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和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

紀の国トレイナート、御坊駅-新宮駅間舞台に21日開幕 〈2016年10月19日〉

2016年10月19日 08時30分00秒 | 記事

ポスターなどでイベントをPR

松下さんからアドバイスを受けながらかえるの顔を描く児童


 御坊駅-新宮駅間のJR紀勢線を舞台にした芸術イベント「紀の国トレイナート2016」は21日に開幕する。12月24日までの期間中、御坊、道成寺、稲原、印南、岩代、南部など紀勢線の28駅がアートで彩られる。21日から23日の3日間は臨時アート列車が運行。21日は御坊駅で出発式が行われるほか、22日は日高高ブラスバンド部が御坊駅でプロのジャズミュージシャンと一緒に演奏、印南駅では地元児童が町のシンボル「かえる橋」にちなんでかえるの面をかぶって出迎えるなどイベントを盛り上げる。

 同イベントは誘客や交流を目的に地元住民らでつくる実行委員会が若手芸術からに呼びかけて平成26年からJRの協力で実施しており、これまでは岩代駅以南を対象に行っていたが3年目となる今回は御坊駅まで広げて取り組むことにした。
 開幕を前に22日の印南駅でのイベントに参加する印南小4、5年生72人が17日、宮崎県在住のアーティスト、松下太紀さん(28)の指導で自ら付ける面作りに取り組んだ。松下さんは「ほくろがある人はほくろを、メガネをかけている人はメガネなど自分の特徴を描く。2つの色を混ぜた色で塗るなど自分だけのオリジナルの面を作ってほしい」と呼びかけたあと、輪郭を象った段ボールに児童がそれぞれ顔を描き、色付けをした。大きな鼻や虫歯を描く児童もいてオリジナルな面を完成させた。嶋田隆永君(5年)は「顔を描くのが面白かった。面をかぶって元気いっぱいに出迎えたい」と当日を楽しみにしていた。松下さんが制作したかえるの立体作品が印南駅の待合室で展示されている。
 出発式は21日午前9時15分から行われ、「アート観賞列車」が午前10時に御坊駅を出発する。出発式に先立ち8時45分からは和歌山市出身の建築家、広谷純弘さんと東京理科大ブロックシステム研究会が紀州材を使って積み木を組み合わせて作った茶室で表千家御坊松蔭会が薄茶を振る舞う。午前10時29分に到着する印南駅で印南小児童がかえるの面をかぶって出迎えるほか、南部駅(午前11時1分着)では梅干しと梅ジュースが振る舞われる。22日は「JAZZ列車」を御坊駅-新宮駅間で運行。トランペット奏者、唐口一之さんらがメンバーのJAZZバンドが車内で演奏するほか、御坊駅(午前8時20分~)では日高高ブラスバンド部、南部駅(午前9時24分~)では南部高吹奏楽部がJAZZバンドと合奏する。23日は「見つける列車」と銘打って南部駅-新宮間を運行する。
 イベントに合わせてJR西日本は1日乗り放題できるフリーパスを販売。料金は中学生以上が4000円、小学生は2000円。利用する前日までに2人以上で購入しなければいけない。利用期間は12月24日まで。普通列車のほか、紀伊田辺駅-新宮駅間の特急列車(自由席)でも利用できる。


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中国の大連市古蓮研究所訪問団が視察や記念植樹、二階幹事長も出席 〈2016年10月18日〉

2016年10月18日 08時30分00秒 | 記事

クロマツを植樹(左から森下、二階、徐、高瀬各氏)

蓮公園を視察する二階幹事長や訪日団一行


 中国の大連市普蘭店区古蓮研究所訪問団(団長・徐鋼所長)17人は16日、県内を訪問し、御坊市藤田町吉田の舞妃蓮の郷蓮公園を視察したあと、美浜町和田の潮騒かおる煙樹ケ浜憩いの広場で記念植樹を行った。徐所長と親交のある二階俊博自民党幹事長も公務の合間を縫って合流し、恩師で「ハス博士」として知られた故・阪本祐二氏=元日高高校教諭、御坊市=の功績にふれながら「ハスは日中友好の証。阪本先生の偉業を語り継いでいこう」と呼びかけ、交流を深めた。
 
