クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

定例観察 春が来ている

2022年04月20日 | 大吉調節池
最近ブログの更新をサボる癖がまた出てしまいました。
現在運用している、もう一つのブログは、某組織のブログなので、まだ、頻度高く更新しているのですが。
妻からもこちらのブログは最近チェックもしていないときつい言葉がありました。

さて、それでは、いつもの大吉調節池での定例観察を書くことにします。4月16日の観察記録です。
と言いつつも、まったく、写真を整理していないので、整理しながらの執筆となります。

いつの間にか、公園や調節池では桜がほぼ終わり。ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)が満開になっていました。
また、フジの花も咲き始めていました。
ハナミズキ
調節池の藤棚
フジの花

ケヤキの新しい葉が展開し始め、クスノキの古い葉が赤く変化し、落ちて、新しい葉と入れ替わろうとしています。
ケヤキの葉
ケヤキの冬芽と葉
クスノキの葉
ハナミズキの花を拡大して見ると、大きな花弁のように見えるものは総苞弁だということが良く分かります。
この写真では小さな花が13個集まっています。
ハナミズキの花拡大

樹木以外では、ニョイスミレ(ツボスミレ)、カワヂシャ?、ユウゲショウ、ハルジオンなどが咲き始めています。
ニョイスミレ
ニョイスミレ花
カワヂシャ?
ユウゲショウ花
カスマグサマも2週間くらい前から見られます。
カスマグサ

昆虫は、ベニシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キアゲハ、ナミテントウ、ナナホシテントウ、
コガタルリハムシなどが見られました。
ベニシジミ
モンシロチョウ
モンキチョウ
キアゲハ
ナミテントウ交尾
ナナホシテントウ幼虫
ナナホシテントウ蛹化
コガタルリハムシ幼虫
ホソヒラタアブ

鳥は、まだコガモ、オオバンなどが残っている一方で、ツバメやチュウサギが来ていました。
チュウサギは今シーズン始めてみました。
コガモ
オオバンとツバメ
チュウサギ
チュウサギ飛翔
シジュウカラ
ダイサギ
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2月26日モンキチョウを見る

2022年03月04日 | 大吉調節池
定例観察を大吉調節池で行った。春の息吹が感じられるような現象がいくつか見られた。

2月26日は晴れており、歩き初めの気温は14.8℃だった。
調節池に入る前に道端で、カラスノエンドウの花が咲いているのを今シーズン初めて見つけた。

カラスノエンドウ花

この他には、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなどの花が調節池周辺で見られた。

ヒメオドリコソウ花

越冬している昆虫も、気温が上昇した日には活動するようだ。
大吉調節池を歩いていると、黄色のチョウが飛翔しているのが見えた。
急いでシャッターをきると、何枚か飛翔しているモンキチョウが撮影できた。

モンキチョウ飛翔

そのうちに、草にとまったので、急いで、近づき、撮影した。

モンキチョウ

モズの「はやにえ」であるが、先週あった小魚1個、ミミズ1個、ケラ3個、幼虫1個などが無くなっており、
はやにえはケラが1個だけ残っている状態だった。

ケラのはやにえ

春が近づいており、花や昆虫の活動、モズのはやにえの消費が見られるようになったのだろう。

この日見られた鳥は、シジュウカラ、ムクドリ、ハクセキレイ、モズ、ツグミ、シロハラ、キジバト、
ハシブトガラス、カイツブリ、オオバン、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ雌、カワウ、
アオサギなどだった。
また、オオジュリンと思われる鳴き声も一瞬聞こえた。

ムクドリ

鈴なりのムクドリ

モズ雌

ツグミ

オオバン

マガモ

ヒドリガモ

オナガガモ、マガモ、ヒドリガモ

アオサギ
その他、オオカマキリの卵嚢などが見られた。

オオカマキリ卵嚢
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定例観察1月8日 モズに警告された

2022年01月08日 | 大吉調節池
大吉公園の駐車場から歩き出した9時頃の気温は3.3℃だった。
大吉公園には、まだ昨日の雪がまだ残っていた。

駐車場の近くのアキニレで種を採餌するカワラヒワが見られた。
カワラヒワ採餌
カワラヒワ飛翔
サザンカの垣根では、メジロ5羽が花に吸蜜にきていた。
メジロ吸蜜
また、ヒヨドリ1羽が花を採餌していた。
ヒヨドリ採餌
新方川に出ると北の日光方面の山々を遠くに見ることができた。
川の遥か上流にヒドリガモとカルガモがいるのが確認できた。

大吉調節池のエリアでは池の大半にまだ氷が張っており、カモ類はほとんど見られなった。

池の北の方に行くと、氷が解けている池面にオオバン、マガモ、カルガモ、コガモ、
カイツブリなどがいた。
オオバン
木にはカワウ2羽がとまっていた。
カワウ
その下の方の木の枝で、久しぶりにジョウビタキ雄を見た。
ジョウビタキ雄
北の湿地を歩くと、タシギ5羽が断続的に飛びったった。
ここで今シーズン初めて確認できたが、まともな写真は撮れなかった。
タシギ飛び立ち
タシギ
北の林の中でカワラヒワ、シジュウカラ、ウグイス、メジロ、シメ、モズ、ヒヨドリ、アカハラなどが
確認できたが、写真は撮れなかった。
池を回って戻る途中で、ハヤニエを探していると、ケラのはやにえを4個見つけた。
ケラはやにえ
ケラはやにえ
モズ雌が地上に降りて餌を探していたり、ハヤニエのある小さな木にとまったりしていた。
ヤナギの木の高さ3m位にモズ雌がとまっていたが、私が木の下を通っても、逃げず、キチキチキチと鳴いて
私を威嚇しているようだった。彼女の作ったはやにえに近づいて観察していたので、警告されたようだ。
モズ雌

