年齢の如何に関わらず、仕事や業務の指揮を取る者は、その結果に関わる事には責任を持たねばならない。
それは指揮を取る者の責務であろう。
この仰々しい文言に込められた想いは、仕事であれ戦時下であれ指揮する者であれば当然の事であろう。
責任は付いて廻る。
でなけりゃ部下は付いてこない。
優秀な指揮官の下に優秀な部下が育つのだから。
それだけ責任が重いという事だろう。
指揮官は逃げ腰では務まらない。
戦時下の大々的な作戦に於て、前線から逃げ出した将官がいくらか居たが、後々まで語り継がれるのだから。
その内に忘れられるなんて事はない。
いつまでも覚えられているものだ。
特に汚いまねをした者には。
恥さらしの腰抜けとして。
生き恥どころか死に恥として、後々まで語り継がれる。
そんな爺さんを持った子孫はたまった物ではない。
戦時下に限らず、潔さが持ち前の日本男児なら正々堂々と生きて欲しいものだが。
こそこそと逃げ回っては男の値打ちが下がってしまう。
若者よ、堂々と生きて欲しい。