 一行は外務省所管の日中植林・植樹国際連帯事業で12日から18日まで来日。対日理解の促進を図ることなどを目的に植樹活動をはじめ、環境や防災に関するセミナー出席、企業や関連施設の視察などを行っている。団長の徐所長は中国で「古蓮王子」の愛称で親しまれ、ハスを通じて二階幹事長と親交があり、過去に二階幹事長が同研究所を訪問して大賀ハスを植えたり、徐所長が阪本氏の自宅を訪問し、古蓮の実を寄贈するなど交流している。
 一行は東京で二階幹事長を表敬訪問し、16日に故郷の御坊市、美浜町を訪問した。蓮公園では北吉田蓮保存会の佐竹成公会長が公園を建設した経緯や阪本氏の功績を紹介しながら「日中友好の架け橋として阪本先生の想い、功績を後世に伝えたい」と話し、徐所長は「二階先生のふるさとを訪れ、美しい公園に感銘した」と応じた。合流した二階幹事長は「地元に立派な公園ができ、阪本先生も喜んでおられることでしょう。ハスは平和の象徴であり、日本と中国の友情の証だ」と話した。
 煙樹ケ浜憩いの広場では記念植樹を行い、二階幹事長、徐所長、森下誠史美浜町長、高瀬一郎県企画部長らがクロマツの幼木6本を植えた。二階幹事長は「ハスのお陰で中国の友人が訪れてくれた。日中友好の証、友情の花として両国で阪本先生の偉業を語り継いでいこう」、森下町長は「三尾にも大賀ハス池があり、毎年見事な花を咲かせている。植樹したクロマツは日中友好の証として大切に管理したい」、徐所長は「皆様の温かい心を持ち帰り、今後も古蓮の普及活動に邁進したい。日中友好の架け橋としてハスを代々伝えていきたい」と話した。
 一行は、このあと和歌山市のビッグ愛で開いた平成28年度花を愛する県民の集い(会長・二階幹事長)にも出席した。


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平成28年度御坊市文化賞に塩路信人氏(医師) 〈2016年10月16日〉

2016年10月17日 08時30分00秒 | 記事

 平成28年度御坊市文化賞が決まった。個人は元日高医師会長で医師の塩路信人氏(71)=塩路内科胃腸科、藤田町吉田=が選ばれた。地域住民に信頼される医師として地域医療の向上に貢献するとともに民事調停委員や御坊ロータリークラブ会長も務め、社会奉仕活動など医療分野以外でも献身的に活動。父の故・信廣氏も平成元年度に受賞しており、2組目の親子受賞となった。団体表彰の該当はなかった。表彰式は11月2日午前10時30分から市民文化会館で行い、柏木征夫市長から賞状と記念品が贈られる。今年で41回目。今回を含めて受賞者は71人、25団体。
 
 塩路氏は昭和45年に和歌山県立医科大学を卒業後、同大学附属病院消化器内科助手、国保橋本市民病院副院長などを経て、平成元年に塩路内科胃腸科を開業。地域住民に信頼される医師として地域医療に貢献するとともに、平成12年から市内学校医、園医を務め、園児や児童生徒の健康保持・増進に努めている。
 平成4年に日高医師会監事となり、理事や副会長を経て18年に会長に就任し、以来6年間務めた。この間、日高地方の小中学生、高校生を対象に小児期から生活習慣病予防を進めるための健診や改善指導をはじめ、御坊保健所管内の全小中学校を対象にした喫煙防止のための出前授業を行うなど子供たちの健全な成長に大きく寄与した。
 国保日高総合病院と日高医師会との病診連携休日急患診療室の開設に尽力し、医師会員が診療を行うことで初期救急から入院まで切れ目のない救急医療を確保することで、病院勤務医の負担軽減を図るなど先駆的な取り組みを行ったほか、日高看護専門学校の開校にも大きく貢献した。
 医師としての専門知識を生かし、民事調停委員を10年間務めたほか、御坊ロータリークラブ会長も務め、積極的に社会奉仕活動に参加するなど医療分野以外でも献身的に活動した。平成20年に県学校保健功労者表彰、24年に県知事表彰、28年に和歌山地方裁判所長感謝状を受けた。
 塩路氏は「文化賞を授かり、誠にありがたく光栄に思います。これもひとえに地域の皆様方、特に日高医師会や医療関係者の皆様に支えていただいたお陰と感謝しています。今後はこの賞に恥じないようにさらに精進し、微力ながら地域のお役に立てるよう努めていきたい」と話した。


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夕刻の御坊市藤田町吉田地内で民家全焼、1階から女性遺体 〈2016年10月15日〉

