以下、何年も前に別ブログに投稿した記事です。
宮間利之さんがお亡くなりになりました。
千葉県出身、ニュー・ハードの指揮者として活躍されていました。
実は、ご本人にお会いした事もあったのです。
吹奏楽関係の雑誌で、アマのビッグバンドを取材するコーナーがあり、それにうちのばんどが出たのです。
その時の講師が山木幸三郎さんでした。
それが縁で、「今度そちらの方に行くよ。高校の文化行事だけど、聴きに来れる?」と連絡をいただいのです。
たまたま、当該の高校には教員をやっている後輩がいたので、平日暇な数名で行ってみました。
楽屋に伺った時、たまたま宮間さんにお会いしたのですが、満面の笑顔で「ビッグバンドやってるんだってね。頑張って下さいね。」と言っていただきました。
その後、お昼を山木幸三郎さんと一緒に食べ、色んな話を聞かせていただきました。
楽しい、貴重な想い出です。
ライブのニュー・ハードの演奏は、先鋭的で私らのばんどには、手も足も出ない、という感じでした。
「ビッグバンドベスト5」というコンサートがあり、それにも行きましたが、同時にレコードも発売されていました。
その懸賞で「ドナ・リー」の楽譜を貰いましたが、手付かずで今に至っています。
この所、皆が頑張ってばんどの力も伸びて来ました。
挑戦してみますかね。
宮間さんの指揮、拍子をきちんと振る事はなく、真似するのは無理かな、といつも思っていました。
ばんどの音にノッて踊っているような感じですが、実は厳しくばんどの音を聞いているようでした。
それが、観客にはわからないように、あくまで自分はビートにのっている、それを表現していた気がします。
これは、お昼ごはんの時、山木さんにいただいたサインです。
10枚近くのレコードを持って行き、サインをお願いしました。
「随分持ってんだねえ!」
快くサインをいただき、今は私の宝物です。
テレビに出たのをDVD化してあります。
明日は「宮間利之とニュー・ハード」の演奏を堪能します。
では。
山木さんもお亡くなりになりました。
シャープスアンドフラッツもなく、かつて私を楽しませてくれたビッグバンドは減る一方です。