6月5日、久保敬さんは、応援団の大阪公立大学の辻野けんま先生のお誘いでインド・ブータン教育視察・交流の旅に出発されました。昨夜遅く、インドから旅だより第一弾が届きました。どうぞご覧ください。
久保ちゃんのインド・ブータン紀行 その1
日本は真夜中かと思います。
インド、ライプルという都市まで16時間かけて着きました。6月6日一日目は、SAGESという公立の小中高一貫校に行きました。インドでは、6月15日が新年度の始まりということで、実際に子どもたちの活動の様子は見ることはできませんでしたが、先生方が、映像を交え、丁寧に説明してくださり、雰囲気が伝わって来ました。授業以外の様々な行事や取り組みを大切にされていて、日本の学校に似ていると感じました。貧困地域にある学校だそうで、人間として大切なことを学んでほしいと考えておられること、家庭訪問もして親と話すことを重要だと考えておられることなど、かつての同和教育推進校を思わせるところがありました。
小中高まで一緒という学校は多いのかと質問したら、特別だということでした。別々の学校にしたら、上の学校には来なくなるだろうからということでした。こちらは、就業年数が日本とはちがい、5-4-3制です。このライプルのある州の制度かもしれませんが。
その後、教員研修なども行っているカレッジに行き、ミドルクラスの新任の先生方の研修に少し参加させてもらいました。辻野先生の研究仲間のディーパ先生にとってもよくしてもらいました。充実した一日でした。
けんま先生からの写真提供と補足説明
写真説明:地区教員養成所(DIET: District Institute of Education and Training)での初任者研修を参観させていただきました。ディーパさんが久保先生の訓告のエピソードについて、行政から訓告をうけたが市民からは逆に支援されていることと、それがガッツせんべいに象徴されているという説明を詳しくされていました。研修に参加されていた先生方(数十名くらいおられました)が一斉にスマホで写真を撮っておられたことが印象的でした。
4枚中1枚目(左上!?)の5人で映っている写真は、久保先生からご報告あったSAGES(Swami Atmand Government English Medium School)です。公立学校です。大多数の子どもが貧困背景をもつそうで、英語教育とデジタル教育に力を入れつつ様々なイベントや活動に取り組んでいる学校でした。簡単ながらひとまず私から報告でした。