2016年10月15日 08時30分00秒 | 記事

凄まじい勢いで燃え広がる火の手


 13日夕方、御坊市藤田町吉田で民家1戸を全焼する火災があった。この家の住民から119通報を受けた御坊市消防や市消防団らの消火活動で火は約2時間後に消し止めた。この家に住む74歳の女性と連絡がとれなくなっていたが、翌14日朝から消防、警察が現地調査を行ったところ、1階から女性の遺体が発見され、御坊署は行方が分からなくなっている女性の可能性があるとみて、今後、司法解剖し身元の特定を急ぐとともに、火災の詳しい原因を調べている。今年に入り、民家を全焼する火災は初めて。

 調べによると、13日午後4時33分ごろ御坊市藤田町吉田、野口新橋西詰め交差点北方約250メートル付近、会社員、原太志さん(42)方の木造2階建ての住宅が燃えた。この家には、5人が住んでおり、火災発生当時は4人が外出していたという。4人の安否はすぐに確認されたが、太志さんの母親、原照子さん(74)の行方が分からなくなっており、消防、警察が安否の確認を急いでいた。消防隊員ら建物への侵入を試みたが、建物内は落下物が多く危険だったため、女性の捜索は困難。14日の現地調査で、午前10時3分ごろ、1階の和室からあおむけの状態の女性の遺体が発見され、御坊署はこの家に住む照子さんの可能性があるとみて、今後司法解剖し身元を調べる。
 火の勢いは凄まじく、黒い煙を上げながら瞬く間に燃え広がり、建物の1階、2階部分あわせて約150平方メートルを全焼した。通報を受けた御坊市消防、市消防、湯川、藤田両分団、警察あわせて21台76人が出動し、消火活動にあたり、午後5時51分に鎮圧、午後6時33分に消し止めた。
 現場には、多くの住民らが集まり、消火活動を見守った。現場近くに住む70代の女性は「パチパチとすごい音がしたので、外に出てみるとものすごい火が出ていた。怖い」、現場にいた40代女性は「外を歩いていると、黒い煙が上がっているのが見え、近づくと火が上がっていた。かわいそう」などの声が聞かれたほか、時折「ドーン」という大きな音に驚き、泣いている子どもらも見られた。


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日高川町防災センター20日本体入札、いよいよ着工へ 〈2016年10月14日〉

2016年10月14日 08時30分00秒 | 記事

日高川町防災センターの外観完成予想図

施設西側(図左)には高速道路の側道が通るなど
立地条件を生かした施設に


 日高川町の市木久雄町長が選挙公約に掲げた施策のうち、最大の予算規模となる小熊地内への町防災センター建設は、20日に本体工事の入札を実施し、議会の承認を経て11月中にも着工に向かう。同センターは、湯浅御坊道路沿いの小熊広場に約1500平方メートルの鉄骨平屋地下1階建てを建設。通常時、防災研修に活用する機能を設け、災害時には同スペースが近隣住民ら約500人が収容可能な避難場所となる。また、東南海トラフ地震などの大規模災害発生時には、立地を生かした救援物資の集積や搬送の拠点として広域的な後方支援で活用も見込まれる。

 防災センター建設は、国の社会資本整備総合交付金事業を活用し、湯浅御坊道路沿いの小熊公園に建設。平成27年度に設計委託費を計上し、28年度の当初予算に本体建築費などに3億6860万円(3カ年計画で30年度分までの約4億5769万円は債務負担)を予算化。周辺整備を実施する30年度の完成を目指す。
 計画では、約1500平方メートルの施設に、防災に関する展示スペース、ものづくり室、イベントスペース、研修室、学習シアターを整備し、通常時の防災研修に活用。災害時には同スペース全体(約800平方メートル)が近隣住民など約500人が収容可能な一時避難場所となる。調理室のほか、イスの上部を取り外せば釜戸として利用できる「かまどベンチ」を設置し、災害時の炊き出しに利用できるほか、通常時も防災教育の一環として活用する。敷地の斜面を利用して設けられる地下1階部分には、備蓄倉庫や機械室を設け、自家発電機の整備などで停電時に非常用電源が72時間、備蓄倉庫に飲料水や非常食などを確保する。
 完成後は、通常時の研修の場、緊急時の避難場所として機能するだけでなく、高速道路(緊急輸送道路)と側道を挟んだ隣接した立地条件を生かし、大地震などの大規模災害時には、救援物資の集積や搬送など後方支援の拠点として、広域的な活用も見込まれる。
 任期満了が約7カ月後(来年5月28日)に迫る中、最大の選挙公約でもあった同施設の建設着手が間近になり、市木町長は「公約だった任期中の着工にこぎ着けられることができそう。完成後は災害時の避難施設としてだけでなく、通常時も町民の減災意識の高揚につながる場として活用できるよう期待したい」と話している。


