クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

定例観察1月8日 モズに警告された

2022年01月08日 | 大吉調節池
大吉公園の駐車場から歩き出した9時頃の気温は3.3℃だった。
大吉公園には、まだ昨日の雪がまだ残っていた。

駐車場の近くのアキニレで種を採餌するカワラヒワが見られた。
カワラヒワ採餌
カワラヒワ飛翔
サザンカの垣根では、メジロ5羽が花に吸蜜にきていた。
メジロ吸蜜
また、ヒヨドリ1羽が花を採餌していた。
ヒヨドリ採餌
新方川に出ると北の日光方面の山々を遠くに見ることができた。
川の遥か上流にヒドリガモとカルガモがいるのが確認できた。

大吉調節池のエリアでは池の大半にまだ氷が張っており、カモ類はほとんど見られなった。

池の北の方に行くと、氷が解けている池面にオオバン、マガモ、カルガモ、コガモ、
カイツブリなどがいた。
オオバン
木にはカワウ2羽がとまっていた。
カワウ
その下の方の木の枝で、久しぶりにジョウビタキ雄を見た。
ジョウビタキ雄
北の湿地を歩くと、タシギ5羽が断続的に飛びったった。
ここで今シーズン初めて確認できたが、まともな写真は撮れなかった。
タシギ飛び立ち
タシギ
北の林の中でカワラヒワ、シジュウカラ、ウグイス、メジロ、シメ、モズ、ヒヨドリ、アカハラなどが
確認できたが、写真は撮れなかった。
池を回って戻る途中で、ハヤニエを探していると、ケラのはやにえを4個見つけた。
ケラはやにえ
ケラはやにえ
モズ雌が地上に降りて餌を探していたり、ハヤニエのある小さな木にとまったりしていた。
ヤナギの木の高さ3m位にモズ雌がとまっていたが、私が木の下を通っても、逃げず、キチキチキチと鳴いて
私を威嚇しているようだった。彼女の作ったはやにえに近づいて観察していたので、警告されたようだ。
モズ雌

モズの様子を撮影していると、オオタカ1羽が飛来して島の木にとまった。
よく見るともう1羽いた。
オオタカ
オオタカ2羽が絡みながら飛んでいるのをしばらく見ていた。つがいなのだろうか?
オオタカ飛翔


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2 コメント

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モズのハヤニエ  (もののはじめのiina)
2022-01-21 09:09:09
モズのハヤニエを観察できたとは、貴重な体験です。
それが雌であることを見分けるなんて、観察慣れしていますね。

モズっと長くその場にいたら、警告どころか襲われたかもしれませんね( ^ω^)・・・
返信する
コメントありがとうございます (クマゲラ)
2022-01-22 09:27:04
もののはじめのiinaさんへ
この個体は5か所くらいにはやにえをつくっています。ここではケラ(昆虫)のはやにえが一番多く、そのほか、ミミズ、イモムシ、エビなどを見ています。
はやにえをつくっているこの雌の個体を時々、ハヤニエのある木の場所にいるのを目撃するので、雌だと特定できました。以前あったエビのはやにえは、すぐにたべたようです。
雄については、はやにえをつくる理由が研究によって確かめられ、繁殖(春にメスにアピールするため食べて体力をつける?)のためという説が発表されています。
雌は、なんで、はやにえをつくるののか知りたいところです?
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