Ken坊の趣味と日常と仲間のページ

平凡なことを非凡に、非凡なことを平凡に書き綴る、
乱入大歓迎のブログ。

7秋に想う、今年の夏の思い出 富士山

2011-09-27 | 旅行
「冥途の土産に、富士山を征服しておきたい・・・」

オカンの放ったひと言で決まった、この夏の富士登山。

うちのオカンは非常に元気なバアサンだが、70歳過ぎだ。
さすがにサポートが必要だろうということで、自分も急きょ登山靴やら酸素やらを
購入し、同行することになったのだ。
アタック隊のメンバーは、オカン・娘その2・そしてシェルパKen坊と、その弟である。

時は2011年お盆。 一日で登って降りるという強行スケジュール。
深夜のうちに5合目を出発。
漆黒の樹海を、懐中電灯の明かりだけを頼りに進む。 
探検隊みたいでワクワクする。

6合目付近でご来光を拝む。
7合目で、残念ながらオカンが脱落。 本懐を遂げる事はできなかった。
しかし、残されたアタック隊はオカンの屍を乗り越えて登山をつづけ、登頂に成功!
急いで下山。 途中で、待っていたオカンをレスキューする。
5合目に帰り着いた頃にはとっぷりと日も暮れていた。

トータル18時間、希薄な酸素の中を歩きっぱなしというタフな旅であった・・・

富士山は、誰でもチャレンジできる、比較的に安全な山ではある。
が、誰もが簡単に征服できる山でもない様だ。
ちなみにチャレンジャーの3人に1人はリタイヤするとの事。 さすがは日本一。
しかし富士山から見る風景は雄大で荘厳!!
チャレンジする価値は絶対にある。

ひょんなことから体験した富士登山。
天候にも恵まれ、良い夏の思い出になりました。

↓6合目、ご来光を望む (写真は全て、クリックすると大きくなります)


↓8合目付近、雲海を見下ろし進む。


↓頂上火口、奥に富士山測候所が見える。
コメント (6)
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