モズの様子を撮影していると、オオタカ1羽が飛来して島の木にとまった。
よく見るともう1羽いた。
オオタカ
オオタカ2羽が絡みながら飛んでいるのをしばらく見ていた。つがいなのだろうか?
オオタカ飛翔

コメント (2)
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年の初めは大吉調節池から

2022年01月01日 | 大吉調節池
鳥初め?撮り初め?は、いつも大吉調節池からと決めている。
年末は、もっぱら資料作成と雑用で観察には出られなかったが、元旦の今日は、いつもの通り、
大吉調節池に観察に出かけた。

朝、駐車場に着くと、シジュウカラ、ムクドリ、ハクセキレイ、モズ、ヒヨドリ、キジバト、
ドバト、ハシブトガラス、カワウ(上空飛翔)などが確認でき、幸先が良いと感じた。
気温は8時40分で2.5℃だった。
シジュウカラ
大吉調節池に出ると、いつもは島の脇にいるコガモなどがまったく見られなかった。
おそらく、カモたちは猛禽類が出たのでどこかに逃げたのだろう。

しばらく歩くと、カワウが池の脇に止まっているのや、モズのメス、ヒヨドリ、キジバト、
ハシボソガラス、オオバンなどを見ることができた。
モズ
オオバン
池の北端、北側の湿地と林ではカワラヒワ、カワセミ、モズ、ムクドリ、ヒヨドリ、シロハラ、
キジバト、カイツブリ、オオバン、コガモ、マガモ、カワウ、アオサギなどが見られた。
モズ
カワセミ
カイツブリ
オオバン
コガモ
アオサギ
池には、薄い氷が部分的に見られた。

池の端をモズのはやにえを探しながら、戻っていると、オオタカらしい鳥が飛来して島の木に
とまったように見えた。
モズのはやにえ探しを中断して、戻って探すとオオタカ幼鳥が1羽とまっていた。
撮影しているとやはり、嫌がったのか、飛翔し、林の中に隠れた。
オオタカ
モズのはやにえは、小さなイモムシ1匹、ミミズ1匹、ケラ3匹、エビ1匹などを見つけた。
イモムシのはやにえ
ミミズのはやにえ
ケラのはやにえ
ケラのはやにえ
ケラのはやにえ
エビのはやにえ
新方川では、行きには見られなかったヒドリガモが17羽を確認できた。
ヒドリガモ
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ツバメを見た 12月18日定例観察

2021年12月18日 | 大吉調節池
今日12月18日定例観察に大吉調節池に行った。歩き出しの天気は晴、気温は4.8℃だった。
先週見られたトモエガモ、オシドリは見られなかった。
調節池のエリアでは、カワセミ1羽、カイツブリ6羽以上、オオバン40羽以上、バン1羽、コガモ約40 羽、カルガモ6羽以上、
マガモ13羽以上、ヒドリガモ2羽以上、カワウ2羽、アオサギ1羽などが観察できた。
カワセミ(ピンぼけ)
オオバン
バン
コガモ
マガモ
ヒドリガモ
アオサギ
また、上流へ飛翔するセグロカモメを見ることができた。
セグロカモメ
オオバンの群れが斜面で採餌していたのだが、ランナーの中学生位の女性が、オオバンのいる斜面をわざと駆け下り、オオバンを飛ばせた。
オオバンが逃げる
ツグミがやっと見られる場所に出てくるようになっていた。
ツグミ
ツグミ
モズはオスとメスを見ることができた。
モズ雌
モズ雄
モズのハヤニエ探しだが、ハヤニエかと先週疑っていたものは、やはりミミズのハヤニエのようだ。
ミミズのハヤニエ
今日は頭の無いケラもハヤニエになっているのを見つけた。
ケラのハヤニエ
ハヤニエを探している最中に、なんと、ツバメが飛翔しているのを見た。
そんな馬鹿な嘘だろうとつぶやいてしまった。証拠写真を撮らねばと夢中でシャッターをきったところ、何とか、ツバメと分かる写真は撮れた。
ツバメ
ツバメは2羽おり1分程度で飛び去った。
ツバメは、どこかで越冬するつもりなのだろうか?

チョウゲンボウが電線や電柱にとまったり、ホバリングしながら、獲物を探していた。
チョウゲンボウ

私のいる間に三度ほど草地に急降下し、昆虫を捕まえているらしかった。
帰って、画像を拡大すると、ケラを持っているシーンが確認できた。
ケラを捕らえたチョウゲンボウ
ケラは、モズにもチョウゲンボウにもカモにされているらしい。

今日観察できた鳥は、スズメ2羽以上、シジュウカラ2羽以上、カワラヒワ2羽以上、ハクセキレイ1羽、ツバメ、カワセミ、シメ1羽、
ジョウビタキC、、ウグイス2羽以上、ムクドリ40羽以上、モズ、ツグミ、シロハラC?、ヒヨドリ多数、キジバト、ドバト、
ハシボソガラス、ハシブトガラス、セグロカモメ、カワウ、アオサギ、カイツブリ、バン、オオバン、コガモ、カルガモ、マガモ、
ヒドリガモ、チョウゲンボウの29種だった。
シジュウカラ
シメ
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