ホテルで鋭気を養ったKen坊。
朝6時にチェックアウト。
早めに会場入りをして、
ウォーミングアップしようと思ったら、
既に結構な人が集まって、刀を振っていた。
さて、試合本番。
Ken坊のクラスは約90人がエントリー。
トーナメントの山の順番で、
Ken坊、なんと第一試合。
審判の好みを見極められないので、
自分らしさで戦うことにする。
礼をして、試合場に。
開始線に沿って正座する。
心臓の鼓動がコメカミまで伝わって来る。
”はじめ!” の合図で演武開始。
一刀め、刃筋が少しブレたか?
判定は・・・・?
Ken坊に旗!おし!
2回戦は、去年Ken坊が敗れた相手。
迫力は無いが、動きにそつの無いタイプ。
Ken坊は力強さでアピールする事にする。
判定は・・・割れた
が、Ken坊旗2本で勝利。リベンジ成る!
そして3回戦。
相手が強い事は見て分かっていた。
ここを突破すれば、恐らく決勝に
行けるだろう事も。
無駄なチカラを入れぬ様、
注意して演武に入る。
技の2本目、素早く振り返る動きの中で、
道着の袂が刀の柄に引っかかる。
大きなミスではないが、審判の目には
どう映ったか???
判定
審判の迷っているのが判った。
おそらく全体としてはKen坊に軍配。
が、ミスをどう減点するか?
といったところだろう。
結果
旗判定2-1で敗れる💦
うん、仕方ない。
これが自分の実力であろう。
こうして今年の全国大会は終わった。
ふだんの生活の中では決して味わえない、
キリキリとした緊張感。
その中で、ベスト16の結果を
残す事ができた。
満足である。