事を理解してくれるなんて、とんだ独りよがりなんだからね。

貴方が思っている事は、貴方のやり方に過ぎないんだからね。

思い違いも甚だしいのかも。

もう少しゆっくり接してみたら。

貴方の良さが周りに伝わるんだから。

急いだら何にもならないからね。




思いやりとも

2020-07-31 01:16:16 | 日記
人間は独りで生きて行ければ、これ程楽で幸せな事はない。

でもそんな事は出来ないよね。

だって周囲の人達から、助けられて、支えられて生きているんだから。

そうであれぱ、少しは周りにも気配りしなければ、難しいよね。

唯我独尊なんて、横暴なんだからね。

周りの人達にお世話になって、いるんだから。

そんな気持ちが持てないのなら、貴方は結構きついのかも。

自利利他って感じてるかな。

貴方は独りでは、生きていないんだからね。

周りから、生かされているんだから。

そうやね、貴方はそんなに偉くもないんだから。

人間なんて、そんなもんだよ。

お陰様って思えないと、自分が苦しむのかもね。