今年もやって来た、3月11日。
年々、扱いが少なくなっていく。
これも、安倍晋三の報道機関統制の成果だと思います。
現在、高市早苗の「捏造」発言が問題となっていますが、これもじきに終わるでしょう。
安倍のやり方は、たしかに効果的ではあったと思います。
自ら知ろうとしない国民、ならばこちらの都合の良い情報だけ送り込めば良い。
そう考え、そのためには手段は選ばなかったという事です。
3月11日に起きた事を正確に伝える。
まずそれがスタートだと思います。
東京電力福島第一原発で何が起きていたのか?
3月11日までに、何が行われずにいたのか?
そして、その後本来は私達に知らせるべき事、それが何故知らされなかったのか。
それらを明らかにする事、それこそが報道の仕事だと思います。
そして、現状はどうなっているのか。
原発も当然、それと同じくらいに避難させられた方々が、いまどそういう状況に置かれているのか。
これらをすべて伝えようとしたら、今日は多くのテレビが特集だらけになるはず。
WBCも良いけれど、それに浮かれている場合ではないと思いますが。
気付いていないのは、日本国民だけでしょう。
安倍晋三が、NHKを統制し始めたのは、確か拉致被害者問題について、もっと、報道せよと、言い始めた時からでした。
世論を、対北朝鮮強硬姿勢に誘導したかったからでしょう。
結果的には、無能な安倍政権を指摘する事になったのですが・・・
今や、MHKは政府広報に成り下がりましたし、広告主である大企業に配慮する民放もまた、体制擁護派に成り下がってしまいました。
今は、玉石混交のネット・ニュースの中から、常識と経験のフィルターで、現実を把握するしか有りません。
比較的、経済ニュースは、実態を表しています。
安倍は、拉致被害者問題を「うまく」利用しました。自分の評価を上げる事に成功したのです。
見るに値する報道をするテレビは無いですね。
横田さんのご両親も、実は、自分の評価を上げるためだった故安倍晋三の被害者と言えるのだと思います。
最近、こんな本が発刊されました。
信頼できる内容です。
「3・11 大津波の対策を邪魔した男たち」島崎邦彦(青志社)
https://books.rakuten.co.jp/rb/17466208/?s-id=ph_pc_itemname