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K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

いらしてくださってありがとうございます。
晩ご飯に作った料理・道端に咲いているお花の写真などのブログです。

朱葉展

2010-03-31 23:30:28 | シルクスクリーン
2010年3月31日(水) 曇


代情房子さんの出展する都美術館での朱葉展に行ってきました。


代情さんのきれいな色と繊細なタッチの美しいシルクスクリーンはヨーロッパで高く評価されいます。ドイツ・フランス・スペイン等の展覧会に招待されています。昨年は北京の展覧会にも招待され賞を獲得しています。
代情さんは「環境保全、世界平和を祈念」するイメージを四神・黄道十二宮で描いています。



撮影の力不足のために、本来の色が出せません。












東京都美術館はこの展覧会終了日をもって建直しだそうです。
朱葉展と同時にいくつかの展覧会が行われています。そのの中での目玉はイタリア・ボルゲーゼ美術館展でした。
都美術館のエントランスホールでボルゲーゼ展の映像解説をしていました。ほんの10分ほどでしっかり勉強させていただきました。タダでボルゲーゼ美術館に行ってきたみたいに得した気分になりました。


ポスターの絵はラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」
一角獣は純潔のシンボルとのことで、一角獣(ユニコーン)に近づけるのは、処女と聖人だけとされ、宗教画では、その傍らにいる人物の純潔さを強調するとのことです。
ラファエロのこの絵画は別人により描きかえられ、ショールを巻き、一角獣は消えていたとのことですが、赤外線でラファエロのオリジナルを見出して修復してこの写真の絵のようになったようです。このことを映像での説明だったので、とってもわかりよかったです。


上野の桜の写真は明日掲載します。





シルクスクリーン「母船・地球号の守り!」

2009-04-25 15:05:08 | シルクスクリーン
4月3日に掲載しましたタイトル「朱葉会」のシルクスクリーン版画家代情房子さんの作品「母船・地球号の守り!」の絵葉書と作品の解説をご本人から頂きましたので紹介いたします。





2009年第88回朱葉会記念展によせて

 2005年から2008年にかけての「四神シリーズ」は、東西南北の守護神としての視点から四神を取り上げ、世界平和を祈る作品としましたが、2009年の年明けは、巨大資本の暴走によってもたらされた金融危機によって、世界中が同時不況に落ち込むという情況で非常に暗く、資本主義をどのように再構築するかについては、有効な対策が打ち出されないままに、最早四月を迎えてしまい、環境の悪化に対する防止策も滞りがちです。そこで「四神シリーズ第二弾」は、春夏秋冬の神としての視点から四神を取り上げ、我々、生命体の母船・地球号の環境保全を祈る作品にしようと、(桜と青竜)の作「母船・地球号の守り!」お届けすることにしました。

 私が所属する朱葉会展は、東京都美術館で3月の終わりに開催されます。それで会場を後にして、満開の上野の桜の海に身を浸し、一年間の緊張から解放される時に、この地球上に活かされている事の有り難さをしみじみ味わうのですが、「このまま地球環境の悪化が進めば、将来世代の人々は、桜咲く春の幸せを享受することができなくなるのでは」との不安が胸をよぎり、羽の美しさ故に乱獲され、人間の欲によって絶滅させられたトキ・ニッポニア・ニッポンの幻影が脳裏をかすめました。

 そこで月探査衛星「かぐや」が捕らえた我々の母船・地球号の映像を虚空に浮かべ、説滅させられたトキの幻影が警告、「人間の欲望を暴走させれば、地球号も同じ運命を辿ることになりますよ」を発しているとして、黄道上に現れた春の神・青竜に母船の守りを願う作ですが、さらに午年の守護神仏、勢至菩薩と、それと対をなす子年の守護神仏、千手観観菩薩の梵字を雲のようにデフォルメして地球の両極上になびかせ、地球の守りを願いました。

 古代バビロニアの天文学の黄道十二宮、古代中国の四神説、古代インドの仏教に端を発する八尊仏、いずれを紐解いても、宏大な宇宙の中で太陽の恵みによって、地球上で活かされていることに感謝しながら、人々は紀元前のはるか昔から同じ願い・・人々の幸せと、この世の無事存続への願い・・を捧げて来たのだと痛感させられ、人間が野放途になり過ぎて、強欲を暴走させることがないように心から祈り、「母船・地球号の守り!」を刷り上げました。

2009.4.1      シルクスクリーン版画家代情房子





アートメゾン・インターナショナルに収蔵された「白虎の風」も頂きました。


文をトリミングします。

※アートメゾン・インターナショナルのHPからコピーします。
アートメゾン・インターナショナルArt Maison International麗人社
“東洋と西洋の出会い”この言葉をキーワードとして1996年に創刊された「アートメゾン・インターナショナル」は、現代日本美術を総括的に紹介する日本で唯一の国際美術書籍として世界の美術愛好家に好評を得ております。日本の美術界に籍を置きながらも海外の美術関係者たちに才能を認められている芸術家の作品を、誌面の許す限り数多く掲載。著名美術評論家たちが、一作ずつ作品評価のポイントを解説し、作品鑑賞の手助けをしています。




コッコーにとりまして、「白虎の風」に描かれている薬師寺の光景はとても懐かしいのでうれしいです。大学時代、春と夏に薬師寺を拠点として、奈良や京都のお寺をめぐるサークル活動をしていました。時にはサークルの合宿を解散した後でも居残ってお寺にお世話になりました。そのようなときには薬師寺の八幡宮から近鉄線をわたり、勝間田池から薬師寺の塔を望みました。当時は西塔も金堂も・・・再建されるなど夢にだに思いませんでした。東塔と、かなたは若草山しか見えなかったのではと・・・。



朱葉会

2009-04-03 22:17:04 | シルクスクリーン
2009年4月3日(金)

朱葉会
女流画家公募団体として1918年10月結成発足しました。創立委員の一人、与謝野晶子が朱葉会を命名しました。







上野の都美術館で行なわれている朱葉会に勉強仲間の代情房子さんが出品しています。
代情さんは世界平和を祈念してシルクスクリーンで表現しています。

ガラスの額のためにうまく撮れません。色も出せませんでした。


代情さんの作品は真ん中の青の色です。

母船・地球号の守り

あららら・・コッコーが写っちゃったわ






漆絵のような感じで、色は濃厚な深さかありました。
写真ではその素晴らしさはでません




都美術館の中庭での大道芸



2009 元旦

2009-01-01 23:58:29 | シルクスクリーン
2009年元旦 穏やかな冬ばれ風は冷たい


明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いいたします。

シルクスクリーンの版画家代情房子さんからステキなお年賀状を頂きました。
代情さんはヨーロッパで高く評価されています。



お年賀状をたくさんの方から頂きましたが、目下書いておりますので、今しばらくお待ちください


夕方、新宿西口ヨドバシカメラまで歩きました。途中、成子天神に寄ってみました。



成子天神は新宿西口高層ビル群の足元にあります。



本殿の裏に富士塚があり、八福神めぐりができました。




溶岩で作った富士塚 高さ12Mですが、登り下り道は25cmくらいの幅のごつごつの溶岩
このようなところで遭難したら、、、笑われそう、、、でも、こわ








何回も何回もパチパチと手を合わせました。
ご利益があるように