圧巻のパフォーマンスを披露した舞台
日高川町のダンス、歌、演技の表現団体「あすなろ倶楽部・絆の星」の第9回本公演「絆の星~鼓動響く清流の地より~」は18日、高津尾の日高川交流センターで開催。役者やダンサー、バンドメンバーら総勢50人が出演して、昼夜2回公演で来場した約800人を前に、感動の舞台を披露した。
「ノゾミ」を演じる伊藤明莉さん(中津中2年)と、「カナ」を演じる川口美咲さん(美山中2年)のダブル主演のストーリーは、都会に憧れ、高校進学を機に大阪へ行きたいノゾミと、親の都合で引っ越しを繰り返し、故郷を持てないカナが、夏祭りで出会うところから話が始まる。ある日、過去にタイムスリップした2人は、日高川町の歴史に触れ、偉人と出会うなどし、今まで知らなかった故郷の魅力に気づく。
平成24年に発足し現在、小中高生20人が所属する同倶楽部のほか、日高川ごんぱっちーず☆、大阪狭山市立公民館青少年セミナー表現倶楽部うどぃ、佐賀県で活動する表現の絆みらぃが出演。昼公演では美山太鼓保存会のオープニングアトラクションがあり、舞台では場面ごとに繰り広げられる出演者の喜びや悲しみなどの心の表現を、バンドや太鼓演奏、ダンスでも演出。一体の舞台に観客を引き込み、フィナーレも拍手喝采を浴びた。
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