クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

定例観察 2023年1月24日

2023年01月31日 | 大吉調節池
8か月間くらいブログを更新しておらす、休眠状態でした。
知人からブログ楽しみにしていますと言われたのと、現在、役員をしている団体の一つを2月末に辞めるので、
少し楽になりますので、ブログを再開することにしました。

定例的に行っている大吉調節池の観察も、忙しさにかまけて、少し手抜きをするようになっていましたが、
再開するなら、やはり、大吉調節池の定例観察から書きたいと思いました。

1月24日午後に大吉公園、大吉調節池を回りました。
出発地点の大吉公園でシロハラを見たのですが、写真は、露出補正ダイアルを戻し忘れて撮影したので、
白飛びしてしまい、まともな写真にはなりませんでした。
シロハラ(露出オーバー、白とび)

今回、大吉調節池では、ここでは珍しいオナガガモを見ることができました。
オナガガモ、オオバン
オナガガモ、ヒドリガモ

また、池の脇につくられたモズのハヤニエが消費され、ケラ1個しか残っていないことを確認しました。
    (ケラ2個、ミミズ1個のハヤニエは無くなっていました)
はやにえのケラ

また、久しぶりに、タシギ2羽を近くでじっくり観察できました。
タシギ
タシギ
タシギ

この日見られた鳥は、シジュウカラ、ウグイス、アオジ、カワラヒワ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ツグミ、
シロハラ、モズ、コゲラ(鳴き声)、ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、オオタカ、カイツブリ、バン、
オオバン、コガモ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カワウ、タシギ、アオサギなどでした。
アオジ
モズ
オオバン、バン
マガモ、コガモ、カワウ
オオタカ

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キョウジョシギ、アマサギが見られた

2022年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム
今日も、夕方、雨の中、田んぼを車で巡った。
今回も、ムナグロのキョピキョピという鳴き声を聞こうと思って出かけた。また、いつまで滞在
しているかにも興味があった。

ムナグロ30羽以上、キアシシギ5羽、チュウシャクシギ1羽そして、キョウジョシギ1羽を確認した。
ムナグロ
チュウシャクシギ
キョウジョシギは、今シーズン初めてで、また、久しぶりの観察だった。
キョウジョシギは主に畔の上を土を突いて崩しながら移動し餌を探していた。
キョウジョシギ

ムナグロとキョウジョシギ
キアシシギとキョウジョシギ


また、離れた田んぼで、代掻きをしている傍で多くのサギが採餌しているのが見られた。

代掻きの脇にいるサギたち
コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、そしてアマサギ2羽が見られた。
アマサギは、サギの集団営巣地では見ていたのだが、田んぼで見たのは今シーズン初めてだった。
チュウサギ採餌
コサギ飛翔
アオサギ
アマサギ
アマサギ
なお、他の田んぼで、ゴイサギ成鳥1羽も観察できた。
ゴイサギ飛翔
この他、田んぼでは、スズメ、カワラヒワ、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、ハクセキレイ、ムクドリ、
キジバト、ハシボソガラスなどが見られた。
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キョピキョピを聞きに田んぼに通う

2022年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム
最近は時間ができると近くの田んぼにムナグロを見に行っている。
5月8日観察会で行った草加市柿木田んぼでムナグロが観察できなかったからだ。
例年ならムナグロがまだ観察できるはずなのに、5月6日に10羽を見たのを最後に2日間見られなくなった。
いつもの年と変化したのか、柿木田んぼの開発の影響なのか、温暖化などの環境変化の影響なのかを
確かめたい気持ちもあり、近くの田んぼに通い始めた。

今シーズン初めて行った越谷市船渡地区の田んぼで、5月1日にムナグロ120羽を一枚の田んぼで確認した。
過去に確認したことのない群れの数だった。
その後は、30羽強だったが、5月10日には再び100羽を確認している。ムナグロは、5月10日頃から場所を
若干移動し、昨年も見た田んぼに移動し始め、最近は30羽程度が定着したようだ。