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 美浜町ひまわり工作・図画コンクールで松本紗奈さん、北裏翔琉君(和田小)最優秀賞

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2016年9月 データバンク

2016年10月13日 08時30分00秒 | データバンク

 1日
第5代宮子姫に堀内友里加さん=由良町=、吉田美咲さん=美浜町=決まる県高校弓道選手権大会で日高男子B、紀央館女子A優勝第40回近畿小学生バレーボール大会女子の部で印南はまゆうブロック優勝「防災の日」に印南町で抜き打ち参集訓練柏木御坊市長ら市内100歳以上を激励訪問元Vリーグ選手・芝田安希さん=御坊市=迎えバレー教室ハンマーで後頭部殴り御坊市内の男(64)を現行犯逮捕印南祭のならし始まる

2日
日高川町で河川監視カメラ5基設置完了御坊市体協平成28年度スポーツ賞で奨励賞18人、ジュニアスポーツ賞40人決まる徳本上人ゆかりの地で志賀小児童そばの種まき松本日高町長が90歳以上祝う

3日
美浜町煙樹ケ浜フェスに2500人来場

4日
第67回春日大社清書会で木村美月書道教室生が最高位・春日大社宮司賞受賞御坊警察署管内で電子マネーだまし取る詐欺相次ぐみなべ町長選で3選めざす現職・小谷芳正町長(66)=筋=の後援会事務所開き

6日
県「人権の花運動」コンテストで日高川町笠松小学校が最優秀賞御坊警察署が平成28年度同署管内の交通事故多発交差点ワーストランキングまとめる

7日
日高川町が子育て商品券(3万円)配布の予算を9月議会に提案へ和高専の「物質工学科」が来年度から「生物応用化学科」に名称変更へ日高町出身の帝塚山大博士・裏直記さん(33)=大阪市在住=が日高地方の民俗学専門書を出版

8日
日高町のシンボル「クエモニュメント」の塗り替え始まる日高川町が桃山学院大学=大阪府和泉市=と連携、学外研修へ県中紀地区高校バスケット新人大会で日高男子が優勝

9日
美浜町松原地区で中近世の火葬墓跡など出土日本美術院展(日本画)で院友・鈴木薫さん(66)=日高町=が通算13回目の入選全国認知症地域支援推進員連絡会初代会長に御坊市介護福祉課地域支援係副主任・谷口泰之さん(38)選ぶ

10日
Jr五輪バレーボール県代表に大成中3年の酒田雄大君、宮崎莉沙さん、原梨紗さん選ばれる国体陸上競技で管内から田辺高教諭、大崎かなさん(24)、日高高3年、村上諒君(17)が県代表入り第13回JA旗争奪学童野球大会で上南部Aが優勝

11日
第31回交通安全ポスターコンクールで吉本帆花さん(藤田小3年)、野村和志君(塩屋小5年)、玉置芽依さん(松洋中2年)が最優秀賞二階俊博自民党幹事長(77)=御坊市・当選11回=の就任祝賀会に1万5000人参集第43回御坊市民総体で1000人が16競技で熱戦28年度全日本ジュニア体重別選手権女子44キロ級で京都文教高1年、久保井仁菜さん(15)=印南町出身=が最年少で優勝第6回全国ママさんバレー冬季大会県予選会で美浜クラブ優勝し全国へ第3回県秋季ミニバスケットボール大会紀陽銀行杯で御坊BBCjr男子が初優勝

12日
日高町の「ふる里ペンション湯川」で高級魚・クエ(体長110センチ・重量20キロ)が今季初入荷森下美浜町長ら西川整備事業の早期着工を仁坂知事に要望

14日
由良町議会が新教育長・寒川正美氏(61)=里=の任命に同意日高高校生らOECD日本イノベーション教育ネットワーク和歌山クラスターでカナダ研修へ

15日
日高川町南山陸上競技場が改修後の半年で利用者1万人突破由良町神谷沖の海底で甌穴(おうけつ)確認日高町のクエモニュメント塗り替え完了田中日高振興局長ら管内100歳の長寿祝う

