日高高校合唱部が校歌を聞かせた歓迎集会
両校生徒が机を並べて授業交流
日高高校は4日、去る2日から日高地方を訪れている姉妹校・中国西安中学訪問団を迎え、体育館で歓迎集会を開いた。両校の交流は今年で10年目、西安中学からの訪問は今回で5度目を数えた。今回の交流プログラムでは、授業や部活動で生徒間交流を図るほか、西安生徒らが県立博物館や和歌山城などを見学し、県の文化や歴史を学ぶ内容も。滞在中、西安生徒らは日高高校生徒らの家庭でホームステイし、日本の家庭生活も体験する。
訪問団は、生徒10人(男2・女8)と引率教員4人の計14人。歓迎集会では一行は拍手で迎えられ舞台に上がり、上田優人校長は中国語で歓迎のあいさつをした。「姉妹校交流を始めて10年目。2年前には本校の100周年に来て頂き、共に祝って頂いた。昨年は西安中学の110年に招いて頂き、多くの経験をさせて頂いた。今回の交流プログラムでは本校での交流に加え、県立博物館、和歌山城などを見学して頂く。県の歴史や文化にも触れて頂きたい。いっそうの交流が深まることを期待しています」と上田校長。
西安中学の引率教員・ラオチュンイェンさんは「お招きに感謝します。日本の伝統文化や学校生活を体験し、優れた日本の理念を勉強し、視野を広め、日本に対する理解を深めたい。友情が末永く続くよう、日中友好が永遠に維持されるよう祈ります」と述べた。
日高高校生徒会長の遠見倖一朗君(3年)は英語で歓迎の言葉。西安中学の李敏萱さんは訪問への感謝の気持ちと交流プログラムへの期待を述べた。
上田校長は西安中学の教員らに扇子など記念の品を贈呈。日高高校合唱部は校歌を聞かせた。
集会の後、西安中学の生徒らは、さっそく授業に参加。日高高校の生徒らと机を並べ、交流した。
5日、6日も授業に参加し、卓球、合唱、弓道など各部と交流。7日は県立博物館や和歌山城を見学する。
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