目的の雲月山に向かう途中、紅葉のそばで昼食をとり休憩
最後の目的地 島根県との県境にある雲月山に着きました。
時刻は午後2時前でしたが、ガスっていて見晴らしがよくありません
途中狭い道路で、マイクロバス2台と運よく離合できましたが、
その次に出会った車と離合できずに随分とバックすることに。
天候が悪くなったので、登山者は次々と帰っていきました。
せっかく来たのだからと、霧が去った後歩き始めると又霧が濃くなって
殆ど周囲が見えなくなりました。
濃霧が消えては又次の霧が
ここは数年前までは牛の牧場でした。
牛がのんびりと過ごしている姿にとても癒されました
展望がよく、稜線を歩くと三瓶山や日本海を眺めることができ
コースタイムは約1時間半で、気軽にハイキングできます。
霧が深いので途中で花散策を中止して下山しました。
予報では晴天の一日のはずでしたが残念です。
ウメバチソウ、リンドウ、ヤマラッキョウなど多くの草花に出合えました。
下山して帰路の途中にりんご農園があります。
道路端に無人市があり、早生フジとシナノスイーツを買いました。
雲月山で出会った花は続きで・・・
温井ダムの紅葉は来月から見頃になります。
紅葉の時期には大勢の観光客が訪れることでしょう。
主人が前から一度登ってみたかったらしい大箒山への林道を車で上りました。
温井ダムから見上げる大箒山は熊の生息地でもあり
よく山歩きをしていた頃でも登っていません。
林道は舗装道路で所々にガードレールもついていて立派な道路です
道なりにくねくねとアップダウンを繰り返しながら上っていくと
見晴らしの良いところに着きました
約5キロ上って来たところです
眼下には先ほど休憩した温井ダムが見おろせます
もう少しで山頂近くと思っていたら、倒木や伐採した樹木ををクレーンが吊って集積していました。
迷惑をかけるといけませんので、Uターンして下りました。
ハゼの木はもう赤く色づいています。
ヤクシソウが終わりつつありますが、まだ頑張っています
ヤクシソウ(薬師草) キク科
崖の上にフサフジウツギが1輪だけ咲き残っていました。
1000m近いところで会えるなんて驚きました。
フサフジウツギ(房藤空木) ゴマノハグサ科
この林道はまだ全通してはいないようです。
大箒山(1013m)登山道入り口を過ぎた所で行き止まりのようです
標高差300m位を一気に下りました。
これから目的地の雲月山に向かいます。
朝からとっても気持ちよい秋らしいお天気でした。
午後からは暑いぐらいで、また夏が戻ってきたようでした。
庭の草花は夏から秋へとバトンを渡しています
クレマチス (キンポウゲ科)
セキヤノアキチョウジ (関屋の秋丁子)シソ科
山野の道端などに生える草です
エンゴサクに花が似ています
フシグロ (節黒) ナデシコ科
これは植栽したのではありません。
植木鉢の中で桔梗と一緒に育ちました。
花も終わり種子がたくさんできています。
庭石の横にポツンと赤い実 スズランの果実です。
久しぶりのブログ更新です。
今の私を見つめていると、
このままでいいのかなと不安になって
なんとなく1週間過ぎてしまいました。
体調の不具合、大切な人との別れ・・・・
数年前と生活が変わってしまいました。
ところが、この詩を読んで感動しました。
「われは草なり」 高見順
われは草なり 伸びんとす
伸びられるとき 伸びんとする
伸びられぬ日は 伸びぬなり
伸びられる日は 伸びるなり
われは草なり 緑なり
全身すべて 緑なり
毎年かはらず 緑なり
緑のおのれに あきぬなり
われは草なり 緑なり
緑の深きを 願うなり
ああ 生きる日の 美しき
ああ 生きる日の 楽しさよ
われは草なり 生きんとす
草のいのちを 生きんとす
私には草花を育てて、山野の花に巡り合いながら
自然の中で暮らしていくこと
これでいいのだと思って生きていきます。