5月15日の夕方、小雨が降る中、車で田んぼを回った。
通うのは、ムナグロのキョピキョピというかわいい鳴き声に中毒になっているからかもしれない。
最初にムナグロ120羽を確認した田んぼには1羽しかおらず、昨年以前もムナグロなどを見た田んぼには33羽がいた。
ムナグロ



その田んぼには、キアシシギ5羽、チュウシャクシギ4羽がおり、田んぼ傍のヨシではオオヨシキリ2羽が囀っていた。
キアシシギ
ムナグロとチュウシャクシギ
チュウシャクシギ


オオヨシキリ

この他、ツバメ、カルガモ、コサギ、ダイサギ、アオサギなどが見られた。
コサギ
ダイサギ
アオサギ

5月1日以前いつムナグロが飛来したのか分からないし、個体識別もできないが、ムナグロは二週間以上滞在しているらしい。
資料によれば、ムナグロは日本に三週間ほど滞在するとされているので、その値は正しいのだろうと実感している。


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定例観察 春が来ている

2022年04月20日 | 大吉調節池
最近ブログの更新をサボる癖がまた出てしまいました。
現在運用している、もう一つのブログは、某組織のブログなので、まだ、頻度高く更新しているのですが。
妻からもこちらのブログは最近チェックもしていないときつい言葉がありました。

さて、それでは、いつもの大吉調節池での定例観察を書くことにします。4月16日の観察記録です。
と言いつつも、まったく、写真を整理していないので、整理しながらの執筆となります。

いつの間にか、公園や調節池では桜がほぼ終わり。ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)が満開になっていました。
また、フジの花も咲き始めていました。
ハナミズキ
調節池の藤棚
フジの花

ケヤキの新しい葉が展開し始め、クスノキの古い葉が赤く変化し、落ちて、新しい葉と入れ替わろうとしています。
ケヤキの葉
ケヤキの冬芽と葉
クスノキの葉
ハナミズキの花を拡大して見ると、大きな花弁のように見えるものは総苞弁だということが良く分かります。
この写真では小さな花が13個集まっています。
ハナミズキの花拡大

樹木以外では、ニョイスミレ(ツボスミレ)、カワヂシャ?、ユウゲショウ、ハルジオンなどが咲き始めています。
ニョイスミレ
ニョイスミレ花
カワヂシャ?
ユウゲショウ花
カスマグサマも2週間くらい前から見られます。
カスマグサ

昆虫は、ベニシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キアゲハ、ナミテントウ、ナナホシテントウ、
コガタルリハムシなどが見られました。
ベニシジミ
モンシロチョウ
モンキチョウ
キアゲハ
ナミテントウ交尾
ナナホシテントウ幼虫
ナナホシテントウ蛹化
コガタルリハムシ幼虫
ホソヒラタアブ

鳥は、まだコガモ、オオバンなどが残っている一方で、ツバメやチュウサギが来ていました。
チュウサギは今シーズン始めてみました。
コガモ
オオバンとツバメ
チュウサギ
チュウサギ飛翔
シジュウカラ
ダイサギ
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2月26日モンキチョウを見る

2022年03月04日 | 大吉調節池
定例観察を大吉調節池で行った。春の息吹が感じられるような現象がいくつか見られた。

2月26日は晴れており、歩き初めの気温は14.8℃だった。
調節池に入る前に道端で、カラスノエンドウの花が咲いているのを今シーズン初めて見つけた。

カラスノエンドウ花

この他には、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなどの花が調節池周辺で見られた。

ヒメオドリコソウ花

越冬している昆虫も、気温が上昇した日には活動するようだ。
大吉調節池を歩いていると、黄色のチョウが飛翔しているのが見えた。
急いでシャッターをきると、何枚か飛翔しているモンキチョウが撮影できた。

モンキチョウ飛翔

そのうちに、草にとまったので、急いで、近づき、撮影した。

モンキチョウ

モズの「はやにえ」であるが、先週あった小魚1個、ミミズ1個、ケラ3個、幼虫1個などが無くなっており、
はやにえはケラが1個だけ残っている状態だった。

ケラのはやにえ

春が近づいており、花や昆虫の活動、モズのはやにえの消費が見られるようになったのだろう。

この日見られた鳥は、シジュウカラ、ムクドリ、ハクセキレイ、モズ、ツグミ、シロハラ、キジバト、
ハシブトガラス、カイツブリ、オオバン、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ雌、カワウ、
アオサギなどだった。
また、オオジュリンと思われる鳴き声も一瞬聞こえた。

