Ken坊の趣味と日常と仲間のページ

平凡なことを非凡に、非凡なことを平凡に書き綴る、
乱入大歓迎のブログ。

3095. だるまさん

2020-10-10 | 雑記

友人のSNSの投稿で知った言葉。

廓然無聖(かくねんむしょう)

不満や疑念などのわだかまりがなく、
聖なる真理などないと悟ること。

「廓然」は心が広々としていて、
わだかまりなど何もないこと。
「無聖」は凡人と聖者の差がないの意。

秀とか凡、偉いとか偉くないとか
いう対立のない境地。
禅の真髄として、ダルマさんが説いたそうな。

が、それを説かれた中国の王様が反論。

「それはおかしい。
私の前にいるあなたは
最高に偉い聖者のはず。
あなたのいわれる通りだとしたら
あなたは一体何者か?」

するとダルマさんは
「不識(知らない)」
と答えたそうな(笑)


良い話を聞いた。
人間、自分より劣る部分を他人に見ると
下に見たり、安心したりするものだ。
自分も然り。

お金・知識・能力とかのプロパティに
捉われるワタシはまだまだよのぉ。

コメント (6)
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