クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

草加市内の葛西用水 キタミソウ保護のための清掃活動

2015年11月29日 | キタミソウ
今日(11月29日)は朝8時から草加市内の葛西用水(青柳堰上流)で町内会の方々と埼玉県生態系保護協会
八潮・草加支部の会員でキタミソウが生育する葛西用水の清掃活動を行った。

私は7時半ごろ現地に到着し、しばし、キタミソウの観察を行った。

町内会の人々が集まり始めたので、急いで川から上がり、清掃のため胴長、ゴム手袋を装着し、万全を期した。
町内会の方と一緒にゴミを拾ったのだが、一緒に作業していた方はキタミソウを見たことが無いということだったので、
生育している場所で教えて差し上げた。
こんなに小さな植物とは思っていなかったようで、見られて喜んでおられた。
清掃中
ゴミ拾いは、人数が多かったので1時間20分位で終了した。自転車1台も川の中に捨てられていたようだ。
集積したゴミ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キタミソウ、今シーズンの見納め

2014年04月15日 | キタミソウ

4月14日越谷市内の葛西用水が見える橋を車で通過したのだが、まだ水路に水は張られていなかった。
そこで、葛西用水の越谷中央市民会館付近では、まだキタミソウが見られると思い、立ち寄った。

140412_2761 中央市民会館から葛西用水下流を見る

1404124120110 キタミソウの看板が立っている

140412_2878 中央市民会館を下流から見る

川には、まだ、コガモやヒドリガモの群れがいた。このほか、カルガモ、ムクドリ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ、コチドリ、ハシボソガラスなどが見られた。

140412_2646 コガモ

140412_2511 ヒドリガモ

140412_2590 カルガモ

140412_2810 アオサギ

140412_2564 コサギ

140412_2788 コチドリ

観察したキタミソウは、冬季に比べ小ぶりなものが多かったが、実を付けているものや花を咲かせているものなどが観察できた。

 

140412_2818 キタミソウ

1404124120126 左側が小ぶりなキタミソウ

140412_2718 小ぶりなキタミソウ

帰宅してから、葛西用水区域の通水開始時期についてインターネットで調べると、古利根堰は4月1日に堰閉鎖だが、瓦曽根堰は4月16日堰閉鎖となっており、中央市民会館裏の葛西用水では4月16日まで水が張られない予定と分かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星川のキタミソウ 2013年11月22日

2014年01月15日 | キタミソウ

今更であるが、昨年、さぼって書かなかった日記のページが何枚もある。
一つだけ、キタミソウ関係で書き忘れていたことを忘備録として日記のページに書いておくことにした。

 

昨年の11月22日に埼玉県行田市星川で行われたキタミソウ自生地現地研修会に参加した。
主催は星川の自然とキタミソウを守る会、行田ナチュラルネットワークによるものだった。この研修会には保全生態学や景観生態学の大学の先生が指導者として参加した。

 

午後1時30分からの開始だったが、昼前に現地に着くように出かけ、一人で馬見塚橋から斎条堰まで星川沿いを歩いてみた。

131122220024馬見塚にあるキタミソウ案内板、左手前には駐車場がある

131122_3137馬見塚橋

_3780

220095斎条堰

131122220081斎条堰とその上流

ここのキタミソウは1997年(平成9年)の環境ボランティア講座の自然観察会で発見されたようである。保護は星川河川改修計画と関連して進められているようで平成11年にキタミソウの調査が実施されている。

131122_3921

131122_3922

131122_3550

歩いて分かったのだが、越谷市近傍の河川と異なり、オオオナモミの繁茂が無いだけ恵まれているようだ。オオオナモミが用水の水位低下とともにキタミソウと競争するように発芽し、背が高くなるのでキタミソウの生育を阻害するようだ。

131122_3347キタミソウ

131122_3390

131122_3457

131122_3332_2

131122_3774

131122220009

途中、網猟でマガモを捕らえる場所らしい箇所があった。デコイのマガモが3羽河川中に設置されていた。

131122_3504マガモのデコイ

131122220062狩猟許可証の写しが掲示されている

河川の雰囲気は越谷のキタミソウが生育している場所と似ていた。

現地研修はフィールドと公民館で行われた。32名もの参加しがあり、そのうち行政の職員が12名いた。

1311223725研修でのキタミソウ観察状況

 観察できた鳥は、スズメ、ムクドリ、ホオオジロ、カワラヒワ、ジョウビタキ、キジバト、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオサギ、ニュウナイスズメなどだった。

