田園 里山 野鳥そしてアルプスの山々

日進市と近隣の里山、春から秋にはアルプスの山々を歩いて感じたこと、考えたことなど・・・

越百山・空木岳縦走 その2

2012年08月08日 | 山歩き

越百山から仙涯嶺に向かいます。下の写真は仙涯嶺との間の鞍部近くから振り返って見る越百山です。

         歩いてきた道を振り返る  真ん中のピークが越百山

登りに移り、岩の重なる小さなピークをいくつか越えたり巻いたりしつつ1時間40分ほど歩くと、仙涯嶺の頂上に達します。仙涯嶺の頂上は特に何もなく、日が当たって暑いので、南駒ヶ岳寄りに少し下りたところで休憩。ここから見る南駒ヶ岳の姿は立派です。

              仙涯嶺の頂上付近から見る南駒ヶ岳

前方右下を覗くと断崖上につけられた細い山道(下左)。ところどころに鎖はありますが、写真で見るほど怖いところではありません。

  

      断崖上の細い山道               仙涯嶺の頂上からの下り道       

さらに下って南駒ヶ岳との間の最低鞍部にでます。そこから振り返ると仙涯嶺の頂上は鋭くとがって見えます(上右)。ここから南駒へは、岩と岩の間を縫い、ところどころ砂礫のすべりやすい急な登りが断続的に続き、結構へばりました。

               南駒ヶ岳山頂から空木岳を見る

山頂に着くと初めて空木岳の全容が見えます。ここで昼食・大休憩。誰もいないので横になって30分ほど昼寝もしました。たっぷり水も飲み、W氏より教わった即効チャージ(左下)を飲んで再出発。これは大変効きました。少しだけですがペースを回復して一気に空木岳山頂まで登り、ここで越百山山頂で一緒になった佐久市のお兄さん(”その1”参照)に追いつきました。しかし、夕暮れが迫り、霧で何も見えず、早々に木曾殿越山荘に向かって下山を開始しました。

         

           元気のもと               空木岳山頂は霧の中 

 この下りの岩場がこの日一番の難所で時間がかかり、木曾殿山荘に着いたのは17時30分。予定より大幅に遅れてしまいました。木曾殿山荘のマダムの話では、この空木岳からの下降は事故の多いところだそうです。