K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

河野談話

2007年3月6日(火)

アメリカ下院の与野党議員は1月末に、従軍慰安婦問題に関して日本政府に明確に歴史的責任を認め、首相が公式に謝罪するよう求める決議案を提出し、2月には元慰安婦を招いた公聴会が開かれました。 この件について、5日の参議院予算委員会で民主党の小川敏夫氏(民主)の質問に以下のように安倍総理は答えました。
(以下asah.comから一部抜粋引用)
「決議案には事実誤認がある。決議があったからといって、我々が謝罪するということはない」首相は「官憲が家に押し入って連れて行くという強制はなかった」とした上で「業者が間に入って事実上強制したこともあった。広義の解釈での強制性があったということではないか」と説明。「国会の場でこういう議論を延々とするのが生産的とは思わない」とも語った。(引用終わり)
コレに先立つ3月1日に(以下asahi.comから一部抜粋引用)
安倍首相は1日、軍当局の関与と「強制性」を認めた93年の「河野官房長官談話」に関連して「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実ではないか。定義が変わったことを前提に考えなければならない」と官邸で記者団に語った。 (引用終わり)
訪中・訪韓の前に河野談話継承は方便だったのでしょうか


以前にも河野談話を掲載しましたが、もう一度載せます。

1993年8月4日「・・・・(省略)・・調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわた

って慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所

は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理

及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与

した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当

たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集めら

れた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったこと

が明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での

痛ましいものであった。なお、戦地に移送された慰安婦の出身地について

は、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の

朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、

強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。いずれにして

も、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷

つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかん

を問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわ

たり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の

気持ちを申し上げる。

コメント一覧

管理人
「あ」さん、はじめまして、コメントありがとうございます。

小林よしのり著「戦争論2」の「総括・従軍慰安婦」を読んでみることにしますが、すぐとりかかれませんので、どの部分がよかったのでしょうか。
教えていただければ嬉しいです。
また、この問題について、どのような書物がよくないのでしょうか。
とにかく慰安婦問題については、小林よしのり著「戦争論2」の「総括・従軍慰安婦」を読んでみてほしい。
あらゆる関連本の中で一番良い。
この問題の全容も把握できる。
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