131122_3497アオサギ

131122_3328セグロセキレイ

131122_3332ハクセキレイ

131122_3335モズ

131122_3150ニュウナイスズメ

131122_3146

昆虫はキタテハを確認した。植物はキタミソウの他、ガガイモの種子が印象に残っている。

131122_3429キタテハ

131122_3897ガガイモ の種

131122_3896

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

末田須賀堰のキタミソウ

2014年01月15日 | キタミソウ

何時も通り過ぎてしまう末田須賀堰であるが、キタミソウの生育が気になったので、伊佐沼からの帰りに立ち寄ってみた。

末田須賀堰は元荒川に造られている堰である。

1140345末田須賀堰ゲート

_6945末田須賀堰全景

1401141140283キタミソウ解説板

埼玉県生態系保護協会岩槻支部が行ったオオオナモミ除草の効果で、オオオナモミは、ほとんど見られなくなっていた。この場所を今年11月に見ていないので何とも言えないが、以前キタミソウが見られた右岸側の岸の上に、キタミソウと分かるようなものはほとんど見れれなかった。岸の面は水面から90㎝程度上であり、土壌が乾燥していた。

1401141140279堰上流の状況(右岸側)

90140114_6754岸は水面から90㎝以上の高さがある

140114_6746表面は乾燥している

140114_6953

140114_6968乾燥化が進む

この岸の中でも、小川及び溜まり水のある限られた範囲は、土壌が湿っており、キタミソウの生育が見られた。キタミソウは花が咲きているものと種子ができているものが見られた。

140114_7118キタミソウの花

1401147082キタミソウの花と種子

一箇所は、右岸側から小川が流れ込んでいる場所であり、その周辺3m程度にキタミソウが中程度見られた。小川の水面からは30㎝いない程度だった。

140114_6962小川の周辺にはキタミソウが見られる

30140114_6854

もう一箇所は、掘り込まれた小さな池のある場所であり、キタミソウがマット状に生育していた。この光景に感動した。

1401147006掘り込まれた池の中はマット状に繁茂

140114_6987マット状に繁茂するキタミソウ

鳥は、セグロセキレイ、ハクセキレイ、イソシギ、イカルチドリ、タヒバリ、アオジ、ヒヨドリなどが確認できた。

140114_6861_2イソシギ

1401146857_2セグロセキレイ

140114_6866_2タヒバリ

1401146873_2コガモ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古利根橋下流のキタミソウ

2014年01月14日 | キタミソウ

1月12日妻と二人で大落し古利根川を少し歩いた。妻は土手の上を歩き、私は河床の川岸をキタミソウを見ながら歩いた。

実は先日から古利根橋を通る度に橋梁の補修工事を行っているのを見たので、この橋の周辺がどのようになっているのか気になっていた。

140112_4955橋梁補修工事の看板

古利根橋の下流に重機を下すための仮設道路が砕石の盛土によって造られていた。

140112_4522古利根橋補修状況

140112_4565赤枠は法面に巻きだされた砕石

その場所から上下流に砕石が巻きだしてあり、仮設道路として使用されているのだ、工事に必要な範囲以上に砕石が撒きだされているような気がした。
この仮設道路の直ぐ脇にも僅かにキタミソウが生えていた。
工事にあたってキタミソウに配慮するような話を請負業者に役所はしているのだろうか?

この下流のキタミソウの生えている箇所を少しチェックした。ここから下流は、オオオナモミが川面からやや高い場所に繁茂していおり、キタミソウなどの生育を阻害しているようだ。

140112_4617キタミソウ

140112_4646

1401124670捨てられた空き缶の口に繁茂するキタミソウ

140112a4670

1401124634

1401121120176上側はオオオナモミが繁茂

途中で出会った犬を散歩している方と立ち話をした。ここでは、オオオナモミが繁茂し始めた数年前?からキタミソウも少なくなり、植物を採餌するカモ類も少なくなったとのことだった。

140112_4899散歩の人

1401124872茶色に見える部分はオオオナモミ繁茂箇所

気温が低く、少し歩いただけで、引返した。

観察できた鳥はツグミ、アオジ、オナガ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、イカルチドリ、セグロカモメ、チョウゲンボウ、アオサギ、ダイサギなどだった。

140112_6378イカルチドリ

140112_6384

1401124880ピラカンサとオナガ

140112_4826セグロカモメ

140112_4719チョウゲンボウ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする