友人のSNSの投稿で知った言葉。
廓然無聖(かくねんむしょう)
不満や疑念などのわだかまりがなく、
聖なる真理などないと悟ること。
「廓然」は心が広々としていて、
わだかまりなど何もないこと。
「無聖」は凡人と聖者の差がないの意。
秀とか凡、偉いとか偉くないとか
いう対立のない境地。
禅の真髄として、ダルマさんが説いたそうな。
が、それを説かれた中国の王様が反論。
「それはおかしい。
私の前にいるあなたは
最高に偉い聖者のはず。
あなたのいわれる通りだとしたら
あなたは一体何者か?」
するとダルマさんは
「不識(知らない)」
と答えたそうな(笑)
良い話を聞いた。
人間、自分より劣る部分を他人に見ると
下に見たり、安心したりするものだ。
自分も然り。
お金・知識・能力とかのプロパティに
捉われるワタシはまだまだよのぉ。