クニ舛田のパシフィックコーストライフ

古希を過ぎた海好きオジさんのいきいき生活!
人生を楽しむコツが絵日記を中心に!

あの東北を見てきた!

2011-10-21 10:39:51 | Weblog

ある関係者4名で震災の東北を訪れた。

仙台空港に着くなり度肝を抜かされた。空港のアーケードみたいな屋根部分が

ゆがんでいる。そこまで津波が押し寄せたらしい、高さ6m!

ここの空港は海まで数百mしかない。

私たちはその後、石巻市の女川(おながわ)地区や、気仙沼市

南三陸町を巡ってみた。どこもその傷跡がすごい。唖然とする。

ガレキの撤去などは順調にいってるなあと言いたいが、どだいこの物量には

いかんともしがたい。木屑、自動車などの金属類などは山のように積まれて

いるがその量に圧倒される。またこれからどうやってそれを処理するのだろうか?

道路や電気、電話、水道などのライフラインは復旧はしつつも、まだいろんな所で

工事中の姿が見える。

さあ、復旧復興といってもこれから先、もうこんなところには住めないのでは!

人が流され、家が流され、多くの方が犠牲になった、この恐怖と悲しさは

忘れることは出来ないであろう。

助かった方々は

こんな高台の仮設住宅に住まれているが、人の姿もあまりない。活気が

ないのは当然だろう。また、これから寒くて雪の季節となる。

大変だなあと思ってしまう。

 

今回、被災地を訪れて感じたことは、津波の怖さは当然だが

海岸ぶちにある僕らの町や我が家がいずれこうなるのでは・・と

近い将来といわれているが、とにかく、防災の意識をたえず持ち(かならず

人は時間とともに3・11のことを忘れてしまう) 

 少なくとも高台への避難所、防災基地の建設を急がなければと

思った次第だ。

 

 

コメント (5)
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