16日
2代目「中村相撲道場」スタート御坊市が人的ミスによる介護保険料過誤納で謝罪美浜町9月議会で新教育長に古屋修氏(70)=吉原=の任命同意第70回県展・工芸で川口典久さん=印南町=ら優秀賞

17日
御坊祭の練習熱帯びる日本画家・佐々木経二さんかわべ天文公園で個展開催御坊警察署がSioトープに設置の妖怪像壊しで男子高校生を書類送検青年海外協力隊参加で作業療法士・溝口景子さん(27)=北塩屋=が柏木御坊市長を表敬訪問

18日
御坊小学校北校舎耐震補強工事が完成。来秋から御坊医療圏初のファミサポ開設へ第23回全日本ジュニアソフトテニス選手権大会・U14女子ダブルスで美浜ジュニアの林季々花さん(御坊小6年)・畑中望来さん(藤田小6年)が3位入賞日高町小中神社でお湯祭り和歌山陸協小学生記録会・6年女子800メートルでUAC所属、上畑真由さん(川辺西小)が県小学生新記録で優勝

19日
御坊市敬老の日式典で模範市民・敬老篤行者を表彰。市健康福祉まつり賑わう第39回県軟式野球連盟学童部日高支部秋季大会で印南黒潮3年ぶり5回目のV

20日
台風16号による豪雨で由良72ミリ、三尾68ミリの時間雨量を観測、三尾などで土砂災害発生

21日
秋の全国交通安全運動開幕、初日から街頭啓発

22日
ミニバスケ第1回紀北町長杯で御坊BBCjrが準優勝大型客船「にっぽん丸」が日高港に寄港、御坊市や市観光協会ら歓迎・見送りイベント

24日
10歳代から30歳代による「ゆらづくり部」発足御坊警察署、県交通安全協会御坊支部が日高地方交通安全功労者・優良運転者等ら表彰

25日
第5回舞妃蓮フォトコンテスト・最優秀賞に鍋島尊道さん(68)=奈良市=、特別賞に小松雅也さん(85)=美浜町=ら決まるJA紀州旧御坊支所跡を「御坊寺内町会館」に整備、10月12日オープンへ第2回県ジュニア美術展・立体部門で岡本亜樹さん(御坊小4年)が最優秀賞ジュニア五輪・陸上競技で管内中学校から男女8選手が県代表入り大規模災害想定し、緊急消防援助隊紀中ブロック中隊訓練秋季近畿地区高校野球県1次予選代表決定戦で日高が南部龍神にコールド勝ち、18年ぶり2次予選へ日高地方初開催の糖尿病&メタボ撲滅県民講座に150人

26日
日高川町でキイジョウロウホトトギス出荷迎える日高町旅館民宿組合がクエの恩恵に感謝し供養日高町、町建設業組合が初の大規模道路啓開訓練

27日
紀の国トレイナート2016でJR稲原駅をアートで彩るみなべ町長選で現職・小谷芳正氏(67)=筋=が無投票3選。町議選は定数3超過で選挙戦突入御坊市日高川町中学校組合事務局一元化で両市町が合意

28日
紀南電設(株)=御坊市=がミャンマーの無電化村で電化工事日・メンテ指導も

29日
大栄環境(株)=和泉市=が御坊市南塩屋森岡区で建設中の中間処理施設・御坊リサイクルセンター(仮称)は12月完成、来年2月ごろ操業へ管内トップの秋祭り・印南祭のぼり立つ県内小学校でLD(学習障害)等通級指導教室開設着々シカ食害対策として日高町原谷区で管内初の夜間猟銃二階俊博自民党幹事長(77)=御坊市・当選11回=の就任記念バスツアー実施

30日
かわべ天文公園、南山スポーツ公園に木製遊具設置へきのくにロボットフェス第10回記念大会の実施概要決まるJR和佐駅の新駅舎完成日高町でクエシーズン到来御坊市消防本部が男性救助で湯川美保穂子さん=御坊市=ら3人表彰

 


MOA美術館中紀児童作品展知事賞に坂成海さん(内原小)嶋田倫也君(志賀小) 〈2016年10月13日〉

2016年10月13日 08時30分00秒 | 記事

坂さんの「クリーニングの仕事」

嶋田君の「トマトをとるお父さん」


 MOA美術館など主催、本社など後援の第28回MOA美術館中紀児童作品展の審査はこのほど行い、最優秀の県知事賞・MOA美術館奨励賞に内原小5年の坂成海さんの「クリーニングの仕事」、志賀小4年の嶋田倫也君の「トマトをとるお父さん」が選ばれ、両作品は全国展の審査に進む。入賞作品139点は22、23日に有田川町の有田中央高校同窓会館で展示され、銅賞以上45点の入賞者表彰式は23日に同館で行う(佳作以降は後報)。

