爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

人生の利息

2023-01-28 16:13:06 | 日記
物事の判断の基準を、自分の利益に成るか否かに、置いている人がいます。

上司が「彼に手を貸してやってくれ」と言うのに対する、不平不満が次々に出てきます。

「どうして俺が奴に手を貸さなければならないのか。俺は忙しいだ。自分の成績になるなら、まだやる気も出るが…」と。

他人の成功の為に手を貸すなんて、まっぴら御免と言う事の様です。

しかし、他人の成功の為に力を尽くす事は、自分にとってそんなに損な事なのでしょうか。

確かに他人の成功の為に、いくら力を尽くしても、自分の成績には成らないかも知れません。

しかし、数字に表れない利点が有るのです。

一つは信頼を得られると言う事で、もう一つは自分の力を試せると言う事です。

更に人を成功に導くと言う経験は、何ものにも代えがたい、貴重な経験に成るのですから。




雑音を無視

2023-01-19 09:22:47 | 日記
悪口を言われたり、批判されたりするのは、気持ちの良いものではありません。

陰で言われたり、第三者を通して言われたのでは、対処のしようがありません。

出来る事なら、聞かずに済ませたいと思っても、そうも行きません。

ひと度、自分の悪口を言っている人がいると言う事に気付いてしまうと、その事が悩みの種となって、周囲の人々が自分を誤解してはいないかと、疑心暗鬼になってしまうケースも少なくない様で
す。

時には、無関係の第三者に対して、筋違いの怒りをぶつけてしまう人もいます。

しかし、それでは何の解決にもなりません。

周囲の人々の誤解を解くには、行動で示すのが一番です。

腹を立てずに、そのエネルギーを仕事に向けるのです。

人の噂も七十五日です。

結果が人々の誤解を解いてくれると信じて、黙々と仕事に臨んで行けば、周囲の人々もその姿を見て、必ず解ってくれる筈なのです。

それとも『馬耳東風』を貫くのも、一手ではありますが!?

見ている人は、必ず見てくれていますから。






鉛筆一本でも

2023-01-12 07:28:01 | 日記
自分が苦労して稼いだお金で買ったものは、誰でも大切に使う様です。

ところが、他者から貸し与えられたものだと、粗末に扱う人がいます。

それは、学校の机に書かれている落書きを見ても明らかです。

これと同様のケースが会社内にも見られます。

自分のものじゃないと言う意識が有るからか、事務用品などを粗末に扱ったり、使えるのに捨ててしまう人や、プライベートに使ってしまっている人までいます。

事務用品など仕事上必要とされるものは、タダで手に入る訳でも、無限に有る訳でもありません。

友達から借りたものは、誰でも大切にするでしょう。

会社の備品もこれと同じです。

会社のものだから、どう使っても構わないと言う考えはこの際改めて、自分が仕事をする上で役立つ様にと、認識して大切に使って行くべきではないでしょうか。