元旦に大吉調節池を回ってから、古利根堰の上流の古利根川右岸のキタミソウ自生地を見に行った。
ここは秋にオオオナモミの除草を行った場所だ。様子を見に行ったのだが、自生地が水流によるのか雨によるのか凍結によるのか、生育地の表面が荒れているような感じを受けた。
また、キタミソウの生育に適した泥の多い場所が非常に限られているということも、オオオナモミが除草されているので良く分かるようになった。
また、泥質の場所は、車の轍があり、荒れている場所があり、轍の部分にはキタミソウが見られないようだった。このような車?の河川敷への立ち入りを規制しなければ、キタミソウの生育に影響を与えるのではないかと思った。
元旦11時半の気温は16.6℃で、キタミソウが生育している場所の地中数センチの温度は3.9℃だった。
鳥は、ヒドリガモ、ダイサギ、ハシボソガラス、ツグミ、ヒヨドリなどが見られた。
(ヒドリガモなどは川岸の草を食べるが、このような渡り鳥が北海道などの北方からキタミソウの種子を運んできたのだろうか?)
古利根堰公園では、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミなどが多く集まって採餌していた。
近づくと近くの高い木に飛び移った。