ムクドリ

鈴なりのムクドリ

モズ雌

ツグミ

オオバン

マガモ

ヒドリガモ

オナガガモ、マガモ、ヒドリガモ

アオサギ
その他、オオカマキリの卵嚢などが見られた。

オオカマキリ卵嚢
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ニホンアカガエルの卵塊があった

2022年02月20日 | 三ツ堀里山自然園
2月6日に一度、三ツ堀里山自然園にニホンアカガエルの卵塊があるか確認に行ったが、
この時は、まだ、卵塊はなかった。

この後、2月10日、13日に雪が降ったのでアカガエルの産卵があったのではと思い
2月17日再度ここを訪れた。
歩き始めると、雪ダルマの残骸らしい雪玉が何か所かに残っていた。
雪だるまの残骸
ホトケノザ花
三ツ堀で行きの南側のルートではニホンアカガエルの卵塊は確認できなかったが、
帰りの北側のルートで卵塊6個を確認できた。
ニホンアカガエル卵塊




卵塊をカウントして歩いていると、ご夫婦がおられ、どうもアカガエルの卵塊を探しておられる
ようなので、こちらにありますよと案内して差し上げた。
ご婦人からは、これが卵ですか、私たちだけでは分からなかったと思いますとお礼を言われた。
(「今年も産卵してくれたんだ。」という気持ちを分かち合いたかったので声をかけさせていただ
いただけで、感謝されるとは。)
卵塊の写真を撮影するご婦人

この日確認できた鳥は、スズメ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、ジョウビタキ、コゲラ(鳴き声のみ)、
モズ、ツグミ、シロハラ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、ダイサギ、アオサギなどだった。
メジロ
エナガたち

エナガ

頭の禿げたエナガ
ジョウビタキ
モズ
ツグミ
ダイサギ
アオサギ

林の中でシロハラが枝に止まっているのを見つけて、しばらく見ていると地表に降りて採餌を始めた。
シロハラとまり

シロハラ採餌
また、園内のカシノナガキクイムシに穿孔されているコナラの写真も撮影した。結構フラスが根元に
溜まっているような箇所も見られた。今後の被害の広がりが心配だ。
根元のフラス
カシノナガキクイムシ?が穿孔

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イソヒヨドリがいた

2022年02月14日 | 日記・エッセイ・コラム
クビアカツヤカミキリの被害を受けた桜の木の状況がどうなっているのか、2月9日に
八条用水沿いを歩いて確認した。
昨年、被害が見られた桜の木には、今の時期でもフラスが残っているのが確認できた。
クビアカツヤカミキリ被害木 フラス
また、用水沿いで、鳥を観察することができた。スズメ、ムクドリ、シジュウカラ、
ホオジロ、ジョウビタキ、ツグミ、ハクセキレイ、アオサギ、カルガモなどが見られた。
ホオジロ
ジョウビタキ雄
アオサギ
珍しく、イソヒヨドリ雄1羽が見られたので、しばらくイソヒヨドリの行動を観察していた。
イソヒヨドリが用水脇の木の根元付近に行っては、何か昆虫を食べているようだった。
撮影した画像を拡大して見るとミツバチを銜えて食べていうことがわかった。ミツバチが
用水脇にある木の洞の中に巣を造っているらしく、イソヒヨドリがその巣を狙って繰り返し、
採餌に訪れているようだ。
どうも、採餌しているミツバチはニホンミツバチのようだ。
イソヒヨドリ

洞からミツバチを捕らえた
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クヌギカメムシの孵化と団子のようなエナガ

2022年02月10日 | 県民健康福祉村
少し前1月31日に県民健康福祉村に行った際のことを書く。
クヌギカメムシがクヌギの樹に産んだ卵塊状況の確認を目的に訪れ、ついでに鳥も観察した。