 日高・有田両地方の小学校児童から昨年より2点多い1177点の応募があった。
 坂さんの作品はクリーニング店で働く母親を描いた。夏休みの宿題でクリーニング店に通い、母親が膝スカートのアイロンをかける姿を水彩絵の具で描写。スカートがシワになっているチェック柄や衣類を掛けるレールの丸みを出すのが難しかったという。
 坂さんは1年生の頃から同展に出品。2年生の頃に入選、3年生で銀賞、4年生で特賞を受けているが、知事賞は今回が初で「楽しそうに働くお母さんの姿を描けて満足。でもまさか知事賞だとは思わず驚いています。全国でも賞に入れるとうれしい」と喜んだ。
 嶋田君は家庭菜園で父親のトマトを収穫する姿がカッコイイと思い、夏休みの宿題で2週間ほどかけ、水彩絵の具を使って描いた。真っ赤に育ったトマトを採る父親の手を描くことが難しかったといい、緑から赤く実り始めているトマトや日の光が当たっている帽子など細かく表現した。
 嶋田君は1年生の頃に佳作、2年生で特賞を受賞しており、3年生で受けた以来の2年連続知事賞で「色合いを出すのに苦労したけど、自分なりに上手く描け、また知事賞だったのが良かった。昨年は全国で賞をもらえなかったので、今年は入るとうれしい」と話した。
 日高地方の入賞は次のみなさん。カッコ内は小学校名。
【特賞】県議会議長賞=東原百伽(川原河5年)▽県教育委員会賞=野村和志(塩屋5年)▽児童作品国際交流賞=新田紳策(湯川6年)▽御坊市長賞=宮井礼菜(藤田5年)▽日高川町長賞=玉置紫凰(川原河3年)▽日高町長賞=武内羽瑠(内原5年)▽由良町長賞=高橋孝輔(由良2年)▽美浜町長賞=椎崎りお(和田3年)▽NHK和歌山放送局賞=中根豪汰(藤田5年)▽朝日新聞和歌山総局賞=小池昌生(同)▽産経新聞社賞=文蔵理世(同)▽毎日新聞和歌山支局賞=山崎啓一郎(内原3年)▽読売新聞和歌山支局賞=吉本帆花(藤田3年)▽(株)和歌山放送賞=米田琴葉(同5年)。
【金賞】藤田くるみ(御坊3年)中野弥琉(藤田4年)佐藤綾(同6年)保田萌里(寒川第一6年)。
【銀賞】中津凛香(内原2年)坂将起(同)山崎涼(同3年)百瀬結葉(志賀3年)畑間陽翔(藤田4年)岩崎祐佳(同)稲葉陽祐(松原4年)那須亮太(内原5年)。
【銅賞】市村颯大(御坊6年)角織羽(野口1年)佐竹望秋(藤田1年)藤本紗英(同)新野莉佳子(同2年)川手菜央(同)阪本美沙(同4年)瀬戸楽人(同5年)小早川友汰(同6年)西川陽彩(同)中野泰佑(湯川6年)。


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秋祭りサンデー、見物人でにぎわう 〈2016年10月12日〉

2016年10月12日 08時30分00秒 | 記事

横一列に連ねて練り歩く(森祭)

馬場を疾走する駆け馬(紀道祭)

御旅所で獅子舞を奉納(衣奈祭)

升持ちと一緒に大笑いする名物の鈴振り(笑い祭)


 秋祭りサンデーとなった9日、日高地方では笑い祭(日高川町)や紀道祭(同)森祭(御坊市)衣奈祭(由良町)志賀祭(日高町)など各地で行われた。曇り空だったが、各神社とも家族連れら多くの人でにぎわいをみせた。16日は塩屋祭、熊野祭(御坊市)吉原祭(美浜町)土生祭(日高川町)切目祭(印南町)などが行われ、祭りシーズンも終盤に入る。

