爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

自分で体験してみろ

2022-11-28 17:22:03 | 日記
誤った先入観を持つ事は、成功を阻む大きな障害の一つに、上げる事が出来ます。

例えば「この地区は過去三年間、まるで実績が上がっていない。
これまでいろんな人がこの地区を担当したが、結果はいずれも同じだった。そんな地区をどうして俺がやらされなきゃならないのか。
あ~あ、今年は最悪の年だなあ」と自分勝手に判断して、やる気を失くしてガッカリしている人がいます。

前年までのデータが絶対正しいのでしょうか。
前任者のやり方に誤りが有ったかも知れないし、前任者も誤った先入観で仕事をした結果、実績が上がらなかったのかも知れません。

まず、つまらない誤った先入観を捨てましょう。

過去の失敗の原因を分析した上で、どう行動すべきかと言うプランを立てましょう。

自分が新たな歴史の一ページを作ってみせると言う、気概を持たずして新たな道は開けません。





辛抱すべき時

2022-11-26 07:38:39 | 日記
人にとって試練は、避ける事の出来ないものです。

なかには、試練から逃れようと背を向けてしまう人もいますし、また逃れられない事に嘆き、残念にも死を選んでしまうと言うケースも珍しい事ではありません。

「もう、こんな苦しい目に合うのはたくさんだ。もっと楽な道がある筈だ」と言って、会社をあとにする人もいますが、思うほど他に楽な道がある訳でもなく、また他と比べて今の状況が特に苦しいかと言うと、そうでもないのです。

会社を変えたぐらいで苦しみから逃れる事など、出来はしないのです。

今のこの試練は自分に生まれながらに与えられた試練なのだと認識して、力強くこの試練に立ち向かうよう心がけましょう。

辛抱強くこの試練を乗り越えない限りは、次のステップには進めないのですから。






一時の結果にこだわるな

2022-11-24 15:01:35 | 日記
人生はしばしばマラソンに例えられます。

確かに勝つ事も重要ですが、一番目に掲げられる目標は完走です。

出世競争についても同様ではないでしょうか。

同期の人間が出世して行くのを目の当たりにして、焦りを感じたり、恵まれていないと嘆いたりする人がいる様です。

確かに出世は早くするに越した事はないでしょう。

しかし、自分だけ取り残されてしまったからと言って、焦ったり嘆いたりする必要など無いのです。

ゴールはまだまだずっと先の方に有るのです。

早く出世したからと言って、一安心して休んだり、遅れたと言って諦めてしまったりしてはなりません。

出世と言う結果に拘る事なく、昨日より今日、今日より明日と言う様に、希望を持って一歩一歩焦る事なく、着実に前進するのが完走の秘訣なのです。

頑張りましょう。

  

幸せは見いだすもの

2022-11-20 14:56:25 | 日記
人は他人の幸せには敏感ですが、自分の幸せにはなかなか気づかない様です。

どうも人は、幸せを自分の内に求めるよりも、自分の外に求める傾向が強い様です。

自分の今の幸せを認識せず、他人の幸せばかりに目を向けてしまいがちなのです。

たとえば、働ける事は幸せな事です。

しかし、その事に幸せを感じている人は多くありません。

当たり前と捉えて、何ら疑問を感じないのです。

しかし、そういう人も一度病気で働けなくなったり、会社がつぶれて失業してしまったりすると、働ける幸せを思い知らされるのです。

今ある幸せに感謝できなければ、永久に幸せを感じる事はできません。

幸せを見ようともしないで、不満を並べたり不足を訴え様としても、今ある幸せに感謝して生きてこそ、新しい意欲が湧いてくるのです。






思い込みで食わず嫌い

2022-11-16 21:43:13 | 日記
人にはそれぞれ、得意と不得意な分野があります。

なかには、今の仕事が合わないと嘆いたり、出来ないと悲観したりする人がいますが、この様な考え方は個人の成長を阻み、成功のチャンスを自らの手で捨ててしまうだけです。

出来る事、やりたい事だけに挑むのでは、個人としての成長は望めません。

不得意な分野に積極的にチャレンジしなければ、いつまで経っても苦手は苦手のままです。

成長するチャンスを与えて貰っているのだと認識すべきです。

現在、不得意な分野がある事は決して恥では有りません。

最も恥ずべきは事は、不得意な分野だからと言う理由で、目前の困難に背を向け、十年経っても二十年経っても少しも変わらないと言う状況を迎えてしまう事なのです。

不得意な分野にこそ、積極果敢にチャレンジして、困難を一つひとつ乗り越えて行く様に、前向きに努力すべきなのです。