クヌギの樹にクヌギカメムシが昨年の11月から12月に産卵していたのを確認していた。
文献などによると、厳冬期の2月頃に孵化するとの記載があったので、実際に孵化するのか確認に来た。

クヌギに産み付けられた多くの卵塊を一つ一つチェックしていくと、一部の卵塊で孵化が見られた。
10倍ルーペではなかなか判別できないような状況だった。デジカメの機能を使用して拡大してやっとわかった。
卵塊と孵化したクヌギカメムシ
卵塊と孵化したクヌギカメムシ
孵化したクヌギカメムシ
孵化したクヌギカメムシ

このクヌギの木の近くのセンダンの木を見ると、ヒヨドリがセンダンの実を採餌しているのが見られた。
センダンの実を採餌するヒヨドリ

また、その近くの地上でムクドリが何かを採餌していたので、ファインダーで拡大して見ると、
蛹を採餌しているのが分かった。
蛹を食べるムクドリ
この他林の中で、シジュウカラ、ジョウビタキ、エナガなどが見られた。
シジュウカラ
ジョウビタキ
複数いるエナガの中の1羽は、尾羽がなく、団子のように見えた。
何かに襲われて尾羽を抜かれたのだろうか?それとも仲間にいじめにあったのだろうか?
普通のエナガ
尾羽の無い団子のようなエナガ



池とその岸辺では、ヒドリガモ、マガモ、オオバン、コサギ、カワウ、ダイサギなどが見られた。
なお、池の一角には、カワセミ撮りのカメラマン達が陣取っているので、そこは避けて通った。
ヒドリガモの群れ
オオバン
コサギ
ダイサギ
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久しぶりのコクマルガラス

2022年02月08日 | 日記・エッセイ・コラム
2月6日自然観察に出かけた帰り、吉川市を走行中、大きなカラスの群れが田んぼに降りているのを見かけた。
今シーズンはまだ、ミヤマガラスの小さな群れを数度確認しただけだったので、すぐに、車の方向を変えて、
田んぼの中の道に入った。大きな群れだったのでコクマルガラスが混じっている可能性があると思ったからだ。
カラスの群れ
車の窓を開けて、見ると、すぐに、ミヤマガラスの群れの中に20羽程度のコクマルガラスがいることがわかった。
また、コクマルガラスの淡色型も数羽混じっていた。
過去に見たコクマルガラスは群れの中に数羽が一緒にいるのを見る程度だったのだが、今回は個体数が多い。
これはと思い、結構、シャッタ―をきった。焦たのとめんどくさく思い、個体数をまじめにカウントしなかった。
ミヤマガラス
コクマルガラス黒色型
コクマルガラス淡色型
コクマルガラス、ミヤマガラス
コクマルガラス、ミヤマガラス
そのうちに、群れは移動してしまったが、群れの一部は近くの電線にとまった。
電線にとまるミヤマガラス
帰宅して撮影した画像を確認すると、残念なことに、まともな写真はほとんど、なかった。
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アオジを近くで観察した

2022年01月26日 | 大相模調節池
1月24日に大相模調節池に出かけ、鳥を観察した。

池を見ると、カンムリカイツブリがいた。何回か数えると7羽いることが分かった。

 カンムリカイツブリ

 カンムリカイツブリ



また、池にいるカルガモが交尾をしているのが観察できた。

 カルガモ交尾
また、ビオトープでアオジ2羽を見たのだが、そのうち1羽はかなり近づいて撮影しても逃げなかった。

 アオジ

 アオジ

 アオジ

ビオトープでムクドリ、ヒヨドリがイボタノキの実を採餌している光景を見ることができた。

 ヒヨドリがイボタノキの実を採餌
結局、アオジ、シジュウカラ、ツグミ、ヒヨドリ、キジバト、ハシボソガラス、カイツブリ、
カンムリカイツブリ、バン、オオバン、コガモ、カルガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ゴイサギ、
アオサギなどが観察できた。

 バン

 オオバン

 オオバンの群れ

 ハシビロガモ

 キンクロハジロ

 ゴイサギ
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