 森祭 御坊市塩屋町南塩屋の須佐神社で行われた。午前中に御輿や屋台、のぼり、四つ太鼓などが塩屋漁港の御旅所までお渡り。神殿式のあと、笛や太鼓の音色にあわせて3頭の獅子舞を同時に奉納。大人、子ども計4基の四つ太鼓が威勢良く練り歩き、御輿を中心に四つ太鼓、屋台が横一列につながると、見物人から歓声や拍手が沸き起こった。午後から神社で宮入りした。

 紀道祭 日高川町三百瀬の紀道神社で行われ、四つ太鼓やだんじり、珍しくなった駆け馬が行われた。
 北、南、平川、三百瀬若中の4組の四つ太鼓や屋台が練り歩き、三百瀬のだんじりは、NHK大河ドラマの「真田丸」をテーマにした飾り物で注目を集めた。
 獅子舞や巫女(みこ)の舞が奉納されたあと、午後4時30分ごろから駆け馬が行われ、4頭の馬が2頭ずつ馬場を疾走すると、多くの見物人から歓声が沸き起こった。

 衣奈祭 由良町衣奈八幡神社で行われた。神殿式のあと、王仁、和仁、宮付獅子頭、御輿、神主、総代、区長らが渡御を行い、御旅所で巫女の舞、衣奈と神谷の獅子舞、吹井の唐船などを奉納し、多くの見物人でにぎわった。

 笑い祭 日高川町江川、丹生神社の笑い祭は、名物の「鈴振り」の周りを多くの見物客やカメラマンが取り囲んでにぎわった。
 鬼の出迎えのあと、和佐の「箱獅子」や江川、山野、松瀬の獅子舞が一斉に行われてから御旅所を出発。白化粧に、赤字で「笑」を書いた鈴振りが左手に宝箱、右手に鈴を持ち、升持ちと一緒に「笑え、笑え、世は楽じゃ、永楽じゃ」と大笑いしながら御輿を先導して宮に戻った。山野、江川、和佐、松瀬の屋台や四つ太鼓が練り歩き、境内では巫女の舞のあと、和佐の「踊り獅子」、松瀬の「竹馬」、山野の「雀踊り」、江川の「奴踊り」のほか獅子舞などが奉納された。


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危険業務従事者叙勲、管内は門完次(日高川町)垣内孝司(御坊市)両氏受章 〈2016年10月9日〉

2016年10月11日 08時30分00秒 | 記事

 警察官や消防士、自衛隊など危険性の高い業務に精励した人に贈られる第27回危険業務従事者叙勲の受章者が決まった。日高地方から瑞宝双光章に日高川町佐井580の2、元県警部の門完次氏(70)、瑞宝単光章に御坊市野口830、元同市消防司令の垣内孝司氏(65)-の2人が選ばれた。それぞれ警察、消防業務に献身的に務め、住民の安心、安全に尽くした。11月上~中旬に東京や県庁で伝達され、東京で拝謁する。県下受章者は28人で今回を含めて685人となった。国の栄典制度改革で平成15年秋の叙勲から創設された。

地域を愛し、愛された警察官
瑞宝双光章 門完次氏

 平成5年から13年まで8年間赴任した御坊警察署中津駐在所時代は「村の駐在さん」として地域に愛されるなど、昭和39年に県警に採用されて以来、41年余り地域の治安維持に努めた。
 湯浅、串本両署の刑事課や古座警部派出所、和歌山西、新宮両署の交通課を経て平成元年に御坊署に赴任。同署交通課などのあと、平成5年に中津駐在所に移った。「中津で過ごした8年間が最高の警察官人生だった」と話すなど、地域を愛し、地域に愛された警察官として活躍した。
 中津駐在所で印象に残るのは、日高中津が分校史上初の甲子園出場した平成9年春。村民のほとんどが甲子園に駆けつけ、出発の応援バスを見送ったあと、人気がない村中をパトロール。敗戦後のテレビ取材では感極まって言葉に詰まりそれを見た全国の視聴者から励ましの手紙をもらったのが忘れられないという。
 40年余の警察人生で遭遇した一番の事件は、古座駅ホームで発生した薬物中毒者による改造拳銃乱射事件。同僚と2人で現場に駆けつけ、威嚇発射する同僚と犯人が銃撃戦となり、銃を乱射する犯人に警棒だけで立ち向かい、銃を叩き落として逮捕し、2度目の県警本部長賞(6回)を受けた。「当時の銃は性能が悪く弾が当たらなくて本当に運が良かった」と振り返る。
 門氏の話 地域の人に大事にしてもらったことが一番。地域とともに頂けた章だと思います。地道に健康で勤務できたことが何よりうれしいです。

