爺々の雑記帳

定年退職後の出来事や思いを書き留める

格安の麵類がランクアップ

2018-08-07 10:46:34 | 雑学

格安の麵が高級品に  日テレ「所さんの目がテン」から

高級パスタは手作りに近い為、麺の表面がザラザラで味がまとわり易く美味しいパスタとなる。しかし安いパスタ

でもそれが可能となる。

400mlの水をフライパンに入れ、100g(1人前)の安価なパスタを半分に折り入れる。蓋をして支持通りの時間

茹でる(蒸す)。水分がほとんどなくなって蒸し上がり。

通常大量の湯で茹でた場合、たんぱく質が茹で汁に流れ出てしまうがフライパンの場合水分がほとんど残らず流

れ出たタンパク質がパスタの表面にくっつく為、味がパスタに絡みやすくなり、美味しいパスタに仕上がる。


パスタラーメン
パスタを重曹を入れて茹でるとパスタのグルタミンとで化学反応を生じ、中華麺特有の香りが生まれ、美味しい

ストレート麵のラーメンになる。


即席ラーメン

即席ラーメンは保存の為油で揚げたり、乾燥させたりして麵の内部に無数の穴が開き、茹でる時水分が穴に入り込み、

コシ無い麵になってしまう。そこで茹でる時1リットルの水に対し大さじ1杯の食用の重曹を入れる。

茹で上がった麵の固さを、重曹を入れずに茹でた麵と比べると99,5kpaに対し163,4kpaと6割固さが

増していた。

重曹はアルカリ性でなので麵の網目状のグルテン構造に細かい網目構造が増加し、弾力性が増した為と考えられる。

但し重曹は苦みがあるのでスープは別に作る。

重曹が無いときは「糸こんにゃく」で代用出来る。「糸こんにゃく」もアルカリ食品である。

ラーメンと「糸こんにゃく」の混合ラーメンとなるが、ヘルシーなラーメンが出来上がる。


麵を茹でる時の悩み

麵を茹でて行くと吹きこぼれが起きてしまう。通常さし水をして防いでいるが、温度変化で均一の麵が出来ない為、

さし水は得策ではない。全体が均一に沸騰することでデンプンが均一に固化して、もちもちの麵に仕上がるのだ。

そこで吹きこぼれない方法を紹介する。鍋の底に醤油を注ぐ小皿を逆さまにして置いておく。これだけ。こ

れにより沸騰した時の泡の対流が中央から鍋の外側へと流れていたのが、鍋の外側から中央に向かう様になる為、

泡の成長が抑えられ、吹きこぼれが無くなる。

又、なべ底麵がくっ付いてしまうのを防ぐには少量の牛乳を入れて茹でます。牛乳のタンパクが鍋底をコーティングし、

牛乳の油分が同士のくっつきも防ぎます。


茹でうどん

スーパー等でビニールパックされた安価な茹でうどん。品質が変わらないように水をたくさん含ませた(多加水麵)

うどんですが、コシがない。これをコシがある麵にする方法がある。

先ずビニール袋から取り出し、電子レンジで600W2分温める。その後指示通りの時間茹でる。

電子レンジで水分を飛ばした事により硬さの数値が14,7kpaから51,3kpaと3,5倍にもなりコシが出ます。


焼きそば

家庭で作ると、べちゃっとした焼きそばになってしまいます。屋台の焼きそばのように作れないか。

屋台の場合、圧倒的な火力で炒めるため弾力のある焼きそばになりますが、家庭の火力では無理です。そこで考え出

されたのが酒を用いる方法です。通常最初に焼きそばに水を加えてほぐしますが、水の代わりに大さじ一杯の酒で

ほぐすのです。酒は沸点が低い為、余分な水分が炒める途中で蒸発してしまうのです。

この結果、屋台の焼きそば同等とはいかないけれど、かなり近づく事ができます。


コレステロール

2018-08-07 08:42:42 | 雑学

コレステロール コントロール

以前は動脈硬化や心筋梗塞の原因は高脂血症と呼ばれていたが、現在脂質異常と言う名称になっています。

脂質異常の原因であるコレステロールは体内で70%食物で30パーセント作られている。


正常値は

LDLコレストロール値(悪玉) 正常範囲は140mg/dl以下
HDLコレストロール値(善玉) 正常範囲は 40mg/dl以上

となっています。

しかし下記の様な測定結果が出た時はどうだろうか。

LDLコレストロール値135mg
HDLコレストロール値 45mg

どちらのコレストロール値も正常範囲だ。しかし現在の医学では危険値であるとされる。


何故か。

ここにLH比と言う判断基準がある。LDLコレストロール値とHDLコレストロール値の比率に問題があると言う。

この比をLH比と呼び、比率の正常範囲は2.0以下とされています。上記の場合135mg÷45mgでLH比は3.0

となり異常を示す値となります。


本来LDLコレステロールは悪玉と呼ばれているが正常値内であれば重要な役目を持っている。しかし分子が小さい為、

多すぎると血管内に入り込み動脈硬化の原因の1つになってしまう。


HDL善玉コレステロールは余分なLDL悪玉コレステロールを減らす役目を果たします。LDL悪玉コレステロールが

正常範囲値であってもHDL善玉コレステロール値が少ないと危険だと言う考え方である。

改善策

①食べ過ぎない
②魚卵を制限する。
③植物性たんぱく質(豆腐)・水溶性植物繊維(海藻、きのこ、豆、根菜類)
 DHA・EPA(イワシ、サバ、マグロ)を摂取する
④ビタミンC・E(緑黄色野菜、ナッツ類)を摂取する
⑤1日30分の有酸素運動
⑥禁煙する


この他に考慮する必要があるのが中性脂肪の取り過ぎだ。中性脂肪と言うと脂っこい食物の取りすぎと考えがちだが、

糖質を取り過ぎると肝臓が余った糖分を脂肪に変え体内に放出してしまう。糖質と言うとケーキや果物と考えてしまうが

大きな間違いで、ごはんやパン・麺類にある炭水化物が糖質を増やしてしまう。

食べた物を角砂糖に換算してみよう。ポークカレーは角砂糖36個、牛丼32個、餃子13個、トンカツ7個

と驚くほどの糖質をとっているのである。したがって炭水化物の主食を少なくする事が重要になってくる事を知る

必要がある。これで動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞等の血管障害は回避されます。