2011年3月11日の東日本大震災。
当時、「計画停電」なるものがあった。
私が住んでいる地域では、二度ほどそれも長時間では無かった。
一週間後に急性盲腸炎を発症した倅の見舞い・引っ越しで沖縄に行った。
その帰りの飛行機が羽田に着く直前、いつもと違って地上は暗かった。
アクアラインを経由して地元に帰る途中、道路も暗かった。
あれはどれくらいの効果があったのか?
その検証はなされていないと思われる。
これはマスコミの仕事では無いだろうか?
同じ事が別角度から出てきた。
「節電要請」ナシでこの猛暑を乗り切った…その理由とは 他エリアから「電力融通」たくさん受けた地方は?:東京新聞 TOKYO Web
つまり、猛暑猛暑と言われた今夏。
電力逼迫は話題に上ったが、結果どうだったのかは報道されない。
上記の東京新聞の記事にもある通り、要するに足りたという事では無いだろうか?
そう言えば、何年か前には毎日テレビで電力需要が供給を上回りそうだとほぼ毎日報道された。
実際に深刻な事態にはならなかったと記憶している。
その逆の事がこの夏起きたのでは無いだろうか。
電気は足りているというのが事実なのではないか。
それでも、政府は原発再稼働・新設に動こうとしている。
何故だ?
何故にマスコミは「足りている。」と言わないのだ。
多くのマスコミで、「電気は足りた!」と報道しまくれば良い。
報道しない理由は、政府の意向を忖度しているとしか思えない。
そして、その事に多くの国民は目を向けない。
原発推進派の政治家などは、本気でエネルギー問題を考えてはいないと思う。
原発推進によって、何らかの利益が懐に入るのだろうな、そう邪推している。