長い間消防の発展に貢献
瑞宝単光章 垣内孝司氏

 昭和45年3月、御坊市消防本部消防士に拝命され、42年余の長い間、豊富な知識と経験を生かし、消防本部の発展に貢献。現場では、実行力と卓越した指揮力を発揮し、被害を最小限度に抑えるなど功績は顕著だ。最終階級は消防司令。
 県立南部高校卒業後、「人助けをしたい」「人のためになりたい」との思いから、消防士になることを決意。その後、警防業務を中心に様々な災害現場や、人命救助の最前線で活躍した。入って1年ほど経ち、まだ新人だったころ、大規模な林野火災が発生。負傷者はなかったものの、御坊市名田町から印南町にわたり、草木などが燃え広がり、鎮火するまで3日間かかった。寝る暇などなく、延焼を抑えるため、木を伐採したり、消火活動を続けた。
 平成21年4月1日、消防署長に就任。「被害に遭っている人だけではなく、隊員のことも考えなければならなくなった」と振り返り、多くの葛藤もあった。平成23年1月に発生した民家全焼火災では、猛烈な勢いで火が瞬く間に燃え広がる中、冷静に状況を判断し、職員、消防団員らに的確に指示。細かい配慮で安全管理を徹底しつつ、消火活動を指揮した。救急業務の高度化に伴い、救急救命士の養成にいち早く着手したほか、地域の救命率の向上を図った。
 垣内氏の話 人に恵まれました。家族、先輩、後輩、みんなに助けていただいたことに本当に感謝しています。今後も地域のために協力していきたい。


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川端徹警部補(御坊署)全国優良職員表彰 〈2016年10月8日〉

2016年10月08日 08時30分00秒 | 記事

今後も和歌山の安全、安心の実現のため職務に邁進することを
誓う川端警部補(左から2人目)


 警察庁長官が優秀な警察職員の功労をたたえる、全国優良警察職員表彰(警察庁長官賞詞)の表彰式が4日、東京都のグランドアーク半蔵門で開かれ、県下で唯一人、御坊警察署生活安全刑事課企画指導・統計・鑑識係長の川端徹警部補(56)が受賞した。今年の受賞者は全国136人で、昭和27年に表彰制度が始まって以来、県下では64人目となる。現役の御坊署員が受賞するのは平成10年以来5人目。警察庁長官表彰で、現職警察官が受賞できる賞のうち第2位となる。

 同賞は、多年警察官として日夜職務に精励し、強い責任感と不断の努力で、警察の責務を遂行し多くの業績をあげ、治安維持に尽力したものに贈られる。
 川端警部補は、昭和53年4月1日、県警察官に採用され、白浜署を振り出しに、26年余を刑事警察官として勤務し、捜査現場で培った豊富な知識と経験を生かし、刑事警察の要として、手腕を遺憾なく発揮し多大な功績を残した。勤続38年のモットーは「被害者の立場に立って、解決できるよう努力する」。
 刑事畑での主な事件は、捜査第2課の時に発生した「簡易保険・入院保険金の支払いをめぐる贈収賄事件」、田辺署勤務時の「ビリアート店における緊縛強盗事件」、「余罪多数の連続忍び込み窃盗事件」などに携わった。特に印象に残っているのは、平成12年9月に御坊市の旅館「コトブキ」で、旅館経営者の女性が殺害された「旅館強盗殺人事件」。当時警部補に昇進したばかりだったが、当時の刑事課長らとともに現場捜査の指揮を執った。「見てすぐに強盗殺人だとわかった。現場の処理にはとても気を使った」という。
 現在は、御坊署生活安全刑事課企画指導・統計・鑑識係長として活気ある業務運営と若手を含めた部下の育成にも尽力している。「古い時代からの良いところを、後進に伝えていきたい」とした。
 6日に、太田清太郎御坊署長に受賞を報告。太田署長は「今後も長年培ってきた技術、知識を後進に伝えていってほしい」と述べた。川端警部補は「身に余る光栄な賞を受賞させていただきました。これまで、26年余りを捜査畑の刑事として、凶悪事件、窃盗事件や知能犯罪事件等の捜査に従事してきました。捜査現場では、困難に直面することが多く、無我夢中で走ってきた感がありますが、今回の受賞を励みに、これまでの経験を生かし、若い力の育成と、少しでも安全で安心な和歌山を実現できるように職務にまい進したと思います」と話した。


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