吉川市役所の少し上流の中川対岸(右岸）にサギコロニー（中島の鷺山？）がある。中川の右岸なのでコロニーの位置は吉川市ではなく越谷市になっている。
堤防の改修等が近くで実施されており、このサギのコロニーがどうなるか心配しているが、今のところは無事のようだ。
4月26日久しぶりに短時間対岸から観察した。
ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギが観察できた。時間帯が悪いのか、まだ少し時期が早いのかサギ類が30羽程度しか確認できなかった。
サギコロニー全景
サギコロニー
サギ達は繁殖のための飾り羽が美しく、対岸からしばし、見つめていた。チュウサギの眼は赤い婚姻色をしているのが確認できた。
ダイサギ、コサギ
チュウサギ、ダイサギ
チュウサギ
ダイサギ
ゴイサギ
今日は、プロミナー（望遠鏡）を下すのが面倒臭く、手抜きをして双眼鏡とカメラのみで観察したので、今一つ細部の飾り羽の美しさが確認できなかった。
また、暫くしたら、アマサギやサギの子供を確認しに来よう。今度はプロミナーを使って。
池で鳥などを観察した帰りに中川と新方川の合流点にあるサギのコロニーに立ち寄った。
何時もは対岸から観察するのであるが、簡単に車を停められる場所が無いので、コロニーのある岸側から観察してみた。
こちら側からだと全体が見渡せる場所が無い。
近づいてみると、貼紙がしてあった。どうもここのサギコロニーの名称は「中島の鷺山」というらしい。
中島の鷺山の貼紙
チュウサギなど
なるほど地図で確認すると、地名は中島になっている。ここからではコロニー全体が良く見えないので、引返し、上流側に回ってみた。
川に近づくと、キジ2羽が突然足元から飛び立った。カメラのシャッターを切ったがまともな写真は撮れなかった。
キジが飛び立ち逃げる
更にやや上流の川岸からコロニーが見えるかと新方川の川岸に近づいた。近くにゴイサギの幼鳥が1羽おり、驚いて川に飛び込んだようだ。
暫く見ていると無事岸に上がり、藪の中に姿を消した。
ゴイサギ幼鳥が川に落ちる
ゴイサギ幼鳥
やはり、吉川市役所側の岸から見ないと全貌か見えないことが良くわかった。
垣間見たサギの雛はかなり大きくなっており、もうすぐ夏塒に移動するのだろう。
上流側の中川と新方川に挟まれた箇所では、先日まで土木工事をしており、堤防と堤防上の道路が造られており、柵があったので前回は立ち入れなかった。今回は、どうなっているか見に行かなかった。
だいぶ前からこのコロニーにサギ達が来ていた。
4月17日午後に近くを通った際にもサギの群れを確認している。
サギノコロニー4月17日
4月30日中川と新方川の合流点にあるサギのコロニーに出かけた。
サギのコロニー4月30日
対岸から観察するポイントには、キジ雄がいた。また、カワセミの鳴き声も聞こえたが、姿は確認できなかった。
キジ雄
コロニーにはダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギ、ゴイサギがいた。
婚姻色を呈し、飾り羽が目立つものが多い。
ダイサギ
ダイサギ
コサギ、チュウサギ
アマサギ
アオサギ
ゴイサギ
ダイサギなどが、盛んに近くの岸辺から巣材を折り取っては銜えて運んでいるが観察できた。
ダイサギが巣材を運んでいる
先日松伏町の田んぼでアマサギを見たことから、中川サギコロニー（集団営巣地）でも、アマサギが観察できるのではないかと訪れた。
今日はコロニーの対岸正面から観察をした。
中川サギコロニー
サギ類は30羽程度以上を確認した。もう採餌に出かけている個体も多いようだ。
コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アマサギ、アオサギ、ゴイサギが確認できた。
サギたちは繁殖期に入っているため、美しい飾り羽、目先の色が変化している個体や目が赤くなっている個体などが見られる。
アマサギは2羽、アオサギは5羽以上が確認できた。
アオサギ
ゴイサギ、アオサギほか
アオサギの巣
アマサギ
アマサギ、ゴイサギ、アオサギ
ダイサギ、ゴイサギ
チュウサギ、コサギ
チュウサギ
このほか、スズメ、ツバメ、カワラヒワ、カワセミなども確認できた。
ツバメ
カワラヒワ
4月29日に新方川との合流点近傍にある中川のサギコロニーの様子を見に行った。
今回はサギコロニーを横側の対岸から観察したので、コロニー全体は車窓からチラッと見ただった。
サギコロニー車窓から（正面）
サギコロニー側方から
まだ、サギの数は少ないが、コサギ、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギが営巣していた。これからもっと数が増加していくのだろう。
チュウサギ、アオサギ
コサギ
ダイサギ
ダイサギ
ダイサギ
ダイサギ営巣
チュウサギ
確認できたアオサギは１組で、観察中に交尾していた。
このほかスズメ、ムクドリ、セッカ、コゲラなどが確認できた。
岸には菜の花が咲き、モンシロチョウやベニシジミが見られた。
ベニシジミ
モンシロチョウ
